はじめに
「旦那を育てる」という言葉に、違和感を覚える人もいるかもしれません。
そりゃそうですよね〜。
「夫婦は対等であるべき」「大人なんだから育てるなんておかしい」と思いますよね。
実際、私も育てるのは子供だけにしてくれー!!って思ってましたよ。
でもね、育てないといつまでも変わらないんです。
私は40代。旦那とも同い年。
私達の親は高度経済成長期の人。
男がバリバリ働いて、女は家庭を守る。
実際、こうやって刷り込まれて育ってるんですよね。
だから、男は働けばいい。
女は家事育児をやるのは当たり前。でも、少しは働いてね!そんな空気は今もある…
現実問題として、家事・育児の大半を担う妻側の負担が大きい家庭は少なくありません。
妻側はフルタイムで働いてる人も多いのに意味わからないです!!
日本の家庭では、「旦那=手がかかる存在」として扱われることが多いです。
「うちの旦那は家事ができない」「言わないと何もしない」「私がいないと何も回らない」といった不満を抱える女性は多いのではないでしょうか?
はい。私もそうでした。
いちいち言わないと動けない訳?
子供が生まれて間もない頃、泣いて仕方なかったので私が交代!その間にカレーの鍋をグツグツさせてたので、「ちょっと鍋みといて!」と言ったら、本当に見てるだけ…
お鍋の底は焦げました…
こんな状況で、子供に手がかかり寝不足の状態で私は、1から丁寧になんて教えられませんでした。
教えるより動く方が早いしラクでしたからね。
でもね、これ一向に変わらなかったんです。
3つ下の娘が生まれても何も変わらない。
むしろ自分の事でいっぱいいっぱいで、第二子が生まれた直後に仕事辞めるってなって…
障害児と新生児抱えたまま、途方にくれ…
何十キロも移動したのです。
あの時は私も産後でイライラしてたし、口喧嘩が耐えませんでした。
もう早く離婚しようと思ってました。マジで。
とりあえず次の引っ越し先へ行き、環境が変わったことで我が家も変わっていったのです。
結局は「自分が変われば周りも変わる」
ここに気付きました。
・旦那がクズすぎる
・旦那が休みの日はテンション下がる
・旦那がいることによって余計な仕事が増える
・旦那が長男坊のように見える
・子供が巣立ったら熟年離婚しようと思ってる
↑こんな風に思ってる人は、一度読んでみて欲しい。私も離婚しようと思ったけど、お金に苦労するのは間違いない。
そして、我が家には障害児がいるので1人では見切れない。離婚出来なかったのは私の覚悟もなかったから。
だったら、そこそこ稼いでいるし旦那はATMとして割り切ろう!
そう思いながら自分を変えていったら、今では立派な父親になりました。
今日も息子が検査入院で、私が付添いしなきゃだよなーと思ったら、旦那自ら「付添いするよ!」と言ってくれ、現在も頑張ってます。
そして、退院した後「付添い入院2週間も、しかも大部屋でやってたのはスゴイよ。息子よ、ママを大切にするんだよ!」なーんて言ってました。
ようやく分かってくれたか!!
相当時間かかったけど、これも育てなければ一生言ってくれない言葉だったと思います。
そして、お年頃の娘ともいい距離感で、娘はパパの事を嫌っていません!
洗濯物を別にして!なんてまだ一度も言われないですね〜。
娘を持つパパさん!
娘に嫌われたくなかったら、今からでも変わるべきですよ〜!娘ってね、1回嫌いになったら一生嫌いですから(笑)
将来のためにも、嫌われないように行動すべきです!!
さぁ、旦那を育てるとなった時に、一つ考えてみてほしいのが 「観測者効果」 です。
これは、量子力学の世界で言われる「人が観測することで物質の状態が変わる」という現象です。
つまり、 「旦那は変わらない」と思っている限り、旦那は変わらない ということ。
逆に言えば、 「旦那は成長する」「やればできる」と意識して接すれば、旦那は変わる可能性がある ということです。
本記事では、量子力学の視点を交えながら、 旦那をうまく「育てる」ことで、家庭を10倍うまく回す方法 をお伝えします。
そもそも量子力学とは?
量子力学って聞くと、なんだか難しそうだけど、実はとっても面白い話。簡単に説明します!
① 小さな世界では、ルールが違う!
まず、私たちのまわりの世界には「大きなもの」と「小さなもの」があるよね?
大きなもの → 人、車、ボールなど。
小さなもの → 原子や電子みたいな、目に見えないくらい小さなもの。
私たちが知っている「大きなもののルール」と、小さな世界の「量子力学のルール」はぜんぜん違う!
② 見ると変わっちゃう!?(観測者効果)
たとえば、上司に「ちゃんとやってる?」って見てくると、ちょっとドキッとしてやる気になることない?
これと同じで、小さな粒(電子など)は「見られている」と気づくと、動きが変わるんです!
これを 「観測者効果」 って言います。
だから、「こうなってほしいな」と思って観察すると、本当にそのとおりになることがあるんです!
③ どっちもアリ?(スーパーポジション)
ふつう、コインを投げたら「表」か「裏」のどっちかになりますよね?
でも、量子の世界では「表でも裏でもある状態」がある。 これは「スーパーポジション」といって、どっちにもなれる状態 !
例えば、学校のテストで「できるか、できないか」じゃなくて、「どっちにもなれる状態」があって、それをどう見るかで決まるんだよね。
④ ふしぎなつながり(量子もつれ)
もし、AくんとBくんがめちゃくちゃ仲が良くて、どんなに遠くにいても「相手が今どうしてるか分かる」っていうことがあったら、すごいですよね。
量子の世界では、これが本当に起きます!
これを 「量子もつれ」 っていうもの。
⑤ 量子力学と人間の関係これを人間の世界に当てはめると…
「見られていると変わる」→ 人も期待されると変わる!
「どっちにもなれる」→ 未来は自分次第!
「つながっている」→ 大切な人とは、心がつながっている!
だから、量子力学を知ると、「私たちの未来は変えられる!」って思えるわけ。
どう?ちょっと不思議だけど、ワクワクする話でしょ?
ちょっと噛み砕いて話してみましたが、なんとなーく分かりましたか?
では、旦那に当てはめていきましょう!
量子力学的に見る「旦那の成長」
量子力学と聞くと「難しそう」と思うかもしれませんが、ここで使うのはシンプルな概念だけです。
夫婦関係に応用できる3つの量子力学的原則を紹介します!