子どもへの性加害に対して保護者の不安の話

絵本作家おがさん 発達支援、心の在り方ブログ
「子どもへの性加害のニュースをきいて男性保育士の保育に不安を感じる」
「男性保育士、支援員にわが子に関わってもらいたくない」
性加害のニュースが流れた後、毎年こういうお声は定期的に聞こえます
最近だとこういうニュースが流れていますね

児童虐待の防止等に関する法律 にもあるように
第3条 児童に対する虐待の禁止
何人も、児童に対し、虐待をしてはならない
この「何人も」には保育士も当然含まれ、
暴力・性的行為・心理的虐待・ネグレクトなども禁止されています
当たり前のことなのです
保護者が不安を漏らす これも当たり前です 全くおかしいことではありません
ご家族がどんな手段をとってでも自分のお子さんの安全を守ろうとするのは自然なことなのです
不安があれば迷わず園や施設に相談しましょう
そうすることに意味があります
しっかり説明や対応する園や保育士が見極められるからです
寧ろしっかりやっている保育士ほどこういう保育士を許せないですし、保護者の不安をいかに取り除けるかを模索すると考えます
良い園は連絡帳や電話、懇談会など…あらゆる手段でこういった不安を解消するために動きます
ここでの見極めポイントは「親身になってコミュニケーションを取ろうとしてくれるか」だと私は思います
ご家族の不安に気づき、それを解消するために動いてくれるのか…
保育士はどんな人か
普段どのような対応をしているのか
配慮してほしいことはあるのか
ご家族の希望する対応が難しいこと時でも丁寧に説明してくれるか
など
ここが重要です
悪い園は「うちは大丈夫です」としか言いません
なぜ大丈夫か の説明がなされない一点張りの主張をするのです
そういうところは、正直私は信用できないと判断します
これは保育士だけの問題ではありません
あらゆる対人援助職に言えることなのです
保育士
幼稚園教諭
介護士
教員
などなど
性加害のニュースは目につく一方です
被害者の心に、関係者の心にも傷を残すこういった性加害を許してはいけないですし、それを防ぐためにはまず周囲の大人がアンテナを敏感にたてておくことが必要なのです
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