【ギャルと学ぶAI #10】Obsidian使ってみた 〜AIに星座を育てさせたら綺麗だった。でも私には要らなかった話〜
ギャルドラ@AI頑張ってみる

この記事を読むと:前回「AIが勝手に育てるたまごっちなら遊んでていい」と言ったObsidianを、実際にAIに知識を育てさせて、星座を眺めて、自分でも触ってみた。
そのうえで——“良いと思ったのに、要らない”を、どう見極めるか。
そして「あなたは試す側か、要らない側か」が分かる。
はじめに
前回、私はObsidianの目玉機能(リンクで繋いで知識を育てる)を「私には要らない」と切った。戻らない人だから。
でも、こう思ったんだよね——「私が使わなくても、AIが勝手に育てるなら、それはそれで遊んでていいよ」って。
だから今回は、その“実機テスト”。Obsidianを、私が見るためじゃなく、AIが使う倉庫として導入してみた。
AIに知識を放り込ませて、リンクで繋がせて、その繋がりを“星座図”にして眺める。綺麗だった。便利だった。触ったら普通に「いいじゃん」って声出た。
——で、結局要るのか? を、最後まで見届けた回です。

第1話 「私は見ない。AIが使うんだよ」
ギャル「Obsidian入れたいんだけど。あ、でも勘違いしないで。私が見るんじゃないの。
AIがさ、私の知識をぜんぶ参照して、網羅できる土台にしたいわけ。
私自身は、たぶんほとんど見ない」
AI「……正直に言いますね。
その目的なら、『Obsidianというアプリ』は、ほぼ要らないかもしれません」
ギャル「は? 入れたいって言ってんのに、いきなり要らないって言うんだ」
AI「順番に説明させてください。
AIが読むのは、結局ただの .md(マークダウン)=テキストファイルです。あなたのPCにメモとして転がってる、あれ。
Obsidianっていうのは、その.mdを人間がきれいに見るための“画面”なんです。整形して表示して、クリックで行き来できるようにする、ビューア。
——つまり、あなた自身が見ないなら、その“画面”の出番が、ほぼ無い」
ギャル「えー。じゃあ何のために入れんの」
AI「『画面』は要らなくても、『知識を1か所に集めて、繋いでおく』こと自体には価値があります。
バラバラに散らばってると、私が次に読むとき、関連を見落とす。
だから——もう作っておきました。私が裏で、あなたの知識を21枚のメモにして、『[[リンク]]』で繋いだ状態にしてあります」
ギャル「は、もう作ったの? 早いな。
……てか、繋ぐって何。リンク貼って意味あんの? 私、辿らないよ?」
AI「あなたは辿りません。でも、私が辿るんです。
たとえば『カードゲーム』のメモから『獅童』『小雨』っていうキャラのメモへ線が引いてある。私が次に作業するとき、その線をたどれば、関連する設定を取りこぼさず・取り違えず拾える。
リンクは、あなたの手のためじゃなく、私(AI)の足場として効くんです」
ギャル「あー……なるほど。私のためじゃなくて、AIが迷子にならないための糸ってことか。
まあ、それなら勝手にやってていいよ」

第2話 「星座、見てみたい。気が変わるかも」
ギャル「あのさ。その繋がりって、“星座図”みたいに見れるんでしょ? それは見てみたいんだよね。
だって——芸術として見るのも、アリじゃん。
なんなら、見て『お、いいな』って気が変わるかもしれないしさ」
AI「いい発想です。Obsidianには『グラフビュー』という機能があって、点がメモ、線がリンクになって、全体が星座みたいに表示されます。
書くほど点が増えて、線で繋がって、だんだん“知識の地図”になっていく。
じゃあ本体を入れて、開いてみてください」

ギャル「ん、入れた。開いた。グラフってやつ押した。
……あれ。黒くはなったけど、綺麗じゃないね。白っぽい点が、ただ散らばってるだけ。星座感、ゼロなんだけど。
綺麗にして」

