外部AIへ個人情報を送らず、列名や日付が揃わない単一表をExcel内で整える無料テンプレート
この無料テンプレートは、1つの表を1回ずつ整理するためのExcelファイルです。
ここでいう「表記がバラバラなExcel」とは、1つの表の中で、列名、日付、金額、ステータス、空欄などの書き方が揃っていない状態を指します。複数ファイルを自動で統合するツールではありません。
たとえば、日付が「2026/8/5」と「2026-08-05」で混在していたり、金額が「¥8,750」「¥8,750」「8,750」のように入力されていたり、未取得の空欄と入力された0が混ざっていたりする場合があります。こうした単一表を、元データを残したままExcel内で確認・整理するために「AI Excel Data Cleanup Starter v0.2」を作成しました。
名前にAIとありますが、このファイルが外部AIを呼び出して処理するわけではありません。マクロ、VBA、外部API、外部接続、Power Query、外部リンクは使わず、Excel 365の数式と設定だけで動作します。個人情報や機密情報を外部AIへ貼り付ける運用も推奨しません。
無料Excelでできること
元の列を、SourceRowID、Date、Description、Status、Amount、Category、Owner、SourceFileの標準8列へ対応付けます。そのうえで、余分な空白の整理、日付表示の統一、金額の数値化、ステータス表記の統一を行います。
必須項目の空欄、日付として読めない値、金額として読めない値、SourceRowIDの重複候補、必須列の未割当・重複設定は、ISSUESシートとCOLUMN_MAPの設定チェックで確認できます。
SourceRowIDが空欄でも、そのRAW行のほかのセルに値があれば行は消えません。Descriptionなどの内容を保持したまま「必須空欄:SourceRowID」と表示します。また、未取得の空欄と、文字列または数値で入力された0を区別します。
最初から2,000データ行すべてに数式、テーブル、書式を設定しています。利用者による数式の追加作業は不要です。空行はCLEAN_LIST、ISSUES、EXPORTで不要な0を表示せず、見た目上も空欄になります。
使い方
最初に「00_README」を開き、赤枠の注意事項と色分けを確認してください。黄色は入力欄、緑は設定欄、青は数式・出力欄です。青色のセルは上書きしません。
次に「01_RAW_INPUT」の黄色い範囲へ、整理したい単一表を値として貼り付けます。元の数式や外部リンクを持ち込まないよう、値の貼り付けを推奨します。
「02_COLUMN_MAP」では、元の列名を標準8列へ対応付けます。SourceRowIDとDescriptionは必須で、それぞれ1回だけ割り当てます。右側の「必須マッピング検証」が「OK」であることを確認してください。「未使用の元列数」と「必須標準列の設定エラー」は別々に表示されます。
「03_CLEAN_LIST」で整理結果を確認し、「04_ISSUES」で修正が必要な行を確認します。問題を直した後、「05_EXPORT」をCSV保存やほかのシステムへの受け渡しに利用できます。
ブックには、実在する社員、会社、顧客、給与、健康情報を含まない合成サンプル100行が入っています。最初は合成サンプルのまま動作を確認し、内容を理解してから、バックアップ済みのデータへ置き換えてください。
利用前の注意
Microsoft Excel 365を利用してください。Google Sheetsでは、Excelテーブル、入力規則、条件付き書式、計算結果、印刷・表示設定などの完全互換を保証できないため、利用を推奨しません。Google Driveから取得する場合も、スプレッドシートへ変換せず、.xlsxのままダウンロードしてExcelで開いてください。
個人情報、顧客情報、社員情報、健康情報、認証情報、営業秘密などを外部AIや許可されていない第三者サービスへ貼り付けないでください。本ファイル自体は外部通信を行いませんが、利用者による手動送信や保存先の設定まで制御するものではありません。
利用前には元ファイルのバックアップを作成し、整理後の値を元データと照合してください。本テンプレートは、正確性、完全性、法令適合、工数削減、精度向上、売上その他の成果を保証しません。最終的な確認と判断は利用者が行ってください。
無料版・今後の有料版候補・法人向け候補の違い
今回の無料版は、1つの表を1回ずつ整理するための入口です。複数ファイルの自動統合、Power Queryの導入手順、障害時の復旧手順、運用チェックリストは含みません。
今後の有料版候補では、複数表への対応、Power Queryによる統合手順、失敗時の戻し方、合成練習データ、導入・受入チェックリストをまとめる構想があります。現時点では未発売で、購入URLや販売ページはありません。
複数部署の定期処理、権限分離、監査ログ、社内保存制約、個別ルール、ローカル自動化は、今後の法人向け候補として検討する領域です。こちらも現時点では未発売で、申込リンクはありません。
無料Excelをダウンロード
この記事に添付されている「AI_Excel_Data_Cleanup_Starter_v0.2.xlsx」をダウンロードしてください。
ダウンロード後は、最初に00_READMEを開き、合成サンプルのまま操作してください。本記事の主CTAは、添付した無料Excelのダウンロード1件のみです。外部の購入ページやアフィリエイトリンクはありません。
