メンタルが弱っているとき、人は本能的な行動をとりやすくなる|理性的ではなくなる|頭が悪く見える原因

寄り添わない心理カウンセラー【Y】:代表
こんにちは🍵
本能的な行動をとる人には寄り添わない心理カウンセラー【Y】です
メンタルが弱っている人や、精神疾患を抱えている人は、通常よりも理性的な判断や行動が難しくなり、本能的な行動に傾きやすくなります
これは、ストレスや心理的負担が大きくなることで、脳の前頭前野(理性を司る部分)の働きが低下し、より本能的な行動を司る扁桃体や大脳辺縁系が活発になるためです
では、具体的にどのような行動が起こりやすくなるのでしょうか
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衝動的な行動をとる(感情のコントロールが効かなくなる)
メンタルが弱っているとき、人は感情を理性的に抑えることが難しくなります
そのため、以下のような衝動的な行動をとることが増えます
- 怒りっぽくなる・キレやすくなる
- ちょっとしたことでイライラし、他人に攻撃的になる
- 普段なら流せることでも、過敏に反応してしまう
- 泣く・落ち込む・過剰に悲観する
- 些細なことで涙が出たり、絶望感に襲われる
- 「もうダメだ」「どうせ何をしても無駄」と極端な思考になりやすい
- リスクの高い行動をとる
- 飲酒量が増える、ギャンブルに依存する、自傷行為をする
- 「どうでもいい」という投げやりな気持ちで無謀な行動をとる
快楽を優先する(欲求を抑えられなくなる)
理性が低下すると、目の前の快楽を優先しやすくなります
これは「今すぐ楽になりたい」「苦しみを忘れたい」という本能的な欲求によるものです
過食・拒食
- ストレス解消のために暴飲暴食をする
- 逆に食欲がなくなり、何も食べたくなくなる
依存行動の増加
- アルコール、タバコ、ドラッグ、ゲーム、SNS、買い物などに依存しやすくなる
- 「これをやっているときだけは気が紛れる」と、一時的な快楽に逃げる
性的な衝動の増加
- 無計画な関係を持つ、風俗に通う、性的なコンテンツに依存する
- 「寂しさを埋めたい」という気持ちから行動するが、後悔することも多い
回避行動をとる(逃避や引きこもりがちになる)
精神的に追い詰められると、人は不快なものから逃げようとします
そのため、以下のような行動が目立つようになります
- 現実逃避する
- 仕事や学校に行かなくなる、責任から逃げる
- ベッドから出られない、何もする気が起きない
- 人との関わりを避ける
- 連絡を返さなくなる、約束を破る
- 「どうせ迷惑をかける」と思い込み、人を避ける
- 言い訳や正当化が増える
- 「今はそんな気分じゃない」「自分は悪くない」と責任を回避する
- 他人や環境のせいにして、行動を変えようとしない
防衛的な行動をとる(攻撃や自己正当化)
自分の精神が不安定なとき、人は「自分を守るため」に攻撃的になったり、極端な考えに走ることがあります
- 他人を攻撃する
- 「お前のせいでこうなった」と周囲を責める
- SNSなどで他人に暴言を吐いたり、トラブルを起こす
- 過剰な被害者意識を持つ
- 「自分はこんなに苦しんでいるのに、誰も助けてくれない」と恨みを抱く
- 「みんなが自分を攻撃している」と思い込み、過剰に防衛的になる
- 極端な二極思考をする
- 「すべてがダメだ」「この人は絶対に信用できない」と極端な考えに走る
- 白黒思考になり、中間の可能性を考えられなくなる
本能的な群れ行動をとる(誰かに依存する)
精神的に不安定なとき、人は「一人では生きられない」という本能が強くなり、誰かに依存しやすくなります
- 過剰な依存
- 友人、恋人、家族、カウンセラーなどに執着する
- 「この人がいないとダメ」と思い込み、相手に負担をかける
- 感情を他人にぶつける
- 「何でわかってくれないの?」と相手を試す行動をとる
- 自分の不安を和らげるために、相手をコントロールしようとする
- 極端な集団心理に走る
- カルト的なグループや、陰謀論、極端な思想にハマる
- 「このグループだけが自分を理解してくれる」と信じ込み、批判を受け付けない
理性が弱ると、人は本能的な行動をとりやすい
メンタルが弱ると、理性的な判断が難しくなり、以下のような本能的な行動が目立つようになります
- 衝動的な行動(怒りっぽくなる、落ち込みやすくなる、リスクの高い行動をとる)
- 快楽を優先する(暴飲暴食、依存行動、性的衝動の増加)
- 回避行動をとる(現実逃避、人間関係の断絶、言い訳が増える)
- 防衛的な行動をとる(他人を攻撃する、被害者意識が強くなる、極端な考え方になる)
- 誰かに依存する(過剰な執着、感情をぶつける、極端な集団心理に走る)
メンタルが弱っているときは、まず自分の行動を客観的に見つめ、「今、自分は本能的に動いていないか?」と問いかけることが大切です
また、こうした行動が続く場合は、一人で抱え込まず、専門家の支援を受けることも重要です
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