「また続かなかった」

新しいことを始めるたびに、
そうやって落ち込んで
いませんか?

早起き。

勉強。

副業。

SNS発信。

ダイエット。

最初の数日は、
かなりやる気がある。

「今度こそ変わるぞ」

と思って始めるのに、
気づいたら
やらなくなっている。

そして最後は、

「やっぱり自分は意志が弱い」

「何をやっても
続かない人間なんだ」

と、自分を責めてしまう。

でも私は、
続かないことを
すぐに性格の問題にする必要はないと
思っています。

なぜなら、
続かない人には、
続かなくなる理由があるからです。

逆に言えば、
その理由さえ分かれば、
今まで三日坊主だった人でも、
少しずつ続けられるようになります。

必要なのは、
根性を鍛えることでも、
毎朝5時に起きることでもありません。

「なぜ自分は続かないのか」

そこを一度、
冷静に分解してみることです。

今回は、
続かない原因を3つに分けて
お話しします。

読み終わるころには、

「私でも続けられるかも」

と思えるはずです。

続かないのは、あなたの意志が弱いからではありません

何かを続けられないと、
私たちはすぐに
自分の内面を疑います。

「怠け者だから」

「根性がないから」

「本気じゃないから」

そんな言葉で、
自分を片づけてしまうんですね。

でも、
少し考えてみてください。

歯磨きは、
ほとんど毎日できますよね。

スマホを見ることも、
忘れない人が多いと思います。

好きなドラマなら、
何話でも見られる。

友達との約束なら、
予定表に入れて忘れない。

つまり、
あなたは何も続けられない人では
ありません。

続くものと、
続かないものがあるだけです。

ここは、
かなり大事な違いです。

もし本当に
「意志が弱い人だから続かない」
のであれば、
何一つ継続できないはずです。

でも実際には違います。

自然にできることもあれば、
なぜか毎回しんどくなることもある。

この違いを生んでいるものを
見つければいいんです。

「三日坊主」を性格のせいにすると、ずっと苦しくなる

一番避けてほしいのが、
続かなかった経験を使って、
自分自身を評価することです。

たとえば、
英語の勉強が1週間で止まった。

すると、

「英語学習の方法が
合っていなかったのかもしれない」

ではなく、

「私は継続力がない」

と考えてしまう。

SNS投稿が止まった。

すると、

「毎日投稿という方法が
合わなかったのかもしれない」

ではなく、

「私は何をやってもダメ」

と考えてしまう。

でもこれ、
少し飛躍しています。

一つの方法が
続かなかったことと、
あなたという人間に
継続力がないことは、
まったく別の話です。

料理を作って
失敗したからといって、

「私は一生料理が
できない人間です」

とは普通思いませんよね。

火が強かった。

材料が足りなかった。

手順を間違えた。

原因を見つけて、
次はそこを直します。

継続も同じです。

自分を責めるより先に、

「どこで止まったんだろう?」

と考えてみる。

これだけで、
かなり見え方が変わります。

継続できない問題は、3つに分解できる

私が考える、
続かなくなる大きな理由は3つです。

・1つ目:最初から大きくやりすぎる。

・2つ目:頑張らないと続かない仕組みにしている。

・3つ目:そもそも自分に合わない方法を選んでいる。

この3つです。

どれか一つだけ
当てはまる人もいれば、
全部当てはまっている人も
いると思います。

順番に見ていきましょう。

続かない人が無意識にやっている3つのこと

原因1:最初から「ちゃんとやろう」としすぎる

何かを始めるとき、
真面目な人ほど
最初から完成形を目指します。

筋トレを始めるなら、

「毎日30分やろう」

本を読むなら、

「1日50ページ読もう」

SNSを始めるなら、

「毎日1投稿しよう」

副業なら、

「仕事が終わったあと
2時間は作業しよう」

最初はやる気があるので、
できてしまうんです。

問題は、
やる気が普通に戻ったあとです。

残業した日。

体調が悪い日。

家のことでバタバタした日。

何もしたくない日。

そんな日にも、
最初に決めた高い基準を
守ろうとしてしまう。

すると、

「今日はできない」

となります。

一度できない日が出る。

次の日もできない。

3日空く。

そして、

「もういいや」

となる。

これがよくある流れです。

つまり、
続かなかった原因は
意志の弱さではなく、
開始時点の設定が
大きすぎただけかもしれません。

継続するときに大切なのは、

「頑張ればできる量」

ではありません。

「頑張れない日でもできる量」

です。

たとえば読書なら、
