これは“頑張らない方法”ではなく、
“潰れないための考え方”の話です。
『まだ洗濯終わってない』
『あ、LINE返してない』
『トイレットペーパー買わなきゃ』
『明日の準備してない』
妻は、毎日ずっと何かに追われている。
最初の頃、正直僕は思っていた。
『そんなに全部ちゃんとやらなくてもよくない?』
って。
でもその時の僕は、
“女性の疲れ方”
を全然分かっていなかった。
男って、割と
【目の前のこと】
だけを処理して生きている人が多い。
でも女性は違う。
今やることだけじゃなく、
- 明日の予定
- 来週の準備
- 人間関係
- 空気
- 相手の感情
- 「忘れないようにすること」
まで、同時に抱えている。
だから、身体より先に脳が疲れる。
でも当時の僕は、それが分からなかった。
「なんでそんな疲れてるん?」と思っていた
僕は仕事から帰ると、
『あ〜疲れた』
と言ってソファに座るタイプだった。
でも妻は違った。
帰宅してからも止まらない。
洗濯。
ご飯。
片付け。
翌日の準備。
スマホで何か確認。
気づけばずっと動いている。
だからある日、聞いたことがある。
『そんなに毎日疲れる?』
すると妻は少し間を空けて、
『頭がずっと休まらない』
と言った。
その時は正直、ピンと来なかった。
でも今なら分かる。
女性って、
【休憩してる時も脳が働いてる】
んですよね。
ソファに座っていても、
『あ、洗剤なくなる』
『あのLINE返してない』
『来週の予定どうしよう』
って考えてる。
男みたいに、
“何も考えずボーッとする”
が出来ない人が多い。
だから、
【常に脳が稼働している状態】
になっている。
そりゃ疲れる。
妻が突然泣いた夜
その日も、特別な日じゃなかった。
仕事から帰って、
ご飯を食べて、
僕はスマホを見ながらダラダラしていた。
妻は洗濯物を畳んでいた。
その時だった。
急に、妻の手が止まった。
『…なんかもう疲れた』
見ると、泣いていた。
僕はびっくりした。
『え?どうしたん?』
『なんか全部終わらない』
そう言った。
でもその時の僕は、
『今日そんな大変やった?』
って少し思ってしまっていた。
でも違った。
後から分かった。
女性のしんどさって、
【一個の大事件】
じゃなく、
【小さいタスクの積み重なり】
で出来ている。
- 返信
- 洗濯
- 買い物
- 献立
- 気遣い
- スケジュール管理
- “ちゃんとしなきゃ”
それが毎日ずっと終わらない。
しかも厄介なのが、
こういう疲れって、
“周りから見えにくい”
んです。
だから本人も、
『こんなので疲れる私はダメなんかな』
って思い始める。
でも違う。
単純に、
抱えてる情報量が多すぎる。
「ちゃんとした女性」でいようとしていた
妻は昔から真面目だった。
- 部屋を綺麗にしたい
- 料理もちゃんとしたい
- 人に迷惑かけたくない
- 返信もちゃんとしたい
でも、その“ちゃんと”が増えすぎると、人は壊れる。
しかも真面目な人ほど、
【手を抜くのが下手】
なんですよね。
だから僕はある時から、
意識してこう言うようになった。
『今日コンビニでよくない?』
『洗濯明日でよくない?』
『そんな頑張らんでいいやん』
でも最初、妻は毎回こう言っていた。
『でもちゃんとしたいから』
その時思った。
真面目な人って、
“頑張ること”
には慣れてるけど、
【ラクすること】
には慣れてない。
だから、
休むことにすら罪悪感を持つ。
