マッチングアプリで「家事はできますか?」と聞かれると、試されているように感じる男性がいます。反射的に「一通りできます」と答えたり、逆に「料理は苦手です」とだけ返したりすると、実際の暮らしが伝わりません。
この質問は、家事能力の採点だけではありません。相手は、共同生活になったときに負担を話し合えるか、自分のことを自分で管理しているかを知りたい場合があります。答えるときは、できる・できないの二択ではなく、「今していること」「頻度」「苦手な部分の対処」を一つずつ伝えます。
答える前に3分で作る家事メモ
スマートフォンのメモに、料理・洗濯・掃除・買い物・手続きの5項目を書きます。それぞれについて、直近7日間に自分でしたことを一つだけ記録してください。理想ではなく事実を書くのがポイントです。
例:料理=水曜と土曜に夕食を作った。洗濯=自分の衣類は2回洗った。掃除=日曜に浴室を掃除した。買い物=食材と日用品を購入した。手続き=電気代と保険を確認した。
実家暮らしでも一人暮らしでも、住居の形より実際の担当が答えになります。何もしていない項目があれば、できるふりをせず「今は家族に任せています」と認めます。そのうえで、共同生活を考えるなら何を覚える必要があるか決めます。
答え方1 すでに担当している家事がある
「料理は週2回、洗濯は自分の分を担当しています。掃除は週末に水回りをしています。得意というより、生活に必要なので続けています。」
担当と頻度が入ると、相手は日常を想像できます。「完璧」「何でもできる」と大きく言う必要はありません。家事は技術だけでなく、気づいた人だけに任せず相談できることも大切です。
答え方2 得意な家事と苦手な家事が分かれている
「洗濯と掃除は普段からしています。料理は簡単なものが中心で、献立を考えるのはまだ苦手です。必要ならレシピを見て作ります。」
苦手を言うだけで終わらず、普段どう補っているかを添えます。ただし「苦手だから相手に任せたい」と決めつけません。外食、作り置き、家電、家事代行などを使う場合も、費用と役割を二人で相談する前提にします。
答え方3 今まで家族に任せていた
「正直に言うと、実家では料理と掃除を家族に任せることが多かったです。今は自分の洗濯と週1回の夕食を担当し始めました。できていない部分もあるので、続けながら覚えます。」
始めたばかりなら、成長を保証する言葉より、今週実行した行動を話します。「結婚したらやる」「必要になればできる」だけでは、現時点の負担が見えません。小さくても継続している担当を持つほうが伝わりやすくなります。
相手にも同じ質問を返すとき
自分が答えたあと、「そちらは何が得意ですか?」だけで終えると、家事担当を探しているように聞こえる場合があります。「将来一緒に暮らすなら、家事はどんな分け方が安心ですか?」と、希望と話し合い方を聞きます。
相手が家事を得意でも、当然の担当にはしません。仕事時間、体調、通勤、得意不得意は変わります。「半分ずつ」という言葉だけで固定せず、作業量と頻度を見ながら調整する姿勢を示します。
送信前チェック
□「一通りできます」だけで終わっていない
□実際にしている家事と頻度を一つ言える
□できないことをできると偽っていない
□苦手な家事を相手に任せる前提にしていない
□実家の住所や家族の個人情報を書いていない
□相手の回答を採点したり責めたりしない
家事の質問への答えは、立派な自己PRである必要はありません。現状を正直に説明し、必要なことを話し合える人だと伝われば十分です。まずは直近7日間の事実を3分で書き出し、一つの担当と頻度から答えてください。
さらに詳しい手順・例文・チェックリスト
実家暮らしの伝え方、生活費、家族との境界線、将来の住まいまで整理したい方は、次の有料記事で7ステップと状況別例文をまとめています。

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