毎日30分ではなく、
1ページでもOKにする。

発信なら、
毎日完成した投稿を書くのではなく、
思いついたことを
メモに1行残すだけでもいい。

運動なら、
30分走るのではなく、
スクワットを3回だけやる。

「そんなので意味あるの?」

と思うかもしれません。

あります。

最初の目的は、
成果を最大化することではなく、
行動との接点を
切らさないことだからです。

0と1は、
かなり違います。

1回でもやれば、

「今日もやった」

という感覚が残ります。

この感覚が、
次の日につながります。

原因2:頑張らないと回らない仕組みを作っている

次に多いのが、
毎回、
意志の力を使わないと
行動できない状態です。

たとえば、
夜になってから、

「さて、今日は何をしよう」

と考える。

ここから、
やることを決めて、
必要なものを準備して、
場所を片づけて、
ようやくスタートする。

これ、
かなり面倒です。

人間は、
行動そのものだけでなく、
行動するまでの準備でも
エネルギーを使います。

そのため、
始めるまでに判断が多いほど、
動きにくくなります。

逆に言えば、
続けたいことは、
始めるまでの摩擦を
減らしてあげればいいんです。

勉強したいなら、
机の上に教材を出しておく。

朝に作業したいなら、
前日の夜に
パソコンを開いておく。

運動したいなら、
ウェアを目に入る場所に置く。

SNSを書きたいなら、
投稿ネタを考える時間と
投稿を書く時間を分けておく。

小さなことですが、
こういう工夫が効きます。

「やるぞ」

と毎回気合を入れなくても、
気づいたら始められる状態。

この状態を作ったほうが、
圧倒的にラクです。

継続が得意な人は、
毎日ものすごい精神力で
自分と戦っているわけではありません。

戦わなくても動きやすい形を
作っていることが多いんです。

ここを知らないまま、

「もっと自分に厳しくしなきゃ」

と考えると、
どんどん疲れてしまいます。

続けるために必要なのは、
自分を追い込む仕組みではありません。

自分が動きやすくなる仕組みです。

原因3:そもそも自分に合わない方法を選んでいる

そして、
意外と見落とされるのがこれです。

そもそも、
その続け方が
自分に合っていない。

世の中には、
いろいろな継続法があります。

「朝活をしよう」

「毎日同じ時間にやろう」

「仲間を作ろう」

「宣言して逃げ道をなくそう」

「習慣化するまで21日続けよう」

どれも、
合う人には効果があります。

でも、
全員に合うわけではありません。

一人で集中するほうが
気楽な人もいます。

誰かと約束したほうが
動ける人もいます。

毎日少しずつ進めるのが
得意な人もいれば、
集中できる日に
一気に進めるほうが
向いている人もいます。

朝に強い人もいれば、
夜になると
集中力が上がる人もいます。

それなのに、

「成功している人が
朝4時に起きているから」

という理由だけで、
自分も朝活を始める。

毎朝眠くてつらい。

仕事中もぼんやりする。

数日でやめる。

そして、

「私は続かない」

と落ち込む。

でも本当は、
朝活が合わなかっただけ
かもしれません。

ここを混同すると、
どんな方法を試しても
自分責めに戻ってきます。

誰かにとっての正解が、
あなたにとっても
正解とは限りません。

継続で大切なのは、
「正しい方法」を探すことより、

「自分が繰り返せる方法」を
見つけることです。

続けたいなら「根性」ではなく「続く設計」を作る

ここまで読んで、
少し気持ちが軽くなった方も
いるかもしれません。

続かなかったことには、
理由があります。

だから、

「もっと頑張れる自分になろう」

とする前に、
続けやすい形に
変えてみてください。

まずは「やめないサイズ」まで小さくする

今、
続けたいことを一つだけ
思い浮かべてみてください。

そして、
今決めている目標を
思い切って小さくします。

「毎日1時間勉強する」

なら、

「教材を5分開く」

でもいい。

「毎日SNS投稿する」

なら、

「ネタを1個メモする」

でもいい。

「週4回運動する」

なら、

「外に出て5分歩く」

でもいい。

ポイントは、

「これなら忙しい日でもできそう」

と思えるところまで
小さくすることです。

簡単すぎて、
少し物足りないくらいで構いません。

継続の初期に必要なのは、
負荷ではなく、
成功体験です。

できた。

今日もできた。

またできた。

これが積み重なると、
少しずつ、

「私は続けられる」

という感覚ができます。

そのあとに、
量を増やせばいいんです。

最初から100点を取りにいかず、
まずは提出する。

そんな感覚で十分です。

