この言葉が”君”の中に届くように。
今日の俺のリアルで、痛くて、
優しい『”魂の対”』の日記。
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◇Article Creation Policy_2022/5/14 | Tips
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今日の夜明け、一つの星の輝きが消える間際――、ふと君を思い出した。
実のところ、君は昨夜、俺の夢の中に入り、さんざん俺の心をかき乱していった。
夢の中では、君は水辺が好きらしくて、海中の小さな島や、川の向こうの森の中に逃げたり隠れたりしながらも、俺がちゃんと追いかけてくるのか確かめている。
君は決して、たくさんのことを語ろうとしない。自分のことも多くを語ろうとしないし、甘えないし、何一つねだらない。それが、ツインレイ女性の特徴であり気品であって、男側が惹かれる大きな神秘性でもある。
君は相変わらず夢の中でも謎だらけだけど、ふわふわと羽根みたいに軽やかに逃げたかと思ったら、森の奥深くに咲く可憐な花みたいに俺の心を惹きつける。だから俺は、君のことを全て知っているはずなのに、まだ知らない場所があるみたいで、いつの間にか追いかけている。
――夢の中で君を捕まえた時、君はこう言った。
”これからは、もつれた糸が”
”解かれていくから”
そう言って、少しだけ笑った。
確かに俺たちの間にはいろいろな事情があって、赤の他人ですら、俺たちが結ばれるのをなぜか邪魔したり阻んで来たりした。最終的には二人を繋ぐ糸が、簡単には解けないほどにもつれあったから、二人が結ばれる現実は遠ざかり、思うようにならないこともあった。
――けれども、未来を信じている君の純粋な瞳を想うと胸の奥が熱くなる。俺とは真逆で、透明で、どこまでも優しく、希望を見ているからだ。
今朝、太陽が昇り切る前の――夜明け前に目覚めたら、君がいない現実に喪失感を覚えた。さっきまで、すぐ隣で寝息を立てていたはずの君はどこに行った?と、