誰にも気づかれないように、するべきだった。
どうしても隠す事が出来なかった。
感情を止められる方法があったなら、
きっともっと普通の日々を、
生きられただろう。
君と出逢ってから、爆発的に自分の望みが変化して、
君と離れてから誰かを好きになる本当の理由を、知った。
俺には、
君に伝えなければならない事があった。
ばらばらのピースに散らばった、君への伝言。
伝えるべき言葉を集めて記すたびに、
少しずつ、
君と繋がる。

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◇Article Creation Policy_2022/5/14 | Tips
☩
" Breaks‐My‐Soul 版” <第2章>
3章構成
(※コンテンツは全て単体で読了可能です)
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誰かの事が、
頭から離れない時、
自分が知らなかった世界の美しさを痛みとともに知る。
誰かへの想いで、
心が一杯になる時、
気付けなかった、愛する事の痛みを理解する。
不可解な現象ばかりが起きたあの頃の、
俺と同じ経験をした人は身近に居なくて、
遠い沖にいるような、
不思議な恐怖すら感じた。
俺が本当に愛しているのは君だけだった。
なのに、
結ばれることは簡単じゃなかった。
だから考えたこともなかったことを考え、
心から人を愛する意味について、
常に問いかけられた。
俺は、
君の心を騒がせたくなかったから、
ずっと黙っていたけれど、
いつも君に関する、
真の望みについて、語ることを許されなかった。
多分、君も同じで、
それは俺たちが、
”魂の対”だからだろう。
俺がいくら、
君の感情が分かっているとはいえ、
やっぱり君の口から、言葉ではっきりと聞きたかった。
もう一度、逢えることがあるならば、
今度こそは言ってほしい。
俺にだけ分かる場所で。
けれど今はまだ、