ロゴデザインの作成に必要な情報を考える

ロゴデザインの作成に必要な情報を考える

ユウイチ

ユウイチ

・ロゴデザインの作り方がわからない
・ロゴを作るには何が必要なの?

このようなことでお悩みではありませんか?
この記事ではこちらの悩みについてまとめていきます。

記事の信頼性

こんにちは、ユウイチです。

私は大学(非デザイン系)を卒業後、地方のデザイン会社に就職し、今は独立してデザイナーをしながら、家族3人で暮らしています。

そして、特にSNSを活用しなくても、

✅月平均30万安定して稼ぐ
✅労働は1日8時間程度
✅土日は基本休み

といった生活を送っています。

読者さんへ

私はデザイナーとして、これまで店舗や企業、サービスなどのロゴを数十個は作成してきました。

そして、どんな制作物よりもロゴの作成が一番難しいと実感しています。
TwitterなどのSNSを見ても、同じことを言っているデザイナーもいると思います。

今回はそんなロゴデザインを作成するにあたって、必要な情報を8つご紹介します。

1. 会社や商品の経歴

会社や商品がこれまでどのような歴史を辿ってきたのか、もしくはまだ歴史がないのかを知ることは大切です。歴史のある会社なのか、もしくは新規事業なのかということだけでも表現方法は変わってきます。またもし既存のロゴがある場合は、それを軸にするべきなのか、それとも破棄するべきかということも考える必要が出てきます。

傾向としては、「歴史がある」「ブランド力がある」という会社は、文字だけのロゴにしても問題はありません。なぜなら、消費者はその名前を聞くだけでどんな商品を扱っているのかなどが想像できるからです。

一方で、新規事業はこれから周知していかなければいけないため、「何の会社なのか」「どんな商品を扱っているのか」をマーク化して見せた方が良い、という場合もあります。

まずは、その会社、商品の現在地を確認しましょう。

2. コンセプト

その会社、商品のコンセプトを明確にしましょう。実際、これがなければロゴは完成しないと言っても過言ではありません。

例えば、会社が自然や環境に配慮することをアピールしたい場合は、緑色にしてみたり、循環や植物を参考にする、などの目安がたちます。

コンセプトがないもの、弱いものはビジネスとしてうまくいかない場合も大いにあり得ます。

コンセプトの優先順位は1位と言っても良いと思います。しつこいくらいに確認しましょう。

3. ターゲット

誰に向けて会社、商品をアピールしたいのか、それがなければ雰囲気を合わせることができません。年齢層や性別、地域、文化、生活などを考慮して、「ペルソナ」というものを想像して、ターゲットの解像度が上がるようにしましょう。

4. 使用する色

基本的には黒でも問題はありません。むしろ、特に理由もない場合は下手に色を付けずに黒にしておいた方が良いです。

しっかりと理由がある場合は、過度に色数を使用せずに、会社、商品のイメージに合った色を選びましょう。

そして、ロゴに使用されるカラーは、パンフレットやWebサイトなどの媒体にも影響を与えます。その後の展開のことも視野に入れて、慎重に選びましょう。

5. フォント

フォントは、日本語の場合は大きく分けて、明朝体かゴシック体、英語ならセリフ体かサンセリフ体など、会社、商品に合わせて選択する必要があります。

場合によってはオリジナルでフォントをつくるということもありますが、慣れない内は、既存のフォントを少し調整してオリジナル感を出すという手法も良いと思います。

ただ、今ではフリーフォントも大量に出回っています。そのため、デザイナーとしてのあなたは「バランスの良いフォントを探す」能力、言えば目利きの力が必要になります。

オリジナルでつくるにしても、そのバランス感覚が身についていなければ、調整しても時間が掛かってしまいます。

まずは世の中に溢れているロゴを参考にしながら、「どのような場合にどのようなフォントが使われているのか」をよく観察してみましょう。

6. ロゴのスタイル

ロゴは良くも悪くも自由です。ですが、どのロゴの形が最適なのかを考えなければいけません。

・フォント+マーク
・フォントのみ
・マークと一体型
など、

形が変わるだけでも作り方も見え方も大きく変わってしまいます。
クライアントと、どれがベストなのかをしっかりとお話して決定しましょう。

7. ロゴの使用場所

ロゴデザインを作成する際には、ロゴが使用される場所を決めることが重要です。例えば、Webサイトやビジネスカード、広告などで使用されるかどうかを考慮する必要があります。

8. ロゴの使用方法

ロゴがどのような場面で使用されるかを確認しましょう。

チラシやポスターなどの印刷物がメインなのか、もしくはWeb上がメインなのか。実店舗であれば、看板がメインになるかもしれません。場面が変わればロゴの必要なパターンも変わってきます。

どの場面でロゴが目立つべきか、どのように見られるべきかなど、前提条件をしっかりと確認しましょう。

まとめ

ロゴデザインの作成に必要な情報について、いかがだったでしょうか。

毎回同じ項目の情報を集められるかというとそうでもありませんし、今回紹介したこと以外の内容が必要になる場面もあるかもしれません。

ですが、ロゴのデザインの作成は最初に言ったように難易度が高いです。そのため、ちょっと名の売れた人でも、ロゴデザインが特別クオリティが高いと言えるかというと、恐れながらそんなことがない人もいます。

正直、ロゴの完成度が高ければデザイナーとして生きていけると私は考えています。

ロゴを作るのはとても大変ですが、デザインの本質が詰まっています。

なので、機会があればぜひ挑戦してみてください。

それでは今回は以上です。

ご覧いただきありがとうございました。

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これからもお役に立てる情報を投稿していこうと思いますので、
どうぞお楽しみに。

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ユウイチ

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