ゼロリノベ　新しい概念による「家の買い方」「作り方」が評判のリノベーション

「大人を自由にする住まいを叶えていく」をコンセプトに事業を展開しているのが、「ゼロリノベ」です。「ゼロリノベ」は株式会社groove agentが2015年にスタートさせたリノベーションを含めた住まいの総合ブランド。「中古物件の弱みを、リノベーションで強みに変え、最大化」しています。ゼロリノベは「小さいリスクで家を買う方法」と題した無料のオンラインセミナーを開催しており、参加者からは「家の買い方」「家の作り方」についてを再考するきっかけになった、という声が寄せられているそうです。テレビなどでも取り上げられ、話題になっているゼロリノベの事業、オンラインセミナーなどについてご紹介します。

中古物件のメリットとデメリット

不動産価格の高騰化が進んでいます。不動産経済研究所（東京・新宿）の調べによると2023年１月から６月の東京23区における新築分譲マンションの平均価格は１億円を突破したということです。その背景にあると言われているのが、低金利、建築費の増加、そして円安です。そこで注目されているのが中古物件です。

中古物件も新築物件の高騰化に引っ張られて、高騰化が著しいものの、新築と比較してリーズナブルであること、ターミナル駅そばのような、近年の新築では難しくなった利便性の良さを享受できる好立地であること、さらには実際の物件を確認できるというメリットがあります。

しかし、メリットがあればデメリットもあります。一つは建物全体の老朽化です。古くなった共同設備や時代にマッチしないデザインなど。室内に目を向けると、自由が効かない間取りだったり、使いにくい造作家具だったり。このデメリットをリフォームで解消すれば、その住まいは魅力的なものになると言えるのではないでしょうか。

ゼロリノベで評判になっているのがそのリノベーション。コンセプトは「中古物件の弱みを、リノベーションで強みに変え、最大化する」というものです。

ゼロリノベが掲げる「ゼロ空間」という考え方

「ゼロリノベ」というコンセプトの原点にあるのは、都市生活を行う人が住む空間で、必要なものと不要なものを考え、不要なものをとにかくなくしていき、極限まで削ぎ落とした状態である「ゼロ空間」の創出です。そしてそこでカギとなるの「仕切り壁を存在させないこと」だと言います。

ゼロリノベではこの状態を次のように説明しています

内には仕切り壁は存在しない。最初の空間に仕切り壁を作らないことで、子供に部屋が必要になった時は家具・カーテンのインテリアコーディネートや簡易壁で空間を仕切り、子供が巣立てば撤去をするという「可変性」を持たせる。この手法によって、家族のライフステージにおいての人数変化に対応しやすくなる。出典：[ゼロリノベ]公式サイト

このことからわかるようにゼロリノベが「ゼロ空間」を創出することによって、「自由」を持つ家になるということです。「大人を自由にする住まい」の実現です。

ゼロリノベが自由にするものは？

「住まい」は人が人らしい生活をしていくために必要な建物です。人の生活は住まいで変わります。「ゼロリノベ」は空間的な自由だけでなく、生活の、ライフスタイルの自由の実現も目指していると言えるのではないでしょうか。

同社はオンライン無料セミナーを実施しています。その案内ページにおいて、家の買い方について次のような比喩を使って表現しています。

「すごく余白のある家の買いかたしませんか？」

この余白は空間的な余白もあるでしょうし、「ゼロリノベ」が実現するもう一つに自由、支払いに追われないことで実現する、余裕のある生活です。ゼロリノベのサイトでは次のように提案しています。

お願いです。ぎりぎりの予算で家を買わないでください。
余白がなければ、想定外が起きたときにリスク回避できなくなります。

それに旅行もしたいし、健康な暮らしも、趣味も、ファッションもしたい…人生を豊かにすることは他にもありますよね。でも、ぎりぎりの予算だと、どれも手放すことになります。

あなたの「大切なこと」を大切にできなくなってしまったら本末転倒です。なぜなら、家は目的ではなく、自由で幸せになるための「手段」なのですから。

しかし、ご安心ください。あなたの人生にはどれも必要で、きっと叶えられます。
出典：[ゼロリノベ]公式サイト

ゼロリノベは自由を「空間の自由」と「生活の自由」、双方の実現を目指しています。

ゼロリノベがリノベーションを行う物件の選定が評判に！

ゼロリノベの公式サイトには「100年住めるマンションの見分けかた」という項目がサイト訪問者から評判になっています。

リノベーションした人が100年間、そこに住み続けることは不可能です。しかし、物件を選定する際、「100年住めるくらいの」という考え方は間違っていないでしょう。ゼロりノベ公式サイトには次のように紹介しています。

「変えられる箇所」はお金で解決できます。「変えられない箇所」はお金では解決できません。マンションを選ぶとき、室内の設備や間取りなど「変えられる箇所」に惚れて購入を決断すると、”100年も耐えられない建物だった” ”修繕積立金が高額になった”…など、あとで悔むことになるので要注意です。出典：[ゼロリノベ]公式サイト

ゼロリノベのサイトではリノベーションで変えられる場所として、「室内（専有部分）」、変えられない場所として、「建物の構造（耐震性）」「コンクリートの状況（耐久性）」「住んでいる人（隣人）」「管理や修繕積立金の計画」「眺望や周辺環境」などとしています。

ゼロリノベを展開する株式会社groove agentは不動産会社、設計事務所、建設会社を事業としており、加えて代表取締役を務めている鰭沼悟氏は元銀行員であり、金融業界で活躍してきました。それぞれの事業観点からみて、顧客のニーズにマッチした物件を選定し、施工しているそうです。

ゼロリノベのリノベーションサービスは、デザイン性はあたりまえ。そのうえで、元銀行員のノウハウによる無理のない資金計画、長年の経験ある不動産専門家の目利きによる中古物件の選定、評価実績多数の設計施工チームによって生み出されます。出典：[ゼロリノベ]公式サイト

ゼロリノベの無料オンラインセミナーが評判に！

ゼロリノベはオンラインで無料セミナーを開催しています。このセミナーが評判になっており、テレビなどでも紹介されています。取り上げるテーマは次のようなものです。

ゼロリノベはセミナーを情報収集の一環に使ってもらいたいといいます。そこで次のように約束しています。

この条件であれば、参加しやすいのではないでしょうか。

まとめ

ゼロリノベのリノベーションは専門家からその設計・施工は高い評価を受けています。その結果、これまでに業界団体のリノベーション協議会が主催する「Renovation of the year」で部門最優秀賞を受賞してきています。ゼロリノベが評価されたのは建物の安全性調査や、未来の変化に対応する空間といったことからだそうです。ゼロリノベを事業展開する株式会社groove agentは中古物件の購入からリノベーション設計・施工までをワンストップで行っています。新築物件の価格は高騰し続けています。そうした中、多額のローンに縛られない、条件の良い中古物件のリノベーションは今後、ますます注目されるのではないでしょうか。

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