警視庁刑事:南原めぐみ(26)

警視庁刑事:安原真美(28)

第1章:赤い街のハイキック
新宿・歌舞伎町──午前3時。
ネオンがまだ消えぬこの街で、裏社会の闇が蠢く。雑居ビルの裏路地。外国人女性が強引にワゴン車に押し込まれようとしていた。
「助けて……!」
抵抗する女性の悲鳴をかき消すように、エンジンがかかる。
その瞬間──
「そこまでよ!」
闇を切り裂くハイヒールの足音。飛び出してきたのは、茶髪のミニスカポリス制服姿の女刑事、南原めぐみ。
彼女の鋭い視線が、獣のような輝きを放つ。
──ドンッ!
開幕ハイキック!
助手席の男の顔面に、しなる美脚が炸裂。

男は悲鳴をあげて車外に転げ落ちた。
「誰だてめぇッ!」
残る2人の男がナイフを構える。
めぐみの口元に浮かぶ、わずかな笑み。
「RED ZONEの連中って、もうちょい頭いいかと思ったけどね……女一人でビビるなんてさ」
敵の一人が突進──
めぐみ、体を捻りつつ低空回し蹴り!

男の膝が折れる音。
さらにもう一人に対して、跳躍からの**飛び蹴り!**そのまま壁に叩きつける!

残った一人は震えながらバックするが──
「逃がさないってば」
彼女の極太太ももが男の首を挟み込む!

足がギュッと締まり、男はそのまま意識を失った。