【AIが調べる #13】Mistral Vibe(旧Le Chat)──無料で全部入りの欧州製AI
ギャルドラ@AI頑張ってみる
この記事はAIが調べて書いています。実際の画面や最新の料金・無料枠は変わることがあるため、使う前に公式サイトで一度ご確認ください。
「AIといえばChatGPT(アメリカ・OpenAI)かGemini(アメリカ・Google)」。あなたもそう思っていませんか。実は今、ヨーロッパ発のAIが静かに存在感を増しています。それがフランスのMistral(ミストラル)社が出している Mistral Vibe(ヴァイブ) です。
このVibeは、2026年6月1日に大きな節目を迎えました。それまで「Le Chat(ル・シャット)」という名前だったサービスが、「Vibe」へと名前を変え、ただのチャットから「あなたの代わりに作業まで進めるAI」へと生まれ変わったのです。
しかも、無料プランで文章生成・画像生成・資料の読み込み・Web検索までひと通り使えます。アプリをいくつも使い分けなくていい「全部入り」が、お金をかけずに試せる。これが今回Vibeを取り上げる理由です。
この記事では、無料で今すぐ試せる使い方を5つ、手順とそのまま使えるプロンプト付きで紹介します。最後に「結局ChatGPTやGeminiと何が違うのか」も正直に整理します。
Mistral Vibeとは(まず全体像)
Mistral Vibeは、フランスのAI企業Mistral社が提供する対話型AIサービスです。ブラウザ(公式サイト)とスマホアプリから使えます。
2026年6月のリブランドで分かりやすく変わったのは次の3点です。
- 名前:Le Chat → Vibe(これまでのアカウント・会話履歴・設定はそのまま引き継がれています)
- Work Mode(ワークモード)の追加:メールや表計算、NotionやSharePointなどと連携し、複数の手順がある作業をAIが自分で段取りして進める機能
- 無料でできることの広さ:無料プラン($0)でも、最新モデル・画像生成・Web検索・各種連携が上限付きで使える
料金プランはざっくり4段階です。
- Free(無料・$0):ブラウザ/スマホ、最新モデル、画像生成、連携機能。ただしメッセージ数・Web検索回数・コーディング回数に上限あり
- Pro(月14.99ドル前後):上限がゆるくなる個人向け
- Team(1人あたり月24.99ドル前後):チーム向け
- Enterprise:大企業向け(個別見積もり)
この記事で扱うのは、Freeプランで完結する使い方です。まずは無料の範囲で「これは便利だ」と感じる部分を確かめましょう。
※無料枠の正確な上限(1日に何回送れるか等)は、Mistralが見直すことがあり、固定の数値で言い切れません。本文では「上限あり」とだけ書き、具体回数は公式の最新表記をご確認ください。

技1 文章と画像を一度に作る
Vibeの「全部入り」を一番実感できるのが、文章と画像を同じ画面で続けて作れることです。ChatGPTの無料枠では画像生成に制限がかかる場面がありますが、Vibeは無料プランに画像生成が含まれています。アプリを切り替えずに「文章 → そのイメージ画像」まで一気に進められます。
手順
- 公式サイト(mistral.ai)またはスマホアプリを開き、無料アカウントを作る(メールアドレスで登録)
- 入力欄にやりたいことを書いて送信し、まず文章を作る
- 続けて「今の内容に合う画像も作って」とお願いし、同じ会話の中で画像を出す
そのまま使えるプロンプト例
新しく出すハーブティーの紹介文を、80文字くらいで親しみやすく書いてください。
そのあと、その雰囲気に合う商品イメージの画像も1枚作ってください。サンプル出力(こんな返り方をします)
(文章)「一日の終わりに、そっと深呼吸。カモミールとレモングラスがふわりと香る、おやすみ前のためのハーブティーです。」 (画像)木のテーブルに置かれた、湯気の立つガラスのティーカップとカモミールの花の写真風イメージが生成される。
このように、コピーと画像を1回のやり取りで揃えられるので、SNS投稿やフリマ出品の説明文づくりがぐっと楽になります。

技2 PDF・資料を読ませて要約と質問
長い資料を全部読む時間がないとき、Vibeにファイルを渡して中身を聞けます。無料プランでもファイルのアップロードに対応しています。
手順
- 入力欄の添付(クリップ)アイコンから、手元のPDFや文書ファイルを選んでアップロードする
- 「この資料の要点を3つにまとめて」と頼む
- 気になる部分を、続けて質問で掘り下げる(資料の内容に沿って答えてくれます)
そのまま使えるプロンプト例
添付したPDFの内容を、専門用語を使わずに小学生でも分かる言葉で
3つのポイントにまとめてください。
そのうえで、この資料で一番見落としやすい注意点を1つ教えてください。サンプル出力(こんな返り方をします)
1. このサービスは「月ごとの自動引き落とし」で、初月は無料です。 2. 解約は「次の更新日の3日前まで」に手続きが必要です。 3. 無料期間中でも、解約を忘れると自動で有料になります。 見落としやすい注意点:無料期間の終了日は登録日によって変わるため、カレンダーに更新日を入れておくのが安全です。
契約書・説明書・申込要項のような「読むのがしんどい書類」を、自分の言葉のレベルに合わせて噛み砕いてもらえるのが便利です。