自分がラクに動ける条件を知る

そしてもう一つ、
ぜひ試してほしいことがあります。

何かがうまく続いた日に、

「今日はなぜできたんだろう?」

と考えてみてください。

時間帯がよかった。

一人だった。

締め切りがあった。

人と約束していた。

場所を変えた。

音楽を流していた。

事前にやることが決まっていた。

気分が乗るまで待った。

こうした条件を
簡単にメモしてみます。

逆に、
できなかった日も同じです。

疲れていた。

やることが曖昧だった。

人目が気になった。

時間を決めすぎて苦しかった。

完璧にやろうとしていた。

続ける方法を探すとき、
一般論だけを見るのではなく、
自分のデータを見る。

これが大切です。

あなた自身が、
これまでどういう環境なら動けて、
どういう状況になると
止まりやすかったのか。

そこには、
かなりヒントがあります。

続けられる自分を作るより、続けられる場所を選ぶ

私たちはつい、
自分を変えようとします。

もっとストイックに。

もっと規則正しく。

もっと行動的に。

もっと強く。

でも、
自分を変えないと
続けられない方法は、
かなり疲れます。

最初のうちはできても、
長く続けるほど
苦しくなっていきます。

だから私は、

「どうすれば自分を矯正できるか」

よりも、

「どうすれば今の自分でも
自然に動けるか」

を考えてほしいと思っています。

ここが変わると、
継続の見え方も変わります。

続けることは、
毎日同じことを
完璧にやることではありません。

止まったとしても、
また戻ってこられればいい。

1日休んでもいい。

3日空いてもいい。

少し小さくして、
また始めればいい。

それでも十分、
「続いている」の範囲です。

一度止まっただけで、

「全部終わった」

と考えなくていいんです。

継続とは、
一度も止まらないことではなく、
何度でも戻ってこられること。

そう考えると、
かなりラクになると思います。

「続かない」は、自分を知るきっかけになる

もし今まで、
何かが続かなかったたびに
自分を責めてきたなら、
これからは少しだけ、
見方を変えてみてください。

「私はダメだ」

ではなく、

「このやり方は
私には合わなかったのかもしれない」

と考える。

それだけで、
次に試せることが生まれます。

続かない原因は、
才能不足でも、
根性不足でもなく、
やり方と自分の間に
ズレがあるだけかもしれません。

そして、
この「自分に合う形」を知ることは、
習慣だけの話ではありません。

仕事でも、

副業でも、

発信でも

何かを形にして
収入につなげていくときにも、
かなり重要になります。

同じ方法でも、
やりやすい人と、
ものすごく消耗する人がいます。

だからこそ、
誰かの成功法則を
そのままコピーするだけではなく、

「自分ならどう進めると
無理がないだろう?」

と考えることが大切です。

私自身も、
自分の特性を知り、
それに合わせて
行動や仕事の形を考えることを
大事にしています。

もし、

「自分に合う進み方を
もう少し具体的に知りたい」

「強みを仕事や収入に
どうつなげればいいのか分からない」

という方は、
こちらの記事も
参考にしてみてください。

自分の特性を起点に、
仕事や商品の作り方、
発信の進め方まで考えたい方に向けて
まとめています。

興味がある方だけ、
続けて読んでみてください。

最後に。

これまで続かなかったことが
いくつあったとしても、
次も続かないとは限りません。

始めるサイズを小さくする。

頑張らなくても動ける状態を作る。

自分に合わない方法を手放す。

まずは、
この3つのどれか一つだけでも
試してみてください。

「続けられる人になる」

と気合を入れなくても大丈夫です。

自分が続けやすい形を、
少しずつ見つけていけばいい。

続かないことは、
あなたの欠点ではありません。

「この方法じゃないよ」

と教えてくれている
サインなのかもしれません。

次に何かを始めるときは、

「どれだけ頑張れるか」

ではなく、

「どうすれば無理なく
戻ってこられるか」

から考えてみてください。

そこから、
今までとは違う継続が始まります。


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この記事のライター

サム

◪仕事・働き方・人生の迷いを言語化 ◪頑張るほど空回りする原因を解説 ◪自己理解を行動につなげる考え方を発信 ◪自分を知り、人生を前向きに進めたい人へ ◪数秘を活用し、人生を動かす

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