“2024年3月11日 更新”
こんにちは、私が皆さんに是非お勧めしたい、満足度100%以上だった「伊勢神宮のバスツアー」をご紹介したいと思います。
旅行好きが高じて、こんなサイトを作ってしまいましたよ(笑)!!
伊勢神宮ってどんなところ?
まずは今回のバスツアーの目玉である、「伊勢神宮」のあらましを紹介します。
お伊勢さんの名前で親しまれている伊勢神宮は、三重県伊勢市にある神社です。
二つの正宮があり、一般に皇大神宮が祀られているのを内宮(ないくう)、豊受大神宮が祀られているのを外宮(げくう)と呼びます。
内宮と外宮は離れているため(バスで10分ほど、歩いたら50分くらいはかかります。)、観光時は内宮のみ参拝される方が多いですが、本来はまず外宮を参拝してから内宮に参拝するのが正しいとされています。
内宮の近くには、門前町の町並みを再現した観光地であるおかげ横丁があります。
運営は伊勢名物赤福餅を生産・販売する株式会社赤福の子会社である有限会社伊勢福が行っているのは、意外と知られていない情報ではないでしょうか。
おかげ横丁の敷地面積は約2700坪あり、各種の出店や食べ物屋さんが立ち並びます。
赤福の本店がある他、伊勢名物である伊勢うどんの店もたくさんあります。
歯ごたえが柔らかくて食べやすい伊勢うどんはどなたでも美味しく頂くことができ、休日の人気店には観光客の列ができるほどです。
お土産屋や特産物を扱う店もたくさん立ち並んでおり、伊勢神宮参拝後に訪れる観光客で活気があふれる通りになっています。
江戸時代の伊勢神宮

今の時代はバスツアーを利用して簡単に行けるようになった伊勢神宮ですが、江戸時代は、およそ六十年周期で、とりわけ数百万の人が伊勢神宮=お伊勢さんに群参する、「お陰参り」という現象が出現しました。
この年を、「おかげ年」といいます。
この時代の旅はもちろん徒歩。
江戸から片道十五日、大阪からでも五日。
今みたいにバスツアーで伊勢神宮まで簡単に・・・・というわけにはいきません。
街道が整備されつつあったとはいっても、なかなかの難行でありました。
「一生に一度は、お伊勢参り」・・・・・・。
伊勢神宮への旅は、ワクワク、ドキドキの、庶民たちにとっては憧れの旅だったことでしょう。
また、おかげ参りは「抜け参り」とも呼ばれました。
子が親に、奉公人が主人に無断で、こっそり抜け出しても、「お伊勢さんへの参拝なら、まぁ、おとがめなし!」と、伊勢神宮へ行くことを許されたのでした。
庶民の勝手な移動が厳しく制限されたこの時代。
それでも、伊勢神宮の参拝ならフリーパス。
通行手形の取得も、スムーズにいったといいます。
彼らが伊勢に着いて、お世話を受けるのは「御師」と呼ばれる、神職たちです。
御師らは普段から各地へ行き、人々にお伊勢参りのご利益を説き、伊勢歴などを配って歩きました。
だから、人々が伊勢神宮に行けば、そこには顔馴染みの御師がいるわけです。
御師は宿屋も営んでいたので、はるばるやってきた人々を停めては大いにもてなし、伊勢観光のガイド役も買って出ました。
「お伊勢講」の代表でやって来た人が、「お土産は何にするべかなぁ」と呟けば、ファッションや新品種の作物なども教えたことでしょう。
伊勢神宮にはるばるやって来て、お伊勢さんへの参宮を済ませると、寄り道宜しく足を延ばし、京や大阪見物を楽しむ者もいました。
バスツアーだと行程が決まっているので、ちょっと寄り道ができないのは残念なところです。
江戸時代の庶民といえば、年中、お代官様に虐げられてるようなイメージがあるのではないでしょうか。
でも、実は案外チャッカリしていて、人生を楽しむことに貪欲だったといいます。
そういえば、『東海道中膝栗毛』の弥次さんと喜多さんも、出立の目的はお伊勢参りでありました。
この「二人連れのなまけもの」、いよいよ「宮川や神に幾縁をむすばんとすくへる水のかげのしらゆふ」と、宮川を渡って伊勢に入ってからも騒動を重ねました。
が、ようやく「内外のみやめぐりせばや」と、内宮に一歩踏み入れれば、弥次・喜多ともに、「自然と感涙肝に銘じて、ありがたさやに、まじめとなりて、しやれもなく、むだもいはねば」と神妙であります。
人間、やはり場の判断、区別が肝心です。
日本を日本たらしめている伊勢神宮の大神様の御前では、心おだやかにお参りしたいですね。
参宮後は、「ありがたさ」に感謝しつつ、多少のハメ外しも許さるのではないでしょうか。
「伊勢に行きたい伊勢路が見たい せめて一生に一度でも」(伊勢音頭)。
当時の人たちは、けじめもしっかりしていたようですね。
バスツアーで行く伊勢神宮「パワースポット」の魅力
伊勢神宮は、日本人であれば誰しもが、一度は訪れたい観光スポットであることは、間違いないところでしょう。
皇室の皆さんが特別の行事等で参拝されるところでもあり、それだけでも有難いところということが分かりますが、重要な意味を持つところでもあります。
拝観させていただくということからすると、時間はたくさんあった方がいいですが、欲張らなければ半日もあればいいので、伊勢神宮に行くならバスツアーがおすすめです。
もちろん、東京からとなると、留まっていられる時間に制限がありますし、九州からでも同じことですから、名古屋とか大阪からなら、伊勢神宮日帰りバスツアーがいいということです。
それよりも遠隔の地からであれば、やはり少なくても一泊する方がいいでしょう。
昔はバスツアーがなく、パック旅行の関係もあって、内宮(ないくう)だけを訪れる観光客が多かったようですが、やはり訪れる限りは、外宮(げくう)も参拝したいものです。
それぞれの良さはもちろんですが、これら全体にそれぞれのパワースポットがあるという具合で、ゆっくりと回っても、楽しめますし、歴史の荘厳さを、身体直に感じることができます。
伊勢神宮の外宮では、真新しい神殿が金色に輝くのを拝見でききますし、その他のお社も、見るからに重みがあり、それぞれの謂れを確かめると、思わず足が止まります。
鳥居を通るときに、皆さんが帽子を取り、頭を下げる風習に従うのも、うなずけるというものです。
そして、天照皇大神宮をお祀りする内宮ですが、宇治橋を渡り、左右に五十鈴川を眺めていくと、やがて鬱蒼とした樹木に囲まれた別世界が広がります。
深遠という表現がぴったりですが、神苑といっても良い感じがします。
それぞれのお社に思わず手を合わせずにいられません。
自分たちの心が洗われ、俗世のけがれを落としていただき、感謝したくなる場所と時間に恵まれます。
伊勢神宮でのお参りを済ませれば、今度はバスツアーで一番の楽しみが待っています。
俗世間に舞い戻る感じですが、お参りの後ですので、頭を切り替え、人生を楽しむことに没頭すれば、神様もきっとお許しくださるでしょう。
おかげ横丁という名所がすぐ横から続いています。

