認知を歪める醜悪なアプリから逃れる

静かに生きるピポ

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今や誰もが使っているインスタグラムというアプリ。極論に聞こえるかもしれないが、あれは使えば使うほど不幸になっていくアプリだと思う。

この記事を読んでくれた人には最低でも利用時間50%ダウン、できれば完全に離れてほしいくらいだ。

なぜインスタグラムは不幸を加速させるのか

あのアプリは基本的に自分の良いところ、とりわけ特に自分のいいところを載せるアプリである。

「こんな素晴らしい生活をしてるんですよォ自分はぁ」

言ってしまえば色んな人の最大値を見続ける羽目になる、ということでもある。

もちろん中にはしょうもない投稿、どうでもいい投稿もあると思う。

そんな投稿を見た時にあなたはどう思うのか考えて見てほしい。

「こいつくだらない行動してるな。こいつの人生しょぼいんじゃねえのか?」

みたいにならないだろうか。

こう考えると、上を見て羨み、下を見て蔑む、という人間の醜い部分をどんどん成長させてしまうアプリなのである。

インスタ最大の弊害

最大の弊害は、「インスタの投稿ありきで生きてしまう」というところである。

ストーリーズに載せるために写真や動画を撮る。

コメントを貰うためにふざけた行為をする。

ウケ狙いで変な投稿に走る・・・

もちろんこれは誰でもやりがちなことで、僕にもやってた時代はある。確かにコメントが来ると嬉しかったり、リールの再生回数が伸びたときは一時的に嬉しかった。

だがそれだけである。

一時的に嬉しいだけで、生活がなにか変わるわけではないのである。

もちろんそれが収入や集客に繋がる人もいるのかもしれないが、そういう人はユーザーの上位1%にも満たない人なんじゃないかと思う。

もちろんインスタのデータ(インサイト)を元に色々工夫する、というのは大事だという意見もわかる。発信側に立つ人にとってはそれも大事だ。

だが、なんとなくインスタを見て、なんとなく投稿をして、それありきの思考や発想になっている人があまりにも多いのでそれはどうかと思っている。

インスタは半分ほどフィクションで、リアルではない

美容業界にいるからわかることでもあるが、流れてくるツヤツヤの美髪は渾身の仕上げと完璧な角度のもとに成り立っているフィクションである。だがあれに憧れ、あれになれると信じてオーダーが来る。フィクションなのだから、当然あの通りになんてならない。結果的にオーダーした側もされた側も不幸になるのだ。

「思い通りにしてもらえなかった」

「あんな風になんてなるわけないのに」

個人的には生成AIに近いぐらいリアリティがないと思っている。

フィクションをリアルと勘違いし続けた人たちの末路

結果的に何が起こったか。

全体のバランスを取れない人が増えたと思う。

スッキリ素敵なショートスタイルを見続けたおばさんは、自分の髪質から目を背け、太った自分の身体、短い首、悪い姿勢を無視してスタイルをオーダーし続ける。結果的に同じようなスタイルになるわけがない。

自分の身長や周りから見たときのメタ視点を無視して髪を伸ばし続けた人もいる。

正直言うと不気味だ。

スマートフォンの中の画面では素敵に見えるロングヘアも、リアルで見たらただの不気味なホラー映画・・・なんてことは十二分に起こりえるのだ。

今一度見直したい「メタ視点」

自分を客観的に見つめる能力は重要である。

無駄な悩みも消えるし、調子に乗りすぎることもない。

寒くてイタい行為が防げるなら、この能力は常に意識して磨いておいた方がいいと思う。

まだTIKTOKのほうがマシである。

あと、比較されがちなティックトックですが、

あれは完全にTIKTOK用として撮られて投稿されているものが多く、インスタグラムほどのキラキラ感がない。完全に番宣ありきのバラエティ番組のノリです。

「低俗」と評されることもあるが、まだ広告だと割り切ってる感があるので潔さがあります。

インスタグラムの醜悪性は、本質的には広告でしかないものをいかにもそうでないように見せている点なのです。

おしゃれで素敵な映画を見に行ったら、ブランドロゴがやたらと強調されていたり、俳優の自己アピールばかり見せられているような、そんな世界観。どんなに隠しても背後にある「承認欲求」を隠しきれないのです。

【まとめ】スマートフォンから距離を取れば撮るほど幸福度が上がる?

研究したわけでもないし、データを取ったわけでもありませんが、スマホやアプリの使用時間、使用頻度が上がれば上がるほど人類の幸福度は下がる気がします。

ですが、普及してしまったものはもうどうしようもありません。

いかに距離を取って付き合うか。定期的にサブスク的に襲いかかってくる「承認欲求」とどう戦うか。

究極的には自分で自分を認めてあげる、というのが重要になってくるのですが、果たしてそれができるのは一体どれほどの割合になるんでしょうね。


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