なぜ医師は副業をすべきか?
医師が副業をすべき理由は、勤務医の場合、給与所得よりも事業所得の方が税金が安くなるからです。同じ額を稼いだ場合、給与所得より事業所得の方が手取りが多くなります。
累進課税の日本では、稼げば稼ぐほど税金として取られるお金の割合が増えていきます。年収1000万円まではそれほど税金の重さを感じることはないかもしれません。しかし、年収が増えてくると、今より100万円多く稼いでも半分が税金として取られてしまうことになるのです。例えば、年収2100万円の人が年収2200万円になっても、手取りは50万円しか増えず、半分が税金として取られてしまいます。
しかし、副業などの事業所得であれば、青色申告特別控除65万円や経費を計上することで課税される収入を減らすことができます。結果として、税金がグッと安くなるのです。また、勤務医として働きながら副業をしている場合、勤務医としての給料分のみが社会保険料の計算対象となるため、副業の事業所得が増えても社会保険料は増えません。つまり、社会保険料が増えないので、事業所得の手取りは多くなります。このように、事業所得は効率よく手取り収入を増やすことができるのです。
医師は年収が高いので、普通に働いていれば給与所得が1500〜2000万円程度になります。ここからさらにバイトなどで給料を増やしても支払う税金が多くて割に合わなくなってくるのです。だから、医師という強みを活かした副業で稼いだ方が、効率よく手取り収入を増やすことができます。
では、医師のキャリアのいつから、どんな副業がおすすめなのでしょうか?
メルカリ・ヤフオクなどでの物販、アフィリエイト、note販売、youtuberなど全てで収益を得た経験がある私が勤務医におすすめの副業について紹介させていただきます。