
結論:楽天モバイルの「Rakutenさいきょうプラン」なら、米州エリアの主要観光国のほとんどで、月2GBまで追加料金なしでデータ通信が使えます。米国・カナダ・メキシコ・ブラジルはいずれも対応エリアに含まれています。
こんにちは、まめ研究員です。今回は「楽天モバ」を米州(北米・中南米)への旅行で使いたい方向けに、対応国・通信品質・気をつけたい落とし穴を地域別にまとめました。出張でアメリカ西海岸へ行く方、ハワイで家族旅行を控えている方、ブラジルやメキシコへバックパック旅行に出る方まで、出発前に確認しておきたい情報をひとつにまとめています。読み終わるころには、現地で楽天モバだけで何ができて、何を補助手段で補うべきかが具体的にイメージできるようになります。米州は時差・電源プラグ・通信規格などで日本と異なる前提が多く、北米は概ね問題なく使える一方、中南米は国や都市によって体感が大きく変わるので、通信まわりは事前にチェックしておくのが安心です。とくに地図アプリ・配車アプリ・翻訳アプリは旅行中の必需品なので、これらが現地で快適に動くかどうかを軸に整理していきます。
米州エリアにおける楽天モバの基本仕様
楽天モバの海外ローミングは、Rakutenさいきょうプランの月額3,278円までの料金内に含まれています。米州を含む海外指定エリアでは、毎月2GBまでのデータ通信を追加料金なしで使え、2GBを超過した場合も最大128kbpsで通信そのものは続けられます。追加で1GBを購入したい場合は500円で容量チャージができ、滞在が長引いた際にも柔軟に対応できます。音声通話はRakuten Linkアプリ経由なら日本宛て・日本国内宛てに無料で発信でき、現地から日本の家族や仕事先に連絡するハードルは大幅に下がりました。一方で、Rakuten Linkを使わない通常電話の発信や、現地番号宛ての通話は1分あたり数百円単位の料金が発生する点には注意が必要です。SMSも、海外からの発信は1通あたりの料金がかかる前提で考えておきましょう。出発前にRakuten Linkのアップデートを済ませ、日本国内で1度発信テストをしておくと、現地でのトラブルを大きく減らせます。空港到着後にホテルのWi-Fiに接続したタイミングで、データローミングがオンになっているか確認するのも忘れずに行いたいポイントです。

ちなみに、2GBの目安は地図アプリ中心の使い方で約1週間〜10日分というイメージです。動画視聴やテザリングを多用する方は、ホテルのWi-Fiと併用するのが基本になります。
米州主要国の楽天モバ対応マップ
- アメリカ本土50州:対応/AT&TおよびT-Mobile網が中心で、都市部は4G LTEが安定
- ハワイ州:対応/ワイキキ・カイルア等の観光エリア、ホノルル国際空港周辺も電波は良好
- グアム・北マリアナ諸島(サイパン):対応/米領のため米国扱いで、ビーチリゾートでも概ね使える
- プエルトリコ・米領ヴァージン諸島:対応/米国の一部として扱われる
- カナダ全土:対応/Rogers・Bell系の網を利用し、バンクーバー・トロント・モントリオールは安定
- メキシコ:対応/Telcel・AT&T Mexico網でカンクン・メキシコシティ・ロスカボス等のリゾートも問題なし
- ブラジル:対応/Vivo・Claroで都市部は安定、サンパウロ・リオデジャネイロは概ね快適
中南米諸国での実利用ポイント
- アルゼンチン:ブエノスアイレス・メンドーサ等の都市部で安定。パタゴニア郊外は電波が弱い場合あり
- ペルー:リマ・クスコは概ね問題なし。マチュピチュ周辺・聖なる谷は途切れがち
- チリ:サンティアゴ・バルパライソ中心に対応。パタゴニア奥地・アタカマ砂漠は圏外多発
- コロンビア:ボゴタ・カルタヘナ・メデジンで対応。山間部・密林地帯は注意
- エクアドル・ボリビア:対応エリアだが地方では速度低下が起きやすい。ガラパゴスは特に弱い
- ベネズエラ・キューバ:原則対応外。出発前に楽天モバ公式の最新情報を必ず確認

ポイントは、対応国であっても都市部と郊外で体感速度が大きく違うこと。観光ルートが郊外中心になる場合は、現地SIMやポケットWi-Fiの併用も検討してくださいね。
ここに注意⚠️
- 2GB超過後は128kbpsに減速し、地図アプリも数十秒待たされることがあります
- Rakuten Linkを通さない通常発信は1分あたり高額になりやすいため、発信前のアプリ確認は必須
- iPhoneでSIMロックがかかった機種は、APN構成プロファイルやLink動作の確認が必要
- 国境地帯では隣国の回線を拾ってしまい、対象外として課金される事例があります
- 機内モードの解除や5G/4G切替の挙動は機種ごとに違うので、現地到着前に1度試す
- データローミング設定をオフにしたまま渡航すると、現地で全く通信できないため必ずオンに

特に「国境近くで隣国の回線を拾う」現象は、米国とメキシコの国境付近や南米国境地帯で実際に起きています。空港到着時に1度Wi-FiでLinkの動作確認をするのがおすすめです。
💬 個別の質問はLINEで
渡航先・滞在日数・使いたいアプリによって、楽天モバ単体で足りるか、現地SIMやレンタルWi-Fiを足すべきかは変わります。たとえば、米国本土1週間の出張で地図とメッセージ中心なら楽天モバ2GBで足りるケースが多いですが、ブラジル2週間のバックパックで動画通話を多用するなら現地SIMを併用したほうが快適です。家族で行くハワイ旅行のように、複数端末を1つの回線でテザリング運用したいケースでも、容量設計が変わってきます。個別のセッティング相談は、まめ研究員のLINEで無料で受け付けていますので、出発前に気軽にメッセージください。機種名・OS・渡航国・滞在日数を教えてもらえると、より具体的にお返事できます。


次回は「海外旅行先別の楽天モバ対応状況(欧州編)」を予定しています。フランス・ドイツ・イタリアなど人気エリアの実情をまとめますので、お楽しみに!
