副業というと、多くの人は次のようなものを思い浮かべる。
・ブログ ・動画配信 ・物販 ・せどり ・SNS運用
しかし海外では、まったく別の市場が急成長している。
それが「エキスパートネットワーク市場」だ。
簡単に言えば、
「あなたの経験や知識を企業に貸す」
ビジネスである。
しかも対象になるのは起業家や有名人だけではない。
元銀行員。
元人事担当者。
元メーカー営業。
元コンサルタント。
元ITエンジニア。
ごく普通の会社員経験が収益になる。
実際、この市場は2025年時点で約30億ドル(約4,700億円)規模に達し、年率10%超で成長を続けているとされる。
日本ではまだ一部の人しか知らないが、海外ではすでに大手投資ファンドやコンサルティング会社、事業会社が日常的に利用している。
エキスパート市場とは何か
例えば投資ファンドがある業界への投資を検討しているとする。
公開情報だけでは分からない。
現場はどうなのか。
競合は強いのか。
顧客は何を求めているのか。
そんな時に利用されるのがエキスパートネットワークだ。
プラットフォーム側は該当業界の経験者を探す。
そして企業担当者との1時間程度のインタビューを設定する。
専門家はその知見を共有する。
その対価として報酬を受け取る。
つまり、
「働く」のではない。
「経験を貸す」のである。
なぜ企業は高額報酬を払うのか
なぜ企業は高額報酬を払うのか
多くの人は疑問に思う。
なぜ1時間で数万円も支払うのか。
理由は単純だ。
企業にとって情報の価値が高いからである。
例えば数十億円規模の投資判断。
新規事業の参入判断。
M&A検討。
市場調査。
これらを間違える損失は非常に大きい。
そのため、
現場を知る人間の意見に対して企業は喜んでお金を払う。
1時間3万円。
5万円。
場合によっては10万円。
企業側からすると十分に安い。
多くの人は疑問に思う。
なぜ1時間で数万円も支払うのか。
理由は単純だ。
企業にとって情報の価値が高いからである。
例えば数十億円規模の投資判断。
新規事業の参入判断。
M&A検討。
市場調査。
これらを間違える損失は非常に大きい。
そのため、
現場を知る人間の意見に対して企業は喜んでお金を払う。
1時間3万円。
5万円。
場合によっては10万円。
企業側からすると十分に安い。
実は特別な人材ではない
ここで誤解されやすい。
エキスパート市場と聞くと、
有名経営者。
大学教授。
著名コンサルタント。
そんな人を想像する。
しかし実際は違う。
例えば、
地方銀行勤務経験。
証券会社バックオフィス経験。
採用担当経験。
物流管理経験。
医療機器営業経験。
こうした経験も立派な専門知識として扱われる。
なぜなら現場を知っている人は意外と少ないからだ。
企業はネットに載っていない情報を求めている。
だから肩書きより経験が重視される。
日本でも市場が広がり始めている
海外ではGLGやAlphaSightsなどの巨大企業が市場を形成している。
日本でも近年、
ビザスク
NewsPicks Expert
などのサービスが拡大している。
副業解禁の流れも追い風になっている。
かつては会社員の知識は会社の中だけで消費されていた。
しかし現在は違う。
個人の経験そのものが資産として扱われ始めている。
これは大きな変化だ。
なぜ今後さらに伸びるのか
理由は三つある。
一つ目は人材不足。
企業は専門人材を採用できない。
その代わり短時間だけ知見を借りる需要が増えている。
二つ目はDX。
市場変化が早くなり、企業が外部知識を必要としている。
三つ目は高齢化。
定年後も知識を活かしたい人材が増えている。
つまり企業側と個人側のニーズが一致している。
そのため市場は今後も拡大する可能性が高い。
ここまで読むと、
「でも結局は一部の優秀な人だけの話では?」
と思うかもしれない。
実はそうではない。
むしろ企業が求めているのは現場経験であり、誰もが持つ職歴そのものだったりする。
では実際にどのような人が登録され、どのくらいの報酬を得ているのか。
そして普通の会社員がこの市場で収益化するためには何が必要なのか。
続きでは、エキスパート市場の仕組みと、登録前に知っておくべきポイントを解説する。