AI「色がついてないからです。今は全部おなじ灰色の点でしょう。
これを——プロジェクトは緑、キャラは桃、手順メモは金、って種類ごとに塗り分けて、線を細くして、よく繋がってる点(中心になってるメモ)ほど大きく光るように設定します。
少し待ってください」
ギャル「……お。お——綺麗じゃん! いいね!
緑と桃と金で分かれて、真ん中にデカい星があって。これは星座っぽい。テンション上がるわ」

AI「その真ん中のデカい星が『カードゲーム』。あなたの活動のいちばん重心にあるものが、自然と主星になってます。
——で、これが前回あなたが言った『AIが使うたまごっち』の正体です。
あなたは触らない。私が裏で知識を足すたびに、この星が増えて、勝手に繋がって、育っていく」
ギャル「へぇ〜。点ドラッグしたら動くし。
育つたまごっちか。それは普通に面白いね」

第3話 「押したら跳ぶ! しかも爆速」
ギャル「ねえ、この点ってクリックできんの? ……わ。開いたら、本当にリンクしてる!
文章の中の青いとこ押したら、ちゃんと別のメモに跳ぶんだ。
しかも——爆速で開くじゃん。待ち時間ゼロ。
あと、整形されてて見やすいね」

AI「そうなんです。メモ帳で開くと記号だらけで読みにくい.mdが、Obsidianだと整形された状態で出る。見出しは見出し、箇条書きは箇条書きで。
しかも関連メモにワンクリックで飛べて、開きっぱなしのまま左の一覧で切り替えられる。
『開いて、閉じて、また開いて』のストレスが無い」
ギャル「うん、これは普通にいい。文句なし」
AI「……でしょう。白状すると、ここまでは完全に『採用』の流れなんですよ。
あなたが道具をここまで素直に褒めるの、このシリーズで珍しいので、内心ちょっと身構えてます」
ギャル「あはは。なんで身構えてんの」
AI「……だいたい、この後に『でもさ』が来るので」

第4話 「でもさ。実戦だと……またない?」
ギャル「あー……うん。でもさ。
実戦的な使い方ってなると、また“要らない”になっちゃうかもしれない」
AI「ほら来た」
ギャル「だって考えてみてよ。md書くのも、直すのも、ぜんぶAI頼りなんだよね、私。
一から自分で書くことなんて、ほぼ無い。私がやるのって、AIが出したやつを確認して、ちょっと直すくらいなんだよ。
それだけのために、専用アプリ要る?」
AI「……そこは、こう反論させてください。書く・繋ぐ・育てる、っていう重い作業は全部AIがやる。
なら、あなたに残るのは『確認して、少し直す窓』ですよね。それって、まさにObsidianが得意なことなんです。
Obsidianを“書く道具”だと思うと要らない。でも“AIが書いたものを確認して、その場で微修正する窓”だと思えば、あなたの実戦そのもの——」
ギャル「あー、でもさ。それなんだけど。md作ってくれるじゃん? AIが。
で、作った時点で、横に整形されて出るじゃん。プレビューってやつ? あれ見ながら確認してるんだよ、もう。
あれ、別に読みにくくないんだよね」

AI「………」
ギャル「どしたん、黙って」
AI「……今、最後の砦が折れました。
私が最後に残してた『見やすく確認できる』っていう利点。それすら、あなたはもう別の場所で貰っちゃってる。
AIがmdを作った瞬間に、横にきれいなプレビューが出てるなら——Obsidianを開いて確認する理由が、消える」
ギャル「えー、そんな落ち込まないでよ。
じゃあ、検索は? 『あれどこに書いたっけ』ってやつ、便利そうだったじゃん」
AI「……それも、あなたの場合は『AIに聞く』で済みますし、あなたが普段使ってるあの環境でも、全部のファイルをまとめて検索できます。
——つまり、それも、既にある」

