いつも悩んでる人は、悩むことが目的になってる|悩み依存

寄り添わない心理カウンセラー【Y】:代表
こんにちは🍵
「悩んでる私」がアイデンティティになってる人には寄り添わない心理カウンセラー【Y】です
同じことを何度も相談してくる人、いるんです
アドバイスしても動かないし、環境が変わってもまた似たような悩みを持ってきます
こういう人、実は“悩むことそのもの”が目的になってるケースが多いんです
今回はその思考ループの正体を見ていきます
悩んでることに安心してる
悩みを持っている状態に慣れてしまうと、それが“通常運転”になる
悩んでいる事が、生きている証拠だと勘違いする
解決しないままでいることが、逆に安心材料になることもある
解決したら次に進まなきゃいけないでも進むのが怖いから、悩みを持ち続けることで現状維持を選んでる
「悩んでる私」に価値を感じてる
悩んでる自分=深い人、考えてる人、繊細な人
繊細な人と言えば、HSPだそういうイメージを無意識に持って、あるいはあえて公にして、自分を肯定してる場合もある
「何も悩んでない人より、私の方が人間味ある」 こういう価値観を抱えていると、悩みを手放すことに抵抗を感じてしまう
解決されると、困る
本気で悩みがなくなると、「じゃあ自分って何?」となりそうで、恐怖を感じる悩みのない自分が空っぽに思えてしまう
だから問題が消えそうになると、また新しい悩みを見つけにいくそれを“悩み依存”と呼ぶ
動かない理由は、怖いから
動けば変わるかもしれない でも変わることで、失うものもあると感じている
だから悩み続けて「まだタイミングじゃない」と自分を納得させる それでまた悩みが深くなった気がして、苦しんでる自分に酔っていく
周りを巻き込んでいく
このタイプの人は、悩みの共有を通じて人と繋がろうとする 相談という形で悩みを語るけど、実際は「変わりたくないけど構ってほしい」だけとなる
だからアドバイスを受け入れず、何度でも同じ話を繰り返す 本音では「助かりたい」んじゃなくて「悩んでる私」を見てほしいだけだ
なぜループするのか
簡単に言えば、成長できないからだ人は成長する事で、より良い人生にしていこうとするが、いつも悩む人は、悩むことで「自分は一生懸命生きてる」と思える でもその一生懸命は、現実を動かすエネルギーにはなってない
ただ頭の中でグルグルして、疲れて、でも何も変わらない それを“思考の自己満足”と言う
解決を求めてない心理
本当は解決したくない 苦しいけど、それを乗り越えることで得られる「かわいそうな私ポジション」が手放せない
この立場にいると、周囲からの優しさも得られるし、頑張らなくても許されるような気がする でもその優しさは、一時的な麻酔でしかない
心理カウンセリングでも同じことが起きる
心理カウンセリングでも、何度も同じ話をする人は多いそれは、自分が「変わる気がない」というサインでもある
気づきはあるけど行動がない 理解はあるけど選択がない つまり“悩むこと”が目的化してる状態
寄り添う価値は無い
自分の中の「悩みたがり」に気づく事
悩んでる自分に安心してるかも、と疑ってみること そして、悩みを語ることで誰かに「見てほしい」という欲求がないかを確認してみる
それが見えてきたら、自分には病的な欲求がある事を初めて自覚でき、「悩みたい自分」と距離が取れるようになる
悩むこと自体は悪いことじゃないしかし、悩みを武器にして誰かに甘えたり、逃げたりするなら、それはもう病的な行動となる
そこに気づかずにいると、ずっと“悩んでる私”のままで人生が進まなくなる
悩みのない場所に行ってみる
勇気を出して、悩みのない時間を1日でも作ってみる
と言っても、勇気が無いから滅多にはできないとは思うが、ほんの数時間だけでも、 考えすぎるのをやめて、行動だけしてみる
最初は怖いかもしれないが、「あれ、意外と大丈夫じゃん」と気づく瞬間がある そこから人生が動き出す
ーーーーーー
今後も寄り添いませんが、続きが気になったら「スキ」で応援しておいてください
続きを書くかもしれません