
結論:Rakuten Linkの通話品質は、①データ通信を安定させる ②アプリと端末の設定を見直す ③標準電話アプリと使い分ける、の3段構えでかなり改善できます。まめ研究員が18ヶ月かけて試してきた手順を、今日そのまま真似できる形にまとめました!
Rakuten Linkで話していて、『声がこもる』『ワンテンポ遅れる』『たまに途切れる』と感じたことはありませんか?楽天モバイルを2024年12月から18ヶ月使っているまめ研究員も、乗り換え直後はまったく同じ悩みを持っていました。ただ、Rakuten Linkの仕組みを理解して設定を整えたところ、東北の実家にいる母(70代)との月2〜3時間の長電話も問題ないレベルまで安定したんです。この記事では、通話品質が不安定になる理由と、今日からできる改善手順(全部やっても所要時間は15分ほど、準備物はスマホとWi-Fi環境の2点だけ)を、実体験ベースで解説します。読み終わる頃には、『どの場面でRakuten Linkを使い、どの場面で標準電話に切り替えるか』の判断基準が手に入るはずです。個別に質問できる窓口を記事の最後に載せています。
なぜRakuten Linkの通話は不安定になりやすいのか
Rakuten Linkの通話は、ドコモ・au・ソフトバンクの標準通話(VoLTE)とは仕組みが違います。VoLTEが音声専用の通信枠を確保してつなぐのに対して、Rakuten Linkはデータ通信の上に音声を乗せる、いわゆるIP電話方式です。国内通話を0円にできるのはこの仕組みのおかげなんですが、裏を返すと、音質はその瞬間のデータ通信の品質にそのまま左右されます。まめ研究員がiPhone 14 ProとPixel 7aの2台で試してきた体感だと、上り下りとも1Mbps程度の速度と、遅延(ping)が150ms以下で安定していれば、ほぼ普通の電話と変わりません。逆に、速度が数百kbpsまで落ちる建物の奥や、遅延が300msを超えるような混雑した回線だと、『声が遅れて届く』『ぷつぷつ途切れる』が起きやすくなります。つまり改善の方向性はシンプルで、音声を乗せているデータ通信を安定させること。ここが本記事の背骨になります。なお、通話先が固定電話でも他社スマホでも、Rakuten Linkからの国内発信が0円という点は変わりません(0570などの一部特番は対象外です)。

『Rakuten Linkだから音が悪い』というより、『そのときのデータ通信が苦しいから音が悪い』の方が実態に近いんです。ここを押さえておくと、対策の立て方が一気に見えてきますよ
今日からできる改善手順7つ(所要時間15分)
- Rakuten Linkアプリを最新版に更新する(App Store / Google Playで更新の有無を確認。所要2分ほど)
- iPhoneは「設定 → モバイル通信」でRakuten Linkのモバイルデータ通信がオンになっているか確認する(オフだとWi-Fi頼みになり、外出先で品質が落ちます)
- 途切れる場所では、Wi-Fiとモバイル回線のどちらが安定しているかを速度計測アプリで測り、弱い方を一時的にオフにする(回線が切り替わる瞬間の途切れ対策として効果が大きいです)
- 自宅のWi-Fiは2.4GHz帯ではなく5GHz帯につなぐ(電子レンジなどの干渉を受けにくく、まめ研究員宅ではこれで体感がはっきり変わりました)
- Bluetoothイヤホンを一度外して、端末のマイクとスピーカーで試す(古いイヤホン側が原因のケースが意外とあります)
- 端末を再起動する(まめ研究員のiPhone 14 Proでも、数週間再起動なしだと通話まわりの不調が出ることがありました)
- それでも厳しい場所では標準の電話アプリに切り替える(22円/30秒かかりますが、大事な電話は確実性を優先しましょう)
シーン別・Rakuten Linkと標準電話の使い分け
- 自宅(光回線のWi-Fiあり):Rakuten Linkで問題なし。まめ研究員は母との長電話をここで済ませて通話料0円です
- 屋外・移動中:電波が安定した場所ならOK。歩きながらの通話は途切れやすいので、大事な話は立ち止まってから
- 地下・ビルの奥まった場所:楽天回線が苦手な場面です。Wi-Fiを拾えるならWi-Fi経由に、難しければ場所を変えるか標準電話に
- 仕事の重要な電話・病院や店の予約:標準電話アプリを推奨。22円/30秒のコストは、確実につながるための保険料と割り切っています
- 昼12時台・夜21時台の繁華街:回線が混みやすい時間帯です。急ぎでなければ時間をずらすのもひとつの手です

全部をRakuten Linkで粘る必要はないんです。『0円で済ませる通話』と『多少払ってでも確実にしたい通話』を分けるだけで、ストレスがぐっと減ります。正直、乗り換え前はこの使い分け自体が面倒そうだと思っていたんですけど、半年もすると無意識にできるようになりました。ちなみに、まめ研究員の先月の通話料はこの使い分けで88円でした
ここに注意⚠️
- 標準の電話アプリから発信すると22円/30秒の通話料がかかります。かける前に、どちらのアプリで発信しているか確認する癖をつけてください
- こちらの設定を全部整えても改善しない場合は、相手側の電波状況が原因のこともあります
- 低電力モード(省電力モード)中はバックグラウンド通信が制限されて、着信の取りこぼしや品質低下につながることがあります
- iPhoneの場合、Rakuten Linkの着信はアプリの通知経由です。通知をオフにしていると着信そのものに気づけません
- 海外での利用は国内と仕様が異なります(iPhoneは海外での受信に制限があります)。渡航前に公式サイトで最新の仕様を確認してください

いちばんの落とし穴は、気づかないうちに標準電話アプリから発信して通話料が発生するパターンです。まめ研究員も乗り換え初月にやらかして、請求に132円だけ通話料が乗っていました。金額は小さくても気分は良くないので、発信前のアプリ確認だけは習慣にしてくださいね。ここまでで役に立ったと感じたら、拍手👏を1回もらえると励みになります
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📚 動画でも解説しています
楽天モバイルの電波や速度の実測検証は、YouTubeチャンネルでも発信しています。通話品質まわりの検証動画も順次追加していく予定です。
https://www.youtube.com/@RakuMobaResearch

次回は『Rakuten Linkの通話はデータをどれくらい使う?1時間話して何MBかを実測』を予定しています。この記事が参考になったら、拍手👏で教えてもらえると次の記事の優先度に反映できます。それでは、また次の研究レポートで!
