お待たせしました!ようやく訴訟経験のある医師に取材をすることができました。
今回は訴訟というセンシティブな内容であることから、有料記事で限定公開するという条件で取材させていただきました。
限定公開であるため、訴訟の経緯や裁判の流れ、結果、考えられる原因、訴訟を回避するためにどうすればいいかなど深い内容の取材をさせていただけたかと思います。
訴訟という内容上、あまり多くの方に広まっては困ると考えており、本当に必要な方だけに見ていただきたいです。(このような事情がありますので申し訳ありませんが、マガジンにも追加はできません。)
リアルな知り合いの先生には、中々できないような質問をさせていただけたかと思います。
質問させていただいた内容は以下の19の質問です。
外科や内科、美容外科などの訴訟リスクの高い診療科へ進むことを考えている研修医や医学生の方にはかなり有益な情報かと思います。
質問内容
①訴訟に至った経緯を教えてください。(言える範囲で):
②裁判に至る流れはどんな感じでしたか?:
③裁判の結果はどうなりましたか?:
④訴訟に至った原因は何だと思いますか?:
⑤振り返ってみて、訴訟を防ぐために何かできたことはありますか?:
⑥どのように患者さんの家族と意思疎通していたら訴訟は避けられたと思いますか?:
⑦訴訟を経験して、学びや反省点などはありますか?:
⑧「○○が○○○してくれなかった」というのは、具体的にはどんな感じだったんでしょうか?:
⑨訴訟は時間や労力が膨大にかかり、かなりストレスがかかると思いますが、当事者としてどう感じましたか?:
10.裁判の準備では具体的にはどういうことをされたのでしょうか?エビデンスとなる論文を提示したりするのでしょうか?:
11.裁判所には何回行きましたか?裁判には合計どれくらい時間がとられた?:
12.裁判を経験後、臨床において訴訟を避けるために意識していることはありますか?:
13.○○○内の人間関係もうまくいってなかったというのは具体的にはどんな感じでしたか?:
14.医賠責保険は病院の保険と個人の保険のどちらを使いましたか?病院は協力してくれましたか?:
15.弁護士費用などは誰が払ったのでしょうか?:
16.医療に強い弁護士は限られると思いますが、弁護士はどうやって選びましたか?:
17.○○との信頼関係がなかったことで○○○○○が不十分になったことが訴訟に発展した可能性があるとういう解釈でよろしいでしょうか?:
18.訴状が届いた時の心境はどうでしたか?:
19.訴訟されると転科を考えたり、医師を辞めたいと思われる方がいると思うんですが、当時はそのような考えはでてきましたか?:
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個人的な感想
訴訟は、患者さん、医師、病院において、誰も得しないものなんだと思いました。
大変だとは思っていましたが、予想以上に労力がかかるということが伝わってきました。
医師であれば、すべての科で訴訟されるリスクはあるので、常日頃から訴訟にならないような診療を心がけていきたいと思いました。
今回、貴重な経験を共有していただいた先生方にはとても感謝しております。
現在、訴訟にあっていたり、あいそうな医師の方に、この情報が届けばいいなと思いました。