恋愛依存症(Love Addiction)あなたと恋人を犠牲にする恋愛

寄り添わない心理カウンセラー【Y】:代表
こんにちは🍵
ただの依存なのか恋なのか区別できない人には寄り添わない心理カウンセラー【Y】です
恋愛依存症(Love Addiction)は、恋愛関係に対して強迫的・過剰な執着があり、パートナーとの関係が心の中心となってしまう状態です
相手に愛されていないと不安でたまらなくなり、自分の感情・行動・生活すべてが相手基準になってしまいます
愛しているようで、実は「見捨てられることへの恐怖」から関係にしがみついています
その愛は、安心や信頼ではなく、「不安から逃げるための手段」となってしまうことがあります
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恋愛依存の特徴と日常に潜む苦しさ
恋愛依存症には、以下のような特徴が見られることが多い
・相手のことが頭から離れず、常に気にしてしまう ・LINEの返信が遅いだけで情緒が不安定になる ・「嫌われたかも」「他に好きな人がいるかも」と被害的になる ・関係を終わらせたくても終われない ・自分のことより相手の機嫌・予定・都合を優先する ・別れた後も、次の恋にすぐ走ってしまう
これらはすべて、「自分だけでは空っぽに感じるこころ」が背景にある依存的なパターンとなる
なぜここまで相手に依存してしまうのか
恋愛依存の奥には、「愛されたい」では済まない、深い不安や過去の傷つきが存在している
・幼少期に十分に愛された実感がない ・「見捨てられた経験」がトラウマとなっている ・誰かとつながっていないと自分の存在価値が感じられない ・安心できる人との関係を築いたことがない ・「一人でいること=価値がない」と感じてしまう
恋愛というかたちでしか「愛」や「安心」を感じられなかった人が、繰り返し依存的な関係を築いてしまう
間違った愛にしがみつくことで、もっと傷ついてしまう
恋愛依存は、自分を満たすために相手を使ってしまう関係になりがちで、次のような苦しみを生みやすい
・相手に束縛・監視・コントロール的な行動をとってしまう ・不安と怒りが入り混じった情緒不安定な関係になる ・「ダメだとわかっていても離れられない」苦しさが続く ・自分を犠牲にすることが「愛」だと錯覚してしまう
そして、関係が終わるたびに「またダメだった」「やっぱり私は愛されない」という自己否定が強まり、次の恋へ依存してしまうループが始まる
一般的な心理カウンセリングでの支援と“ひとりでいても大丈夫な自分”の回復
恋愛依存に対する心理的支援では、「恋愛をやめる」ことではなく、「恋愛に依存せず、自分で自分を支えられる心の基盤」を整えていくことが目的となる
・なぜその関係にしがみつかざるを得なかったのかを振り返る ・「見捨てられる怖さ」のルーツを一緒に探る ・“好きでいること”と“依存していること”を区別していく ・パートナーがいなくても安心できる感情の土台を育てる ・「自分を満たせるのは自分」という感覚を体験的に育てていく
心理カウンセラーは、「恋愛をやめなさい」と言う存在ではなく、「節度ある恋愛をする訓練」を支援する必要がある
まとめ
「誰かに愛されたい」と強く願うその奥には、「恋人に必要とされない事への恐怖」があることが多い だからこそ、恋愛から離れて初めて見えてくる「自分と向き合う時間」を作る
恋をするのは悪いことじゃないただ、それが「自分の穴を埋める手段」になってしまっているとしたら、それは恋ではなく誤魔化しで、不幸になるだけだ
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