名物の伊勢うどんを頬張るのもいいでしょう。
昔のお伊勢参りの旅人への、エネルギー補給のためにということだけあって、太いが柔らか目のうどんと、おつゆ、ややタレという感じですが、その組み合わせが絶妙な味をかなえてくれます。
他にも、有名なお餅の甘いものや、珍しい干物類など、伊勢ならではのものがたくさん用意されています。
辛党には、地酒や地ビールもあり、ご利益は一生の宝物となります。
伊勢神宮の存在意義

ところでバスツアーで伊勢神宮を訪れる前に、日本における伊勢神宮の存在意義についても考えてみましょう。
敢えて一言でいうなら、「日本国民の総氏神」という言葉が、最もふさわしいのかもしれませんね。
氏神とは、先祖神、あるいは広く、その土地の守護神のことを指します。
伊勢神宮は、日本人の先祖神であり、日本の地の平和と発展を、お譲りいただいている神様なのです。
そもそも正式な名称は「伊勢神宮」でなく、ただの「神宮」です。
明治神宮や宇佐神宮など、神宮号の神社は他にもありますが、「神宮」のみの一言で呼ばれるのは、伊勢の神宮だけなんですよ。
全国、約八万社の神社の中心として位置づけられ、崇敬される伊勢の神宮に、敢えて地名などの説明的言葉は必要ないというわけです。
また、古(いにしえ)の時代から南北朝鮮時代までは、皇女(皇室の女性)が、斎宮(斎王)と呼ばれる特別な職につき、「御杖代 みつえしろ(神の意志をお受けする依代)」として、奉仕しました。
現在でも、祭主、大宮司、少宮司といった伊勢神宮にしかない役職があり、特別な神社であることがうかがえます。
■百二十五社もの神社の総称
伊勢神宮は、一つの神社のことを指すのではありません。
内宮と呼ばれる、皇大神宮と外宮と呼ばれる豊受大神宮の二つの正宮をはじめ、正宮に次いで尊いとされる別宮十四社、正宮や別宮とゆかりの深い神様を祀る摂社四十三社、その他、末社二十四社、所管社四十二社からなり、伊勢の地に鎮座するこれら百二十五社もの神社の総称が伊勢神宮なのです。
■至高にして至貴
全国にある八万社もの神社の中心として、伊勢の地に鎮座するのが伊勢神宮です。
皇室の崇敬のみなでなく、「お伊勢さん」として人々から親しまれています。
なんと、年間八百万人もの人が参拝に訪れると言われています。
古来より、日本人を惹きつけてやまない伊勢神宮を巡ることで、日本人の魂のルーツを知ることができるのではないでしょうか。
■外宮から参拝してパワーをもらおう
伊勢神宮は、外宮から参拝するのが習わしになっています。
外宮には、パワースポットがいくつかあります。

外宮の中にある池のそばにある三ツ石はパワーをもらえる場所で、三ツ石に手をかざすと暖かくなると言われています。
神様の力を分けていただける場所として、多くの方が立ち寄っています。

