本日のニュースでホンダがレベル3自動運転の車を販売開始するということが発表されました。
車種はレジェンドで2021年3月5日発売、
価格は1,100万円です。
限定100台でスタートするということ。
長い間待たせていた自動運転もようやく始まりましたね。
まだレベル3の段階です
今回発表の自動運転はレベル3。
「自動車専用道路において約30km/h未満（システム作動後は約50km/h以下）の状況において渋滞に近い混雑状況であるときに自動運転を行なう。」
ということで、実質は高速道路で混んできたときにようやく使えるというだけです。
正直、これだけか～という気持ちはあります。
一歩一歩進んでいくしかなく、商用としては世界で始めて実用化ということです。
確かアメリカ等ではもっとレベル4の完全自動の車が走っていたような気がしますが、あれは実験段階で実用化とはいえないということなのでしょうか？
レベル4まできて、高速道路が通常速度でも自動化したり、一般道でも普通に自動化してくれないと、あまり自動運転の恩恵は得られないような気もしてしまいます。
アップルカーの登場予定もある
自動運転に関しては日本の自動車メーカーの話だけではありません。
アップルカーが日本に上陸して提携先を探しているという話はもう騒ぎになっています。
日本がレベル3をしている間に、あっという間にレベル4の車で外資がやってきて、自動車市場を取られてしまうリスクもあるのではないでしょうか。
アップルが自動運転車を出してくれるということは日本のアップルユーザーにとっても魅力的な話ではありますが、日本の産業構造の根幹が崩れてしまうと、経済へ大きなダメージを与えることになってしまいます。
アップルだけではなくgoogleも十分にある話ですが、ここは何としても日本自動車メーカーが主導権を握っていかなかればいけません。
早くレベル4の整備をしていくことが望まれます。
完全自動運転が普及すれば世の中が変わる
完全自動運動運転が普及すれば世の中に大きな変革が訪れます。
今はまだ運転が楽になる程度ですが、運転手がいなくてもいいとなると、無人輸送ができるということになりますので、物流の仕組み自体が変わり、低コスト輸送ができるようになります。
人の移動も無人タクシーや無人バスが普及すると、移動環境が変わるのでこれまで車がないと住めなかった場所にも住めるようになります。
この環境の変化は日本にとっては良い影響を与える可能性が高いと思われます。
とりあえず今はレベル3開始。
まだまだではありますが自動運転の道は始まりました。
今までは考えられなった未来がもう少しで近づいてきます。2025年頃には完全自動運転が実現というような話もあります。
新しい自動運転の世界が実現するまで楽しみに待ちたいです。
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