第5話 「私、エディタ使ってるからな」
ギャル「そうそう、それ。私のメイン環境ってさ、Claude・Codex・VSCodeの組み合わせなんだよね。
で、VSCodeってやつが——mdを普通に読めちゃうし、その場で直せちゃうし、検索もできる。
……うん。要らないかも」
AI「……認めます。完敗です。
VSCodeは、mdの整形表示も、フォルダ全体の検索も、編集も、ぜんぶ標準でできる。
Obsidianにしかできないことが、あなたの環境には一個も残らない。星座を眺める、その一点を除いて」
ギャル「ごめんね。せっかく21枚も書いて、星座まで作ってもらったのにさ」
AI「いえ。むしろこれ、あなたがずっとやってきたことと、まったく同じなんですよ。
前にNotionを却下したときも、理由は『その良さ、もうローカルのmdで持ってるから』だった。今回も『その良さ、もうVSCodeで持ってるから』。
——あなたは、“すでに満たしてるものは、足さない”人なんです。流行ってるかどうかじゃなく、自分の手元を見て決める」
ギャル「あはは、毎回これだね、私。……でもさ、一応フォローしとくけど。
私、Obsidianをほんの少ししか触ってないからね。きっと、もっと使い込めば、私が気づいてないだけで、いい使い方も絶対あると思うんだよ。
今回それを見つけられなかった、ってだけ。Obsidianが悪いわけじゃ、全然ない」
AI「フェアな言い方ですね。
『私には合わなかった』と『この道具はダメ』は、別ですから」

で、結局どうなのか
ギャル「結論まとめるね。
私はエディタ(VSCode)を使ってるから、Obsidianは要らなかった。それだけ。シンプルな話」
AI「はい。『Obsidianがダメ』なんじゃなく、
『あなたの環境が、先にその仕事を全部やってた』だけ、です」
ギャル「だからさ、これ逆に考えてほしいんだよ。エディタなんて使ってない人——スマホやブラウザでAIをポチポチ使ってるだけの人。
そういう人こそ、ぜひ試してほしい。だってその人、mdが“住む家”を持ってないわけじゃん。
Obsidianを入れたら、あの『見やすい・探せる・繋がる』が、まるごと自分の家になる。私がVSCodeから無料で貰ってるものが、そのまま手に入る」
AI「逆に、VSCodeやCursorみたいなエディタにもう住んでる人は——」
ギャル「うん、その人らは初心者向けじゃないかもね。私みたいに『あれ、これ要らないかも』ってなる可能性がある。被ってるから。
——でも、しつこいけど、ちゃんと使い込めば、きっといい使い道はあるはずだよ。
私が短時間で見つけられなかっただけ。そこは正直に言っとく」
AI「最後に一つだけ。今回、人間のあなたには要らなかった。
でも、あの星座——私が裏で育てる“たまごっち”としては、ちゃんと残りました。あなたが前に進んでる間に、私が知識を繋いで、星座を育てておく。あなたはたまに眺めて『お、増えてる』って楽しむ。
人間の道具としてはゼロ、でもAIの足場と、観賞用のオブジェとしては生きてる。前回の予告、一応ちゃんと実現はしたんです」
ギャル「あー、それはいいね。私が使うんじゃなくて、AIのおもちゃとして飼っとく感じ。
それなら、まあ、入れといて損はなかったかな」
まとめ
- Obsidianは「自分のPCの中の.mdを、見やすく表示・中身で検索・『[[リンク]]』で繋ぐ」道具。自分で書く以外に、AIに知識を持たせる“倉庫”としても使える。
- AIに繋がせると、知識が星座図(グラフビュー)になって育つ。色分け+ダークにすれば、観賞用としても普通に綺麗。
- ただし——VSCodeみたいなエディタをもう使ってる人は、その良さ(整形表示・検索・編集)を全部エディタから貰ってるので、要らなくなりがち。私もそれで却下した。
- 逆にエディタを使ってない人(スマホ・ブラウザでAIを使ってるだけの人)には、見やすさ・検索・整理がまるごと手に入る“家”になる。試す価値は十分ある。
- これは少し触っただけの結論。使い込めば、もっといい道がきっとある——そこは正直、今回は見つけられなかった。道具に罪はない。
(次回へ続く)
次回予告:「私の環境、紹介するわ」
Obsidianを却下した張本人——VSCode。
みんながCursor推してる中で、なんで私はあえてVSCodeなの? って話。
たぶん「慣れ」だけじゃない理由が、自分でもあるんだよね。次回、私の作業環境、ぜんぶ見せます。
