
結論から言うと、『データ無制限』のプランでも、エリアや回線の種類によっては普通に速度制限がかかります。楽天モバイルの場合は「パートナーエリア」というキーワードがカギになるので、まずそこを一緒に確認していきましょう。
あなたは今契約しているプラン、データ容量の上限を正確に言えますか? まめ研究員は2024年12月に楽天モバイルへ乗り換えてから、気づけば18ヶ月ほど経ちました。契約から時間が経つと、案外プランの細かい条件を忘れてしまうものなんですよね。その間、『無制限のはずなのに動画が急に止まる』という相談を、この半年だけで3回受けています。今回は、なぜ『データ無制限』を掲げるプランで速度制限が起きるのか、どこを確認すればいいのかを、まめ研究員なりに整理してみます。個別に質問できる窓口は、記事の最後に載せていますので、気になる方はそちらもチェックしてみてください。
『無制限』のはずなのに遅くなる、よくある理由
楽天モバイルの『Rakuten最強プラン』は、データ利用量に応じて0〜3GBなら1,078円、3〜20GBなら2,178円、20GBを超えると3,278円(いずれも税込)という3段階の料金になっていて、20GBを超えた分は完全にデータ使い放題、速度制限は基本的にかかりません。ただし全国のすべてを自社回線でカバーしているわけではなく、電波が届きにくい場所は『パートナーエリア』としてau回線を借りる形で補完しています。このパートナーエリアには月5GBという上限があり、超えると送受信速度が最大1Mbpsまで制限されるんです。まめ研究員も2026年5月の連休中、東北の実家に帰省する途中、東北自動車道のサービスエリアでYouTubeの読み込みが急に遅くなったことがありました。最初は故障かと焦ったんですが、確認するとちょうどその月のパートナーエリア利用分が5GBを超えたタイミングだったんですね。話が逸れますが、この時期の高速道路のサービスエリアの駐車場、本当に混みますよね。

ちなみに、パートナーエリアかどうかは、楽天モバイル公式アプリ『Rakuten最強プラン』のホーム画面から確認できます。自宅や職場が普段からパートナーエリアなのか、それとも一部の場所だけなのかは、契約前に一度見ておくと安心ですね。
パートナーエリアかどうかを確認する手順
- 楽天モバイル公式アプリ「Rakuten最強プラン」を開く
- ホーム画面下部の「データ通信」タブをタップする
- 「エリア確認」または地図アイコンを選択する
- 現在地が「楽天回線エリア」か「パートナーエリア」かを確認する
- パートナーエリアの場合、当月のデータ利用量(上限5GB)の残量を見る
- 残量が少なくなってきたら、Wi-Fiに切り替えるか自社回線エリアへの移動を検討する
他社の『無制限』プランにも、実は同じような落とし穴がある
- ドコモの「ahamo」は月20GBまでの大容量プランで、使い切ると速度制限がかかります。もともと『無制限』を謳っていないので、今回の比較では少し違う枠に入ります
- auの「使い放題MAX 5G」は完全データ無制限をうたっていて、パートナーエリアのような上限はありません。ただし料金は7,000円台からと、楽天モバイルの最強プラン(3,278円)より高めの設定です
- ソフトバンクの「メリハリ無制限+」も完全データ無制限のプランですが、料金体系はやはり7,000円台からで、楽天モバイルより一段高い位置づけです
- 楽天モバイルの最強プランは、自社回線エリアなら3,278円で完全データ無制限、パートナーエリアだけ月5GBの上限がある、という少し特殊な構造になっています
- ソフトバンクやau、ドコモの無制限系プランでも、深夜や昼休みなど利用者が集中する時間帯には通信速度が落ちることがあると言われています。これは公式な速度制限ではなく、回線が混雑することによる現象です

率直に言うと、『無制限』という言葉だけでプランを比較するのは危険だと思っています。自社回線かパートナーエリアか、例外条件がどこにあるのかまでセットで見ないと、後で『あれ、思っていたのと違う』となりやすいんですね。以前はまめ研究員も『無制限なら無制限でしょ』くらいに思っていたんですが、実際に使い込んでみて、この考え方は甘かったなと感じています。
ここに注意⚠️
- パートナーエリアの月5GB上限は、テザリングの通信量も含めた合計です。動画視聴とテザリングを両方使うと、思ったより早く上限に近づきます
- 引っ越しや出張で普段と違う場所に行くと、自社回線エリアからパートナーエリアに切り替わっている場合があります
- 「Rakuten Link」経由の通信も、通常のアプリの通信も、データ利用量のカウント上は区別されず、すべて合算されます
- 速度制限がかかっている状態でも、Wi-Fi環境に切り替えれば普通の速度に戻ります
- 楽天モバイル公式アプリでは当月のパートナーエリア利用量をグラフで確認できるので、月の半分を過ぎたら一度チェックしておくと安心です

月初にアプリでパートナーエリアの残量をチェックする習慣をつけておくのが、いちばん確実だと思っています。5GBって数字だけ見ると多そうに感じますが、動画をよく見る人だと3日ほどで使い切ることもあるので、油断できません。
💬 個別の質問はLINEで(チートシートPDF配布中)
楽天モバイルの申込み前に気になる点があれば、まめ研究員のLINEでAIが24時間以内に即返信します(無料)。友だち追加をしていただくと、『楽天モバイル申込み時に見落としがちなポイントの確認チートシート』のPDFを即お届けします。LINEでのやり取りは記録が残るので、後から見返せるのも地味に便利だと感じています。内容は実体験18ヶ月ベースのもので、判断が分かれるような質問については、必要に応じてオーナーが個別に補足することもあります。


次回は、パートナーエリアと自社回線エリアの境目を実際に歩いて速度を測ってみた記録を書こうと思っています。この記事が参考になったら、いいねで教えてもらえると、次の記事の優先度に反映できます。
