映画の英語が半分くらい理解できるようになった方法

映画の英語が半分くらい理解できるようになった方法

yoimono

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先日、映画のTVでのロードショー(ミッドナイトアートシアター)で洋画を見たのですが、結構英語が聴き取れるようになったなあと感じました。

以前は教材用の英語は聴き取ることができても、実際の生の英語、特に映画の英語については全然聴き取ることができませんでしたので、かなりリスニング能力が上がったのかなと思いました。

大体ですが半分くらいは聴き取れるようなイメージでしょうか。
たったの半分?と思うかもしれませんが、半分の定義が難しいですが、半分聴き取るというのは映画によってはかなり難しいものです。

TOEIC900点以上を獲得しても映画の英語は全然聴き取れないなんて話はよく聞きます。海外駐在の知人にもこの話をしてみたのですが、日常的に英語を使用していても、それでも映画の英語は半分くらいしか聴き取れないということでした。

このハードルが高い映画の英語ですが、もちろんもっと聴きとれるように実力をつけていきたいのですが、まずはどうやってここまで着たのかということについて書いてみたいと思います。

1 基本的に裏技というものはない

英語が話せるようになる、映画の英語を聴きとれるようになる、このような英語の上達には特別な裏技はないと考えます。

ごく一部の人にとっては凄い技が存在するのかもしれませんが、一般の人にはそんな裏技はないというのは明白です。

短期間で英語が身につくような謳い文句をしている教材はたくさんありますが、あれはあくまで宣伝であって、実際には短期間で身につくのは「コツ」であり、そこからそのコツを使って長時間英語を勉強していく必要性はあるのではと考えます。

(コツを身につけるという点で既存の英会話教材等にもメリットは多くあると考えています)

あまりに短期的な上達を狙っても無理なものは無理なので、少しずつ積み重ねていくという覚悟は必要になります。

英会話学校に通えば英語が話せるようになるのでは?なんて議論もありますが、週1回通うだけでは英語が話せるようになるまで17年間かかるなんて記事もありました。

ただ通うだけではダメでやはりそれとは別に自分自身で学習を積み重ねる必要があるのです。

2 最初はTOEICの勉強から

最初はTOEICの学習から始めました。これは自ら望んだというよりは、当時の会社から提出を求められたからです。会社によって直接英語を業務で使うかどうかに関わらずTOEICの点数提出を求めるところもあります。

TOEICの点数が英会話の実力を示すのに適しているかどうかは疑問がありますが、今のところ良い方法もありませんし、TOEICがベストになるのでしょう。逆にそこまで英語が話せないとしても、TOEICを徹底的に対策して良い点を取っておくといろいろと就職・転職等有利なところがあるなというのも感じました。

独学でTOEIC用の教材を何冊か購入して勉強しました。全くゼロに近い状態から勉強を始めてTOEICは400点台から600点台くらいにまで伸びました。もちろん試験用の勉強ですし英語は全く話せないに等しい状態でした。

3 英会話のNOVAに通う

その後、英語を使う必要性が出てくる可能性があるということで英会話のNOVAに通うことにしました。

実際には実務で使うシーンは出てきませんでしたが良い経験になりました。
NOVAに通ったから即英語ができるようになったとか、英語のシャワーを浴び続けたとかそういうわけではなく、ここでは外国の方とのコミュニケーションが非常に勉強になりました。

目の前に外国の方がいて英語でコミュニケーションをとるという経験。これがどういうものなのか、その場の空気感であったり、間の持たせ方、相槌の仕方等これは経験しないと机上で勉強しているだけではわからない部分もあると思いました。

今はオンラインで学習できるサービスもたくさんありますが、対面には対面の良さがあって、空気感であったり、他の受講生と仲良くなって英語モチベーションが上がったり等の要素がありました。

NOVAに通うということはそれなりにコストはかかりますが、経験するだけの価値はあると思います。

TOEICはこの時点で800点弱程度にまで伸びていました。

(参考)
現在のNOVA英会話の口コミ・評判はどんな感じ?元NOVA生徒が話をします

4 独自の勉強を進める

NOVAを諸事情でやめた後はしばらく英語の勉強はしていなかったのですが、また英語熱が出てきて独自の勉強を再開しました。

途中でスピードラーニングの英会話教材にも手を出しました。今はオンライン版に移行して従来のスピードラーニングは販売を中止したようです。

この教材も効果はあるとは思いますが、利用方法が難しく、若干クセがありますので万人向けではなく、挫折もしやすいかなとも感じるところもありました。

その後もいろいろと英語の本を購入したり、音声を聴いたりと地味な勉強を続けていました。

5 youtube系での英語学習

だんだんとyoutubeが流行ってくるにつれて、youtubeで英語を勉強できるようなチャンネルも増えてきました。

これは現在でも継続しています。英語を勉強できるチャンネルはたくさんありますし、レベルによって分けることもできるので便利です。ただ、良いものもあればそうでないものもありますし、いきなり自分のレベルを超えて英語の動画を見ようとしても全然わからないで終わってしまうかと思います。

