この隠された『独白』が、いつかふたりの居場所に、流れ着くことを願う。
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君のテリトリーの中に入った時、鼓動が聴こえた。
鼓動は輝くように動き、早くなっていった。
一番接近した時、真っ白な火花が散った。
<”11”>
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※記事末尾に《 特典公開記事 》
『”繰り返して繰り返す”』ー君に伝え続ける理由ー
アップロードしました。
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◇Article Creation Policy_2022/5/14 | Tips
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”自分の中にある”ものを知り、世界が変わる。
”自分の中にある”ものを知れば、たぶん世界が輝く。
『現実』に向き合うことで答えが分かる。
その時出せなかった答えは、きっと時間を越えて見つけられる。
幻ではなく現実にこそ、世界を開く答えが待っている。
街路樹が白く花咲くある季節に、俺は、想像もしない出逢いを経験した。自分が究極的に惹かれる相手との出会いだった。『魂の対』という存在。それが”君”だった。
一緒に居られた頃には、君の行動と声音から、細部にわたって何を考えているか理解できた。君の繊細さが好きだったし、心配でもあった。だからなのか? 君はいま公の場で一切を語らない。
誰かを好きだという思いが高じた時には、相手の意思が見えなくなる。たとえば何度拒絶の意思表示をしても、全て<愛の表現>として受け止め続ける人もいる。これが一人歩きしたツインレイ概念の実体でもある。
概念は、常に真実と乖離する。それほど”魂の恋”は、現実離れしている。だから俺はいま記事に『鍵』を掛けている。俺が経験した不可解な現象について記しているため、望まない人や、メンタルに不調がある人たちに、無用なバイアスを与えたくないからだ。
メインのプラットフォームを変えたのも、それが理由のひとつでもある。全てにそうとは言えないけれど、”ツインレイ”という言葉は氾濫し、多様な解釈がなされている。それについては正直どうでもいいことだけど、どんな関係性であれ、人を好きになる気持ちに歯止めがかからなくなることは、永劫不滅のテーマだと思う。だから俺は、一個人の視点であることを前提に、破壊されるような愛し方よりも、心を生かす愛し方を記そうと考えた。
俺がこうして記事を書くのは、ナンパ目的でも集客のためでもない。だから誰かのブログやメールを直接読むことはないし、Web上でのマーケティングやプロモーションなどの広告的活動も一切しない。俺がなぜ記すのかといえば、それは、ただ”本気で好きになった人がいた”からだ。ある年の初夏、これ以上はないというほど、たったひとりの人を好きになった。時間がたち、逢えない日々が続いても、その人のことが心から離れず、奇妙な現象が次々に起こった。
引き裂かれるように離れ、二年ほど経った頃、自分が経験した不可思議な恋愛について記録し表現することにした。というより記さなければならないような、半強制的ともいえる奇妙なきっかけがあった。仕事以外で何かを書いた経験は全くなかったのに、いろんな力を借りていつの間にかそうしていた。
誰かをあり得ないくらい好きになったらーー? 人は感情の罠にはまる。欲しいと思う相手は、肉体的欲求を満たすための「物体」じゃなく、人間としての心がある。相手の意思を尊重できなければ、現実には、相手の心はますます離れていく。
幻に呑まれてしまったら、苔むした森で幻想に閉じこめられ、時を重ねていってしまうだろう。その人のために用意されている、『現実』という名の世界の輝きから、目を背けたまま。
一体、そんな事態に陥らないためには、どうすればいいのか? あくまでも俺の主観に過ぎないけれど、どうして相手を追う側になり、さらに追い掛け続けたくなったのか、その理由と感情について、記事内に記している。
人生は、現実での出逢いでこそ育まれていく。世界に面と向かい、自分を変えたときに、本当の豊かさが訪れる。自分が”自分”らしくいるためには、どうすればいいのか。少しでも人生を良くするために《変わりたい》と願う気持ちも、人間の本質が持つ切実性だと俺は思う。
たったひとりの魂の『対』と出逢うことは、楽園の世界とは違い、いかに危険で不可逆的なものなのか、俺は自分の心を通して知った。相手が好きすぎて、どうにもならなくなる。そんな状況は、まるで深海に落ちていく感覚に似ている。時に人生を危うくさせ、