
モラハラをやめさせたい!とお考えの場合

寄り添わない心理カウンセラー【Y】:代表
こんにちは🍵
たぶんモラハラの加害者にも寄り添わない心理カウンセラー【Y】です
相手(加害者とします)のモラハラをやめさせることができるかについてですが、それは「できない」と思いましょう
例え相手が泣いて土下座をしながら、「改善するよう、努力するよ!」と言っても、その場しのぎで、モラハラは改善はされないことが多いです
極まれに、ある条件下では改善する可能性が高まります
どういった場合に改善されるかについて、解説していきます
利害が一致
改善することによる利害が一致した場合は、改善の可能性があるモラハラに限らず、心理学的に、他人の行動、考えや性格を変えることはできないと思ったほうが良い
それでも相手のモラハラを改善する可能性を高めるには、加害者が自ら「やりかたを変える必要がある」と学んだ場合
自分が相手より完全に上の立場になる
夫婦や親子で立場が上か下かなどはあまり決めたくないが、もし加害者よりもあなたが上の立場になった場合、そのモラハラは改善する可能性がある
ただ、加害者は、被害者になりやすいタイプに対し、モラハラをする傾向にあるので、この条件を満たすのは実際はかなり難しい
そして仮に加害者より上の立場になった場合でも、話し合いをしようと持ち掛けると話を聞かなかったり、家に帰ってこなくなったりなど、逃亡することもある
加害者は、自分が有意に立てる環境で生きることを目的としているためだ
改善プログラムに何年間か参加
モラハラ改善のプログラムを実施しているところがある
モラハラは、その人の育った環境、受けた教育が影響しているので、改善プログラムをほんの数カ月受けて改善するということは、あまりない
モラハラの改善は、その人の性格を変えることに近いので、何年間か参加し続ける必要がある
何年間も通えた場合は、改善する可能性がある
まとめ
モラハラが改善されるかどうかは、加害者の言葉を信じるのではなく、加害者の行動で判断する事
言葉では、いくらでも嘘をついたりごまかせる
さらには、加害者が毒親であれば、子どもは親の言うことは聞かないといけないと思うように育てられたり、弁が立つので、被害者は「改善しなくてもいいのかな」「悪いのは自分だ」と丸め込まれてしまうこともよくある
また、実はこれが最も大切なことなのだが、あなたの貴重な人生の限りある時間を、相手のモラハラを改善することに使う、「メリット」があるのかについて検討してほしい
「貴重な人生」とは思えないかもしれないが、老後の資金を作ったり、他にやるべき事はいくらでもあるのではないだろうか