さらに奥へ行く途中に小さな川を渡るのですが、そこにかかる橋の入り口に敷かれている1枚の薄い岩が亀石と呼ばれ、ここもパワースポットです。
橋の入り口に敷かれているので築かずに踏んで渡ってしまいがちですが、この岩が亀の首のような形をしているので亀石と呼ばれています。
横から見るとわかりやすい形になっています。
手で触れて渡ってみると、伊勢神宮のパワーをいただけるでしょう。

さらに伊勢神宮内を進んで正宮前に、大きな神木があります。
見た目にもわかりやすく巨木であり斜めに生えているので、特に生命力を感じる神木です。
木は触るとエネルギーをもらえる不思議な感覚がありますが、特に正宮のすぐそばにある神木ともなると手をかざして触れるとパワーがどんどん入ってきます。
優しく触れてパワーを体に取り入れましょう。
このように外宮だけでも、伊勢神宮にはたくさんのパワースポットが存在しているんです。
■内宮への参拝でダブルでパワーをいただく
内宮への参拝だけでも十分なご利益があり、気持ちもあらたかになりますが、一緒にパワースポットもめぐることで気持ちも引き締まるでしょう。

まずは別宮に向かう途中にある巨木の杉の木です。
かなり大きな木ですので見るだけでも圧倒されます。
この木からエネルギーをもらおうとする方が多いせいか、手の届く範囲は木の皮がつるつるになってしまっていますが、そんなことではびくともしない生命力のある神木です。

もっとも強力と言われているのが四至神です。
こちらは神様がお祭りされている場所ですので当然パワーも強いです。
しかも一般的には社殿の中にお祭りされているのに対して、四至神は石畳みに祭られ建物はないのでダイレクトにパワーを感じることができます。
そのため、強力な場所と言われるのです。
こちらにも参拝を忘れないようにしましょう。

伊勢神宮の内宮の中には子安神社もあります。
縁結びや子供に関する願い事に強いパワーを持っているので、個人的なお願いはこちらでするとよいでしょう。
伊勢神宮は強力な神様がいらっしゃるので、そのパワーを逃さないようにパワースポットもしっかりと抑えてめぐると気持ちもすっきりして気力も湧き出てきますよ。
お勧めの伊勢神宮バスツアー
それでは伊勢神宮のバスツアーで、満足度100%以上だったツアーを、ご紹介させていただきますね。
実はこの伊勢神宮、東京から直接行くとなると新幹線では名古屋で一度乗り換えないと行くことが出来ませんので、電車で行くのは意外と不便なんですね。
東京発で楽に伊勢神宮へ行くことを考えるとなれば、バスツアーが大変便利です。
ご紹介する伊勢神宮バスツアーは、私がいつもお世話になってるクラブツーリズムさんが企画した
『こだわりバスで行く!伊勢両参りと三蔵温泉2連泊♪』
日程はこのような感じでした。
■1日目
新宿【7:20発】--岡崎城公園【13:00~14:00】--三蔵温泉 名古屋クラウンホテル(宿泊)
■2日目
三蔵温泉--伊勢神宮・外宮【10:00~10:50】--伊勢神宮・内宮【11:00~14:00】--真珠のお店で買い物【14:20~15:00】--三蔵温泉 名古屋クラウンホテル(宿泊)
■3日目
三蔵温泉--熱田神宮【8:20~9:20】--豊川稲荷【11:00~12:20】--新宿着


観光は、伊勢神宮両参りはもちろんのこと、三種の神器の1つ、草薙剣(くさなぎのつるぎ)を祀る神社として知られる熱田神宮、商売繁盛の神として知られる豊川稲荷までバスツアーには組み込まれてましたよ。



宿泊は三蔵温泉 名古屋クラウンホテルに2連泊。
バスツアーの場合、この2連泊っていうのが、凄くいいんですよね。
ある程度片付ければ済むので、適当にほったらかしで(笑)
2日目なんかは、我が家に帰ってきた・・・・・みたいな感じになってしまうし!
バスはゆったりシートでとっても快適!


伊勢神宮へのバスの旅は、とっても、とっても長い道のりでした。
でも、クラブツーリズムさんのバスは足元の空間が広く、とっても快適に過ごすことができましたよ。
今回の伊勢神宮バスツアーは、「トイレ付ゆとりシートバス」。
このバスは、通常11列か12列ある座席を10列や9列にしてあるらしく、座先の間がとってもゆったり。
トイレも付いてるので、飲食も我慢しなくて済むし、とっても快適な充実三昧のバスの旅をすることができました。
今までは、日帰りバスツアーしか経験のなかった私ですが、宿泊のバスツアーも非常に満足。
鉄道や飛行機に比べたら、体力的にも精神的にも、なんだかとっても楽な感じがしましたよ!
今回とまったく同じ伊勢神宮までお参りに行くバスツアーは、今はやってないかも?……
しれませんが、クラブツーリズムさんだったら間違いないですね。
……っていうのも、何度が、他の会社の “安さがウリ” のツアーに参加したことがあるのですが、やっぱり駄目でした。
値段だけで選ぶと、とんでもないことになります……よね!