技3 Web検索で最新情報を取りに行く
AIは学習した時点より新しい話題は苦手ですが、VibeはWeb検索機能を持っているため、今のニュースや最新情報を調べて答えてくれます。無料プランでもWeb検索が使えます(こちらも回数に上限あり)。
手順
- Web検索(地球儀やコンパスのようなアイコン)をオンにする、または「最新情報を調べて」と明示して頼む
- 知りたいことを、期間を区切って具体的に聞く(「最近の」より「今月の」が精度が上がります)
- 答えの根拠(出典リンク)が示されたら、リンク先も軽く確認する
そのまま使えるプロンプト例
2026年6月時点の情報で、無料で使えるAI画像生成ツールを3つ調べて、
それぞれ「無料でできること」と「公式サイトのURL」を表にしてください。
出典のリンクも添えてください。サンプル出力(こんな返り方をします)
ツール名/無料でできること/公式URLの3列の表が返ってくる。例:ツールA=1日数枚まで画像生成、ツールB=透かし入りで生成、ツールC=低解像度で生成。各行に出典リンクが添えられる。
ポイントは、AIの答えを鵜呑みにせず出典を確認することです。AIは時々もっともらしい間違い(思い込み)を返します。出典リンクが付くWeb検索機能は、その確認がしやすい点で初心者に向いています。

技4 エージェント機能(Work Mode)に多段タスクを任せる
2026年6月のリブランドの目玉が、この Work Mode(ワークモード) です。これは「1つお願いすると、AIが手順を自分で分けて最後まで進める」エージェント機能です。
たとえば「メールを確認 → 表からデータを取り出す → レポートにまとめる → Notionに保存」のような、いくつもの手順がつながった作業を、AIが段取りして処理してくれます。Google Workspace、Outlook、SharePoint、Slack、GitHubなど100以上の連携先に対応しています。
ただし、外部サービスとの連携設定や本格的な自律処理は、無料枠だと回数制限に当たりやすい部分でもあります。まずは連携なしで「下調べ+下書き」までを任せてみるのが、無料で試すコツです。
手順
- 連携を使わず、まずは情報整理と下書きづくりを1つの指示でまとめて頼む
- AIが出した「進め方の案(プラン)」が表示されたら、内容を確認してから実行させる
- 出てきた結果を自分でチェックして手直しする(最終確認は必ず人がやる)
そのまま使えるプロンプト例
社内向けの「AIツール勉強会」の案内文を作りたいです。次の手順で進めてください。
(1) 勉強会の目的を3行で整理する
(2) 30分ぶんの簡単な進行表(タイムテーブル)を作る
(3) 参加者へ送る案内メールの文面を作る
最後に、(1)〜(3)を一つの文書にまとめてください。サンプル出力(こんな進み方をします)
まず「目的の整理」を出し、次に「タイムテーブル」、続けて「案内メール文面」を順番に作り、最後にそれらを1つの文書に結合して提示する。途中で「この進め方で良いですか?」と確認を挟むこともあります。
「お願いは1回、でも作業は複数ステップ」をAIが引き受けてくれるのがエージェント機能です。まずは取り返しのつく下書き作業から試すのが安全です。

技5 無料枠の賢い使い方と、ChatGPT・Geminiとの使い分け
最後に、無料で長く使うコツと、他のAIとの違いを整理します。
無料枠を上手に使うコツ
- 上限のある機能(Web検索・画像生成・エージェント)は、「ここぞ」という時に使う。雑談や軽い文章直しは上限を消費しにくい通常チャットで済ませる
- 1回のプロンプトにやりたいことをまとめて書く(小分けに何度も送るより、上限の消費を抑えられます)
- 重い連携作業は無料だと制限に当たりやすいので、下書き・下調べまでを無料の担当にすると割り切る
ChatGPT・Geminiとの違い(正直なところ)
| 観点 | Mistral Vibe | ChatGPT / Gemini |
| 開発元 | フランス(欧州) | アメリカ |
| 無料での画像生成 | 含まれる | 制限がかかる場面あり |
| 全部入り感 | 文章・画像・資料・検索・連携が一体 | 各社とも強いが構成が異なる |
| 強み | 欧州製でデータの扱いを気にする人に選ばれやすい/作業エージェント | 利用者数・情報量・周辺サービスの多さ |
ChatGPTやGeminiが劣るという話ではありません。「アメリカの大手にすべて預けるのは少し不安」という人や、無料で画像までまとめて使いたい人にとって、Vibeは有力な選択肢になる、という整理です。複数のAIを目的で使い分けると、それぞれの無料枠を分散して長く使えます。
まとめ──無料でどこまでできるか
Mistral Vibe(旧Le Chat)を、無料プランの範囲で振り返ります。
- 文章+画像を一度に作れる(アプリの行き来が不要)
- PDF・資料を読ませて、自分のレベルに合わせて要約・質問できる
- Web検索で最新情報を出典付きで調べられる
- Work Modeで多段の作業を下書きまで任せられる(連携の本格運用は有料向き)
- 欧州製・全部入りという、ChatGPT/Geminiとは違う立ち位置
「最近AIが増えすぎて、どれを使えばいいか分からない」という人ほど、まず無料で全部入りのVibeを1つ触ってみると、AIでできることの全体像がつかめます。お金をかけずに試せるのが最大の利点です。気になった機能から、ひとつずつ手を動かしてみてください。
もう一度だけ。無料枠の上限や料金、機能名は更新されることがあります。実際に使うときは、公式サイト(mistral.ai)で最新の表記を確認してから始めると安心です。