ある程度のレベルに達していたからこそ英語の番組もわかるようになってきたのだと思います。初心者であれば日本語と英語で解説してくれるようなチャンネル、興味があって見続けることが苦にならないようなチャンネルを探してみるのがいいでしょう。

voicetubeというyoutubeに英語字幕と日本語字幕をつけて教材化してくれるサービスがあるのですが、こちらのサービスはよく使いました。

無料でもかなりの範囲で使えて役に立つと思います。

voicetube

掲載している動画が偏りがあって、学術的な動画が多いので難しいものも多く、上手く自分に合うものを見つけていくことがポイントです。

簡単なチャンネルから始めて、その後英語ニュースも聴くようになり、直近では普通の英語番組等に進出してきています。

6 現在のレベルはどれくらい?

現在の英語レベルがどれくらいなのかというとTOEICは受けていないのでよくわからないままです。リスニング力は相当上がっていますが、文法等はほとんどやっていませんので下がってきているかもしれません。

わざわざTOEIC用の勉強をする面白味を感じなくなってきたということ、別に TOEICの点数が高くてもそれが直接的に英会話力とつながるわけではないということを感じるようになってきましたので、当面は勉強する予定はありません。

実力としてはタイトルに映画の半分くらいはわかるようになってきたということを書きましたが、映画も種類によるかと思われます。はっきり話す映画、かなりぼそぼそ話す映画等があり、本当に聴き取りやすさが全然違います。

これが英語ニュースになるとかなり聴き取りやすくなります。背景を知っていないと話が分かりづらいというものも含まれますので、100%わかるとは言えませんが、単語が聴き取れなくて、何を言っているかわからないとかそういうことはほぼありません。

youtubeになるとこちらもかなり聴き取れています。カメラに向かってきちんと発音するのと、映画でぼそぼそ話すのでは日本人にとっての聴き取りやすさは全然違うということですね。

最難関が映画であり、そして日常生活の中で本当に英語に不自由しないで生きていくにはまだまだ高いレベルが求められてくるのでしょう。

7 初心者が最初から無理をしないこと

初心者がこれから英語を勉強していきたいという場合、最初から無理をしないというのが大事です。

よくネットを見ると洋画を英語字幕で見続けていれば英語が理解できるようになるというような議論がされていたりもするのですが、これはある程度のレベルが備わっていることが前提かと思われます。

そしてその要求されるある程度のレベルというのは相当に高いはずです。学校の勉強しかしてこなくてリスニング・スピーキングを本格的にやってこなかった人にとっては英会話学校の講師とさえ満足に話すどころか聴き取ることも難しいのではないでしょうか。

そういうレベルで映画に挑戦してもよほど映画が好きな人でもない限り挫折して終わりになってしまいます。最初は体系的にわかる教材を使ったり、ある程度は普通に本で勉強したりというのも意外と必要となってくることなのかもしれません。

8 音の変化がわかる教材

本当に初心者・初級者であれば、音の変化をわかる教材としてプライムイングリッシュのような教材もいいのではないかと思いました。

音声変化を真剣に学ぶ教材となっていて、音の繋がりを聴き取りやすくするための教材です。英語は単語だけでは普通に聴き取れても、文章として発音すると音が繋がって極端に聴き取りにくくなるんです。

単純に単語を一つ一つ発音しているわけではないということ。ただ、この繋がった音であったり、文章というのも聴きなれていないので聴き取れないと感じるだけでトレーニングをしていけば絶対に聴きとれるにようになっていきます。

よく出てくる文章、言いまわしというのは大体同じなので、ある程度の範囲を聴きとれるようになっていけば、他のもわかるようになっていくのです。難しい単語の場合は当然相手側もきちんと発音しますし、わかりやすいように説明をしますので、本当に大変なのは難しい単語ではなく、日常的な言い回し、速く話すような英語の部分だと思います。

ある程度の実力者はこの教材よりは実践的なトレーニングに進んでいいと思いますが、基礎を固めたい人はこうした教材からゆっくりとやっていくのがいいのではないでしょうか。

※この教材の取り扱いは終了しました。

9 まとめ

今回は英語の映画の半分くらいが聴き取れるようになったということでどのような勉強をしたかということについて書いてみました。

決して特別な方法が出てきたわけではありませんので、つまらないなと思った人もいるかもしれません。

それが現実というのもので、いきなり素晴らしい方法を見つけたり、外国の人に囲まれて英語で過ごせるような環境に恵まれるという人は少ないはずです。一つ一つ自分に合う方法を見つけていくしかありません。

私自身も英語はかなり聴きとれるようになったとはいえ、まだまだです。上には上がいますし、映画についてはまだまだとても聴き取れないし、スピーキングも全然できませんので今後も学習を続けていくつもりです。

最初から凄い人が話せるようになったのではなく、一般の人の英語の学習法として参考にしてみてください。


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良いものの紹介、また世の中の動きに対しての意見等を書いていきます。ダイエット・英語学習・サプリメント・通信・教育・働き方等のジャンルが好きだったりします。

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