ChatGPTを使い始めると、一度はプロンプト沼にハマる。
すごいプロンプトを保存して、コピペして、また新しいテンプレートを見つけて保存する。
でも、いざ自分の仕事で使うと微妙。
思っていた文章と違う。浅い。長い。なんかAIっぽい。
ここで多くの人が、もっと高度なプロンプトが必要なのかなと考える。
実は逆だ。
ChatGPTのプロンプトに、絶対的な正解はない。ただし、回答の精度を上げる型はある。
OpenAI公式も、プロンプトは明確かつ具体的にし、必要な背景情報を与えること、さらに一発で完成を狙わず回答を見ながら改善することを推奨している。
難しい呪文を覚えるより、まずここを押さえたほうが圧倒的に使いやすい。
微妙な回答の原因は、ChatGPTではなく情報不足かもしれない
たとえば、こんな指示。
____________
Before
SNSの投稿を作って
これでもChatGPTは文章を作れる。
ただ、AI側からすると分からないことだらけだ。
誰向けなのか。何を伝えたいのか。何のために投稿するのか。真面目なのか、親しみやすくしたいのか。短文なのか長文なのか。
情報がない以上、ChatGPTは無難な答えを作るしかない。
そこで少し変える。
After
30代の会社員で、AIを仕事に使いたいけれど何から始めればいいか分からない人向けにSNS投稿を作成。テーマはAI初心者が最初にやること。専門用語を減らし、友人に教えるくらいの温度感で。300文字程度。最後は今日できる行動で締める。
これだけで、かなり方向性が揃う。
違いはプロンプトの長さではない。
ChatGPTが判断するための材料が増えたこと。
ここがポイントだ。
僕なら5つだけ入れる
プロンプトを複雑にしすぎる必要はない。
僕なら最低限、次の5つを意識して作る。
目的・相手・背景・条件・完成形。
たとえば記事を書かせるなら、
目的は、有料商品に興味を持ってもらうこと。
相手は、AIを使い始めたばかりの会社員。
背景は、ChatGPTを触っているけれど仕事への活用方法が分からない。
条件は、専門用語を減らす、煽りすぎない、具体例を入れる。
完成形は、1500文字程度の記事。
これだけでも、ただ記事を書いてと頼むより精度は上がる。
逆に、あなたは世界最高のコピーライターです、と役割だけ豪華にしても、相手や目的が分からなければ欲しい文章にはなりにくい。
役割指定がダメなのではない。
役割より先に、状況を伝える。
この順番が大事だ。
Before→Afterで見ると、もっと分かりやすい
企画を考える場面でも同じ。
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Before
副業のアイデアを10個考えて
これだと、ブログ、動画編集、せどり、SNS運用など、どこかで見た案が並びやすい。
そこで情報を足す。
After
会社員が平日の夜1時間で始められる副業案を10個考えて。初期費用3万円以内。顔出し不要。AIを活用できるものを優先。各案に、最初の一歩と収益化までの難易度も付ける。
急に使える回答に近づく。
文章作成でも同じ。
Before
この文章をもっと良くして
ではなく、
After
この文章を、初めて読む人でも内容を理解できるように改善。結論を早めに出し、抽象的な表現は具体例に置き換える。営業っぽさは弱める。ただし元の主張は変えない。
ここまで伝える。
ChatGPTは、良くしての意味を勝手に決めなくてよくなる。
それでも微妙なら、プロンプトを作り直さなくていい
ここもかなり重要。
一発目が微妙だったとき、最初から完璧なプロンプトを書き直そうとする人が多い。
僕なら、その回答にそのまま注文を追加する。
少し固い。もっと会話っぽく。
例が抽象的。会社員の日常に変えて。
説明が長い。結論を残して3割削って。
この冒頭は好き。ここだけ残して後半を作り直して。
こんな感じでも十分だ。。
つまり、プロンプトは注文書というより会話のスタート地点に近い。
最初から100点の指示を出そうとしなくて大丈夫。
これだけ保存しておけばいい
最後に、いろいろな場面で使える型を置いておく。
「目的」何のために作るのか
「対象」誰に届けるのか
「背景」今どんな状況なのか
「条件」入れてほしいこと、避けたいこと
完成形文字数、構成、形式、トーン
たとえば、
30代会社員向けに、ChatGPT初心者でも今日から使える記事を作成。目的はAIへの苦手意識を減らし、実際に一度使ってもらうこと。専門用語は極力使わず、仕事でありがちな具体例を入れる。1500文字程度。先生っぽく教えるのではなく、少し先に始めた人が隣で教えるような文章にする。
これで十分スタートできる。
正解のプロンプトを探すのをやめる
自分が欲しいものを説明できる人のほうがChatGPTは使いやすい。
何を作りたいのか。
誰に届けたいのか。
何が気に入らないのか。
どう直してほしいのか。
結局、必要なのはここだ。
ChatGPTにうまく伝わらなかったら、自分の説明が下手だったと落ち込む必要もない。
回答を見て、違うところを一つ伝える。
また出してもらう。
また直す。
それを繰り返せばいい。
最強のプロンプトを探すより、ChatGPTと一緒に完成形へ近づける。
僕なら、そこをプロンプトの正解にする。
それでも足りないなら、秘密兵器はこれ↓

今、ChatGPTのテキスト出力が無制限に変わった。
それなら課金せずに出力が上がる型を見つけた方が圧倒的に割安で済む。
ChatGPTの月額を払い続けるくらいなら、まずはぜひこれを。
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