パン屋と書きましたが小規模小売店なら応用がききます。
人の話を聞いてると、「少し考えればわかるはずの当たり前のこと」を高いコンサル料金を払ってアドバイスをもらってる人が多い感じがします。
それ、収支マイナスですよ…
気付いてしまえばシンプルなんですけどね。
必須なのは
- 自分で価格設定ができること
- 価格を高めにする覚悟
- 固定費を下げる工夫
この3つくらいでしょうか。
突然ですが質問です
1個300円のパンを33個売り切って9900円
1個100円のパンを99個売り切って9900円
どちらが商売として有利でしょうか?
まあ、これが答えといえば答えなんですが、詳しく解説していきます。
(わかりやすい数字にしましたが、実際の製造効率や仕込み時間を考えると一日33個というのはやや少なめなので、実際はもう少し多いと思います)
製造販売の手間
当然ながら同じくらいのサイズ、クオリティであれば33個のほうが簡単です。かかる時間が短い。この時点で少数販売は有利ですね。
単純に単価が3倍なので、同じ売上を目指すなら3分の1の販売数で達成できます。
在庫が余るリスクと時間効率性
99個のパンは毎日売り切れるものなのでしょうか?
まあ、それなりの人気店なら売り切れもあるでしょうが、始めたばかりだとしたら?
理想は毎日完売することですよね。
完売すれば店を閉めることができます。結果営業時間は短くなり、自由な時間が増えます。これを新しい商品開発の時間に充てたり、プロモーション活動の時間に充てたりするとどんどんビジネスは成長していきます。
100個作って完売しなければどうなるか?
廃棄して食品ロスが起こります。
売り切るまでは閉められないので拘束時間が発生します。
売り切るための時間を使って疲弊し、プロモーションや商品開発に時間はかけられません。
次の日も99個作るために仕込みもしなければいけません。
時間や手間がかかり、余裕がなくなっていきます。
のしかかる固定費
商売には当然ながら波があります。調子がいい時も悪い時もある。
調子が悪い時に重くのしかかるのが固定費です。安易な立地やこだわりで固定費が高くなりすぎるとビジネスの存続そのものが危うくなる可能性は高いです。
