なんで私「ハル」がデリヘルを始めたか？
元デリヘル嬢『ハル』がデリヘルを始める至った経緯についてこれから語っていく。
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当時看護師の国家試験に受かった時点で私には２００万近く奨学金という借金があった。
幼少時代、祖父が家事、祖母は自営業の経営をしながら3人の孫を育てるという普通とは違う変わった家庭環境で私は育った。
両親とは私が3歳の時に絶縁状態となる。
理由はネグレクト。
私を育てる器と自信がなかったのか
3歳半のとある日
私を祖父母の家に置いて出ていったきり、これまでに両親にあったのは数回程度。
両親の顔はほぼ記憶から無くなり
- お漏らしして尻を叩かれていた
- 3歳の頃一人でお風呂に入っていた
- ボロい壊れかけた家を転々としていた
- 焼きそばUFOを3歳の頃頬張って食べていた
- 母は寝てゴロゴロしてばかりいた
- 手を繋いでお散歩した
ことぐらいの記憶しかない
3歳から祖父母に育てられ、
両親は産んでは人に頼み、育てる事が厳しかった
結局私を含む5人の兄弟のうち3人は祖父母の元、1人は施設、もう一人は祖父母の親戚の家に引き取られて育てられた。
私が小学校時代、祖母の一人息子である父はヤクザとの絡みで借金まみれであった。
祖母やヤクザから借りてはギャンブルに使い
使ってはまた借りてギャンブルに使ってしまうというループにはまってしまい、
借りた借金を返す事は到底できない状況であった。
よく祖父母の家にヤクザが脅しに来ては、
祖父と言い合いをしていた…。
怖くてよく兄や弟と一緒に逃げてブルブル震えながら早く帰れ、帰れと祈る恐怖感の中生活していたのを覚えている。
結局祖母が稼いだ貯金も父の借金返済で無くなってしまい、孫に対してこれ以上迷惑をかけられないと
祖母は命懸けで孫３人を守っていくため、一人息子の父と絶縁することを決意した。
返済でほぼ貯金を使い込んでいたため、孫への学費を払う余裕はなかった。
それを私も承知していたため、大学に行くことは諦め、でも看護師になることだけは諦めきれず、専門学校で奨学金を借りながら、資格を取ることを決意。
やる気出して勉学に励んでいたが、専門2年の時、私は初めての彼氏との遊びに夢中になって遊び呆けてしまった。
勉強に対して全くやる気がでなくなり、クラスで最下位になってしまうほど落ちこぼれてしまった。
このままだと国試に落ちると危機感を抱き、3年の夏にかけて、半年間、死ぬ気で寮生達と勉学に励みなんとか無事国家資格合格した。
この時点で借金は180万以上あった。
そして、看護師になって都会の街を歩いているときにスカウトを受けて
美顔器や美容化粧品をローンを組んで購入してしまった。
さらに、恥ずかしながら、かなり毛深かった私は脱毛したいという願望が芽生え、
医療レーザー脱毛でローンを組んでしまい、
５００万・・・
近く借金は膨れ上がっていた。
なんとか看護師の給料だけで、ローンの返済はできてた。
が、早く清算してしまいたいと焦ってしまった。
自分に何かあり、払えない状態になると祖母に迷惑をかけてしまう・・
これだと父の二の舞だ・・・
ローンを作ってしまった事を私は後悔をした
でも、もう時既に遅し・・・
作ってしまったローンは毎月必ず払わないといけない、、、
元金に加えて利息を上乗せされるからできるなら早く払ってしまった方がいい、、、
ローン作る前は全くそういう事は無知、、、
給料で払えるから大丈夫かな・・・
そんな甘い、軽い気持ちでローンの申請をしてしまった・・・
そして早く返したくなり、
毎日のように「在宅 稼げる 副業」
で検索しては商材を買い荒らしていた・・
後にこれが自分を地獄に落とす危険な行為であることを
その時の私は知る由もなかった。
ただ、ひたすら商材を買っては手を出し、長続きしない日々を送っていた。
ある時、インターネットバンキングがあれば馬券を買って稼げるという商材に出会った。
当たれば百万単位で利益が取れ、今ある５００万の借金が返済できると夢を見てある種、私は洗脳されていた。
一度１００万が当たり、欲を出した私はその利益で有料の馬券情報や馬券を買い漁った。
それが詐欺だと気づいた時には
私の全財産はゼロになっていた。
→→→後編へ続く
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