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「辞めたくなる職場」から「続けたくなる職場」へー人材流出を防ぎ、組織を強くするためにできることー

「辞めたくなる職場」から「続けたくなる職場」へー人材流出を防ぎ、組織を強くするためにできることー

どんな業界でも、いちばんの悩みは 

「せっかく入った人がすぐに辞めてしまう」

ことではないでしょうか。

新しい仲間が入り、時間をかけて関係を築いてきた仲間が

会社員Aさん

今日で辞めます!お世話になりました。

と去っていく……。

そのたびに、私を含め、残された職員のこころや現場自体が重い空気に包まれてしまいます。

私は福祉業界で働いています。

福祉業界はやりがいのある仕事ではあるものの、離職率も非常に高いです。

ですが、このような話は福祉業界に限った話ではありません。

営業。サービス業。事務職。肉体労働系。

どんな職場でも起きている問題といえます。

会社員Bさん

この仕事はやりがいがあるから、多少無理をして当たり前なんだよ

そんな言葉で、働く人たちの疲れやストレスを「見ないフリ」していませんか?

本記事では、人が定着しにくいと言われている「福祉現場」で見つけたヒントをもとに、「どうすれば人が笑顔で働き続けられる職場になるのか」を深掘りします。

申し遅れました。

私は臨床心理士・公認心理師として20年以上、のべ2000人以上の相談にのってきました。

医療・保健、教育、福祉とさまざまな分野、さまざまな組織の中で勤務してきました。

その中で、

✅うまくいっている組織

✅どうもうまくいっていない組織

どちらもたくさん見てきました。

上司や同僚の異動も多く、1年1年ちがう仲間と仕事をすることがほとんどでした。

そんな私が、どんな仲間や組織だとうまくいかなかったか。また、どんな仲間や組織だったら実際に働きやすく、「続けたくなる職場」だと感じたか。

経験や事例を通してお伝えしていきます。

<この記事を読んでほしい人>

  1. 職員が多く辞める職場のリーダーや上司
  2. がんばり過ぎて燃え尽きる人が多い職場に勤めている人
  3. 人事など、会社のキーマンとなる人

<この記事を読むメリット>

  1. 職員が辞めない組織づくりのヒントが得られる
  2. 職員が辞めなければ、各職員にかかる負担が減る
  3. 新しく入る職員を教育し、現場でイキイキと活躍してもらうことができる

第1章 なぜ、みんな職場を離れてしまうのか?

1-1 「入っては辞める」という悪循環の正体

採用は問題なくできている。

新しい人は入ってくる。

なのに、人手不足は解消されない。

たとえば福祉業界では、新しく働く人は増えているのに、同じくらい辞めていく人も多いため、現場を回しているのはいつもギリギリの人数になってしまいます。

これは、他業界にとっても他人事ではありません。

「選ばれる職場」になるためには、まず「なぜ辞めてしまうのか」を知ることが大事です。

1-2 「一身上の都合」に隠された、本当の心の声

退職届に書かれる「一身上の都合」という言葉。

その裏には、言いたくても言えなかった本音が隠れています。

会社員Cさん

もう心が空っぽになっちゃった……

お客さんや周りに気を遣いすぎて、自分の感情を押し殺した結果、糸が切れたように動けなくなってしまう状態になります。

会社員Dさん

やりたかったことと、今の現実がちがいすぎる

「もっとこうしてあげたい」という理想があるのに、現実は「ただ作業をこなすだけ」で精一杯。

このギャップが人を苦しめます。

会社員Eさん

怖くて、何も言えません……

ミスをすれば怒られ、意見を言えば否定される。そんな雰囲気の中では、人は安心して働くことができません。

特に福祉業界などの対人援助職では上記のようなことがよくありますが、ほかの業界でも少なからずこのような気持ちを抱くことはあるのではないでしょうか?

第2章 「辞めたくなる職場」に漂うどんよりした空気

人が次々と辞めていく職場には、共通する「負のルール」が存在します。

2-1 「どうせ言ってもムダ」というあきらめの壁

現場から「ここを改善したいです!」という提案があったとしても、上司から「お金がない」「前例がない」などとバッサリ切り捨てられ続けたとします。

そうすると、職員は考えることをやめてしまいます。

会社員Fさん

結局何をしてもムダだよね……。

と思われ、あきらめの雰囲気が広がると、「指示待ち人間」ばかりいる活気のない職場になってしまいます。

これは職員のやる気の問題ではなく、職場の環境が職員のやる気を奪っているのです。

2-2 「がんばり」は評価されず、「ミス」ばかりみられる

あなたの職場では、「職員のちょっとしたいい動き」に気づけていますか?

数字に表れない努力(同僚を助ける、お客さんに親切に接するなど)。

こういうものがスルーされ、たった一度の失敗だけが厳しく責められる。

そのような「減点方式」の職場では、職員は「挑戦するより怒られないように動こう」と消極的になってしまいますよね。

第3章 「続けたくなる職場」に変えるための職場づくり

根性論で

「もっとがんばろう!」

と言うのは、職場内であきらめの境地にいたった人やミスを厳しく言われて萎縮してしまった人には逆効果です。

まずは、


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「辞めたくなる職場」から「続けたくなる職場」へー人材流出を防ぎ、組織を強くするためにできることー

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  • ティプス

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    4.5

    元福祉職管理者 福祉業界は、賃金も低めで定着率も低いと認識しています。それとは裏腹に忙しい毎日。人材は大切だと思います。あいさんの言うようにちょっとした気使いやホローアップで居心地の良い職場に変われると感じました。また、人材育成も中々できてない職場なので、道筋を作れればと感じました。

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この記事のライター

あい@心理士

心理士歴20年以上、のべ2000人以上の相談にのってきました。医療•教育•福祉の分野で臨床心理士/公認心理師として勤務しています。 商業出版「手を抜いたって、休んだって、大丈夫。」(大和出版) ほか、心理系Kindleや心理•福祉系Webライティングを行っています。

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