心理カウンセリングが合わなかったときの考え方|その判断に心理学的根拠無し

寄り添わない心理カウンセラー【Y】:代表

寄り添わない心理カウンセラー【Y】:代表

こんにちは🍵

「カウンセリングなんてどれも同じでしょ」と言う人には寄り添わない心理カウンセラー【Y】です

勇気を出して心理カウンセリングを受けてみたのに、

・思っていたのと違った
・話しにくかった
・逆に傷ついてしまった

そんな経験をしたとき、

「やっぱり自分には向いてなかったんだ」
「もう二度と行かない」

と感じてしまうのは自然な反応です

ただそのとき、「心理カウンセリング自体が合わなかった」のか「その心理カウンセラーと合わなかった」だけなのかを切り分けて考える必要があります

この視点の有無で、その後の心の扱い方は大きく変わっていくことになります

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心理カウンセラーにも「相性」がある

心理カウンセラーは専門知識をもっているが、その量や質にはけっこうバラつきがある

全員が深い理解と実践力を持っているわけではないし、たとえそれらを持っていたとしても、全員があなたと相性が良いわけではない

・やたらと正論を押しつけてくる ・質問ばかりで話を聴いてもらえない ・なんとなく否定されたように感じた

こうした違和感を覚えたとき、「自分が悪かった」と思うのは意味がない あなたは完ぺきではないし、やるべきことができなかった可能性は普通にある つまり、あなたに悪い点があって当然だし、それは問題ではなく前提となる だからこそ大事なのは、「誰が悪いか」と言う単純な視点ではなく、「何を改善すべきか」を見つけるための材料として捉えることになる

心理カウンセラーが正論を言うのは当然だし、場合によってはあえてあなたを否定してくることもある それは感情的にあなたを攻撃しているのではなく、あなたの反応や思考パターンを明らかにするための関わり方の一つ そもそも「あなたが悪い」という雑な評価ではなく、「あなたのどの行動」や「どの考え」が偏っているのかを具体的に見ていくことが心理カウンセリングの基本となる

改善策を一緒に考えようとしているだけなのに、否定された部分だけに反応してしまうと、その時点で心理カウンセリングの意味はなくなる そこを理解できないままでは、誰と話しても「相性が悪かった」で終わり続けるだけになる

「相談すること」自体が傷ついた経験になってしまったとき

安心できるはずの心理カウンセリングの場で、 ・泣くつもりじゃなかったのに責められた気がした ・「そんなふうに思うのが悪い」と言われたように感じた そんな体験が心の奥に残ると、それは深い痛みとして記憶に刻まれてしまう そして「やっぱり自分がおかしいんだ」という誤解を強化する原因にもなっていく

ただ忘れてほしくないのは、「安心できるはず」とか「泣くつもりじゃなかった」といった期待そのものが、相談者の勝手な想像にすぎないということ「予想と違った」という失望の多くは、勝手にシナリオを描いて、勝手に期待して、勝手に傷ついた結果にすぎない

世の中には、そうやって予想が外れる人もいれば、最初からその予想が合っている人もいる重要なのは、その違いに注目することだどうして自分の予想は外れたのか、何を勝手に思い込んでいたのか、そこを見直すことで初めて悩みの改善につながっていくとなる予想が外れたからこそ、あなたの悩みを改善できる可能性があるとは思えないだろうか もしあなたの予想通りのことばかりが起きるなら、今の悩みはとっくに解決していてもおかしくない つまり、あなたの考えでは、その悩みを改善できない人生になっているということだ 逆に言えば、あなたの考えを改善すれば、その悩みを改善できる人生になるということでもある

だからこそ、「予想と違った」という話では終わらせてはいけない むしろ、「予想と違った」ことそのものが、今の悩みを改善できる可能性を持っているという視点を持つべきとなる違和感を感じた出来事の中にこそ、自分が変わるためのヒントが詰まっている場合があるそれをスルーして「合わなかった」とだけ処理するのは、あまりにももったいない

“合う人”を探すのは、悪いことではない

心理カウンセラーを変えることに対して「申し訳なさ」や「裏切り」のような感情を抱く人は少なくない

それは、美容師や医師を変えることと何も変わらない行為となる
複数の心理カウンセリングに行ってみるというのも、試した方が良い

・この人とはリラックスして話せた
・この人は少し距離が近すぎて疲れた
・この人の言葉は不思議と自分に届いた

そうやって、自分が安心できる相手を選ぶのは、ごく自然な選択と言える

一度目でわかるわけがない

初めて心理カウンセリングを受けたときに「なんか違う」「よくわからなかった」と感じたとしても、それはごく自然なこと むしろ、一度で全部わかるほうが不自然となる

・その場の空気に緊張していたかもしれない
・自分の話したいことがまとまっていなかったかもしれない
・相手のペースや話し方に慣れていなかった可能性

人との相性は、たった一回の会話だけで見極められるものではないし、心理カウンセリングという特殊な場ならなおさらとなる

そして忘れてはいけないのは、「一度で判断する」という行動の裏にある心理だ それは理性的な判断ではなく、「一度で済ませたい」「これ以上向き合いたくない」「もう逃げたい」という感情の方が強いことが多い 特別な理論があるわけでも、冷静に正しく判断しているわけでもない ただ「これ以上は怖い」「失敗したくない」という心理が、判断を急がせている つまり、「一度で判断した」のではなく、「一度で諦めた」が正確な表現となる

何度か話す中で初めて見えてくる相性もあるし、別の心理カウンセラーと比較してわかることもある そして、時間や状況が変わることで、以前は合わなかった人がフィットするようになることもある 「合わなかったからもう無理」と決める前に、自分が何に対して萎縮したのか、何を恐れて引いてしまったのかを見直すほうがよほど建設的だとなる

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