整形依存症(Cosmetic Surgery Addiction) 何度整形しても美しくなれない

寄り添わない心理カウンセラー【Y】:代表
こんにちは🍵
「綺麗になりたいだけ」を言い訳にする人には寄り添わない心理カウンセラー【Y】です
整形依存症は、美容整形を繰り返し行わずにいられなくなる心理状態・行動パターンです 1度、2度の施術では満足できず、次々と別の部位に不満を感じて整形を繰り返すことで、経済的・身体的・精神的に深刻な影響を及ぼしていきます
外見の変化が目的のようでいて、実際には「こころの傷」や「自分への嫌悪感」を見えないまま抱え込んでいるケースが多く、根本的な自己否定が強く関係しています
美しくなりたい願いと「依存」との違い
整形そのものは否定されるべきものではなく、自分らしさを表現する手段にもなりうる しかし、以下のような傾向がある場合は、整形依存症の可能性がある
・整形してもすぐに別のパーツが気になり始める ・「まだ足りない」「もっと綺麗にならないと」と感じる ・整形をやめることに強い不安や焦りがある ・家族や恋人、仕事など生活に支障が出ても整形をやめられない ・整形した自分を「本当の自分」と思えない ・施術の予約をしていないと不安や落ち着かなさを感じる
整形が「目的」ではなく、「自分を保つための儀式」となっている場合、依存の傾向が強くなる
「理想の顔」を追いかけるふりをして、整形に八つ当たり
整形依存症の背景には、「美しくなりたい」だけではない、もっと深いこころの痛みや信念が潜んでいる
・「かわいくなれば、愛されるはず」
・「愛されないのは、この顔のせいだ」 ・「見た目が変われば、自分も変われる」 ・「人より劣っている」という根強い劣等感 ・他人の評価がすべてで、自分の基準が持てない
整形は、そんな不安や空虚さを「外見の変化」で埋めようとする行動でもある しかし、変えても変えても「何かが足りない」と感じてしまう
SNS・メディアの影響と比較の地獄
整形依存は、現代のSNS文化や美容至上主義の影響とも無縁ではない
・インフルエンサーの整形告白が「普通」に見える ・加工アプリの顔が「理想の自分」になってしまう ・「もっと可愛くなれ」「老けるな」と煽る広告 ・フォロワーや「いいね」の数で自分の価値が測られる
こうした環境が、「今の自分では足りない」という感覚を強化し、整形を繰り返すことへの心理的ハードルをどんどん下げてしまう
一般的な心理カウンセリングでの支援と見つめ直しのプロセス
整形依存症に対する心理カウンセリングでは、外見の話だけではなく、「なぜ変えずにいられなかったのか」という内面の対話を重視していく 主な支援のポイントは以下のとおり
・「整形する前の気持ち」に焦点を当てていく ・自己否定や劣等感の背景にある出来事を扱う ・「変わらなければ愛されない」という思い込みを緩める ・他人の視線ではなく、自分の感覚にアクセスする力を育てる ・「美しさ=価値」という信念を多面的に見直す
心理カウンセラーは、整形の是非を判断するのではなく、「整形せずにいられなかったあなたのこころ」に向き合う
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