就活や転職活動で落ち続けて、心が折れそうになっていませんか?僕もまったく同じ経験をしてきました。というか、もっと酷いかもしれません。
この10年間で応募した数は約600社。正社員、業務委託、アルバイト、派遣――とにかくフルリモートや一部在宅勤務OKの求人を中心に応募してきました。でも結果は、ほぼ全部落ち。履歴書を送っても返事すら来ないことも珍しくありませんでした。
「自分は社会から必要とされていないのかもしれない」「どうせ応募しても無駄なんじゃないか」そんな気持ちに何度もなりました。
それでも僕は諦めませんでした。なぜか?シンプルに、このままじゃ生きていけなかったからです。無収入では生活できません。でも、小遣い程度でも“自力で稼ぐ力”があると、気持ちは全然違うんです。
副業や独学を積み重ねたことで、僕は無収入を避け、自分の人生をなんとか支え続けています。
この記事では、「600社落ちて分かったこと」+「独学スキルで得た成果」 をすべて共有します。もしあなたが就活(転職)や仕事探しで悩んでいるなら、僕の体験談がきっと何かのヒントになるはずです。
大量応募は分からなくなる
600社も応募していると一度に大量に応募することも多々あります。「どうせほとんど書類選考で落ちるなら10社20社一気に応募してしまえ」そう考えるようになったためです。
しかし、一度に大量に応募すると何が何だか分からなくなります。当たり前ですよね。
対策として僕がやったのは、Googleスプレッドシートで管理することです。応募日・社名・応募したサイト名とリンク・雇用形態・時給・仕事内容・勤務日数・場所・自分が思う優先度・その他メモなどを書き管理。これをすることで、一目で一発で分かるようになります。大量に応募した方が効率も良いはずなので参考にしてみてください。
600社落ちた体験談
僕が応募していたのは、フルリモートや一部在宅勤務が可能な仕事でした。正社員や業務委託、アルバイト、派遣など形態はバラバラ。なぜなら持病(腎臓の難病)があり、週5日のフル出社はどうしても無理だからです。600社も落ちた理由が何となくお分かり頂けたと思います。
中には採用されて働けたところもあります。しかし、「事業がうまく行かず契約更新ならず」「AIでできるようになったから契約更新ならず」「週5日シフト入れないから更新ならず」などの理由で半年~2年半ほどで離職。これが繰り返されました。今では職務経歴書が10社ほどになってしまい見栄えが悪いです。
20代後半のころはまだ通過することもありましたが、30歳を過ぎたあたりから一気に採用されなくなりました。応募しても落ち続け、30代半ばの今も全然採用されません。
最初の頃は履歴書に「持病で通院あり」「フル出社は不可」と正直に書いていました。でもその場合、書類通過率はほぼゼロ。まったく相手にされませんでした。試しに書かずに提出すると通過率はぐんと上がりましたが、面接で正直に話すとやはり落ちるんです。
過去に持病の再発で3年半の空白期間があります(その期間は勉強に当てていました)。そして、通院や治療でお休みしないといけないので、どうしても突っ込まれますし、話さざるを得ないのです。
ハローワークにも行きました。しかし、ハローワークの求人はブラックばかり。正直なところ、求人サイトを使った方が絶対に良いと感じました。僕の場合はたくさん求人サイトを使いました。大手は抑えておいて間違いありません。僕が使った転職サイトは、インディード・バイトル・求人ボックス・マイナビ転職・エンゲージ・mama works・転職Type・クラウドテック・dudaなどです。
求人を見ていると、ITスキルがあれば時給1500円以上の求人も結構あり、スキルを付ければ可能性は上がり、道もひらけると感じました。
しかし、うまくいかず600社分。積み上がるたびに、自分を否定されているようで本当にキツかったです。メールの「不採用通知」を開くだけで気持ちが沈み、PCに向かう手が止まることもありました。
それでも諦めなかった理由は、たったひとつ。「無収入だと生きていけないから」です。どんなに少額でも、就活を続けながら、「自分でお金を稼ぐ道」を探すしかありませんでした。
無収入の絶望から少しでも抜け出すには何か、現状を打破する必要があります。
ここから先は、僕が就活と同時並行で実際にやったことについて書いています。「何か少しでも変わりたい」と思う人は、現状を打破するヒントにしてください。