
結論:株主優待SIMは「期限と容量の決まった無料のデータ枠」、通常の回線は「SPUや電話番号の土台になる本線」と分けて考えると整理しやすいです。メイン回線を優待SIMに置き換えるより、通常回線と並べて使う前提で組むのがまめ研究員のおすすめです。
楽天グループの株式を100株以上持っていて、株主優待でもらえる楽天モバイルの回線をどう使うか迷っている方に向けた解説です。あなたが今使っている電話番号、そのまま優待SIMに移せると思っていませんか? 実はここが一番勘違いが起きやすいところなんです。この記事では、優待SIMと通常の回線(Rakuten最強プラン)の違いを「SPU」「電話番号」「併用」の3つの軸で整理します。優待の細かい条件は年度ごとに見直される可能性があるので、公開情報で確認できる内容と、手元の優待案内で必ず確認してほしい点を分けて書いています。個別に質問できる窓口を記事の最後に載せています。
株主優待SIMはどんな位置づけの回線か
楽天グループは、12月末時点で100株以上を保有している株主を対象に、楽天モバイルの回線を月30GBまで・1年間無料で使える株主優待を実施してきました(過去の楽天グループ株主優待のご案内による)。受け取りはeSIMが前提で、優待案内に記載された専用ページから期限内に申し込む形です。
一方、通常の回線にあたるRakuten最強プランは、公式サイトの料金表で「3GBまで1,078円/3GB超〜20GBまで2,178円/20GB超は無制限で3,278円」(いずれも税込・月額)という、使った分だけの段階制になっています。
つまり、優待SIMは期間と容量に上限がある「もらえる枠」で、通常回線はお金を払って継続的に使う「契約」なんです。この性格の違いが、SPUの扱いや電話番号の扱いの違いにそのままつながってきます。

「無料なら通常回線はいらないのでは?」と考えがちですが、優待SIMは1年で期限が来ます。電話番号やSPUのように長く積み上がるものは、期限のない通常回線の側に置いておく方が安心です。
SPU・電話番号・料金で並べるとこう違う
- 料金:優待SIMは月30GBまで1年間0円/通常回線は月1,078円〜3,278円(税込、使用量で自動的に決まる)
- データ容量:優待SIMは月30GBが上限/通常回線は20GBを超えると上限なし(公式表記は「無制限」)
- SPU:通常回線はSPUの「楽天モバイル」特典(+4倍)の条件を満たす契約として案内されています。優待回線が対象に含まれるかは、SPUの対象条件ページに明記されているかで判断してください
- 電話番号:過去の案内では、優待回線は新しい番号で発行され、他社からの番号移行(MNP転入)には対応しない扱いでした/通常回線はMNPで今の番号を持ち込めます
- 通話料:通常回線はRakuten Link経由の国内通話が無料、標準の電話アプリからの発信は22円/30秒
- 期間:優待SIMは1年間の期限つき/通常回線は自分で解約するまで続く
- SIMの形:優待はeSIMでの受け取りが前提/通常回線は物理SIMとeSIMから選べる
併用するならどう組むか
- 通常回線を「電話番号とSPUの本線」、優待SIMを「データ通信用の副回線」として役割を分ける
- iPhoneなら、eSIMを2つ同時に使えるiPhone 13以降で、設定の「モバイルデータ通信」を優待SIM側に切り替える
- Androidなら、物理SIMとeSIMを同時に待ち受けできるデュアルSIM対応機種を使い、データ通信のSIMを優待側に指定する
- 優待SIMの30GBを超えそうな月だけ、データ通信を通常回線に戻す(通常回線は20GB超で無制限になるため)
- タブレットやモバイルルーターのデータ回線として優待SIMを使う方法もある(eSIM対応機種であること、利用規約の範囲内であることが前提)
数字で見てみます。前提は「月に20GBほどデータを使う1人」です。通常回線だけで使うと、3GB超〜20GBの段階で月2,178円になります。これをデータ通信はほぼ優待SIMに任せ、通常回線は電話と少しのデータだけにして3GB以内に収めると、通常回線は月1,078円。差は月1,100円で、優待期間の12か月だと13,200円の差になる計算です。もちろん、もともと3GB以内しか使わない方ならこの差は生まれないので、効果が大きいのは「データをそこそこ使う人」だと考えてください。

併用のカギは「通常回線のデータ使用量を3GB以内に抑えること」です。ただ、アプリの自動更新やOSアップデートが通常回線側で走ると、あっさり3GBを超えることもあります。データ通信のSIM指定は、一度設定画面で確認しておいてくださいね。
ここに注意⚠️
- 今の電話番号を優待回線に移す前提の計画は立てない。過去の案内ではMNP転入に対応しない扱いだったので、番号を残したいなら通常回線側で持つ
- 優待期間は1年。期間終了後に自動で終わるのか、有料プランに切り替わるのかは、その年度の案内で確認し、終了日をカレンダーに入れておく
- 優待の申し込みには期限がある。案内が届いたら、期限の日付を最初に確認する
- 同じ端末に楽天モバイルの回線を2つ入れる場合、Rakuten Linkでどちらの番号を使うのかを決めておく(無料通話の対象になる発信が変わるため)
- 基準日(12月末)時点で100株を下回ると、翌年度の優待は受け取れない。売却のタイミングには注意

まとめると、優待SIMは「番号を持たないデータ枠」として使い、番号とSPUは通常回線に置く。この分け方が一番トラブルが少ないです。条件は年度ごとに変わりうるので、最後は手元の優待案内が正解だと思ってください。ここまでで役に立ったと感じたら、拍手👏を1回もらえると励みになります。
💡 3つの申込ルート、どれが一番お得か
優待SIMとは別に、通常回線をこれから申し込む方もいると思います。楽天モバイルの申込ルートには「従業員紹介」「三木谷キャンペーン」「通常の紹介キャンペーン」があり、それぞれ還元の中身と適用条件が違うんです。しかも、すでに優待回線や別の楽天モバイル回線を持っている場合の「2回線目」や、過去に解約した方の「再契約」だと、対象になるかどうかの答えが変わることがあります。どのルートが自分に合うかは、下の解説記事で条件ごとに比較してまとめています。

申込前の個別の疑問は、プロフィール記載のLINEでも受け付けています。
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次回は、優待期間が終わる前にやっておきたい「回線の整理と切り替えの段取り」を取り上げる予定です。この記事が参考になったら、拍手👏で教えてもらえると次の記事の優先度に反映できます。
