骨端線が閉じるともう身長が伸びない?
yoimono
身長を伸ばすということを調べていると出てくるのが「骨端線」という言葉です。
骨端線(こったんせん)というのは骨と骨の間にある成長軟骨の部分に見えるものでレントゲンで確認できる線になっています。
この骨端線が一定年齢になると閉じてしまう(=消えてしまう)ということでそこからは身長が伸びないということが定説となっています。
この骨端線と身長の関係は本当なのでしょうか?
どうも調べていった結果、実際の結果として不思議な点があり、記事にしてみることにしました。
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骨端線が閉じてしまう時期
骨端線が閉じると身長が伸びなくなってしまう。
それではいつこの線が閉じてしまうのということですが、実は女性で15-16歳、男性で17-18歳くらいで閉じて消えてしまうとされています。
一応、これには注意書きがあり、稀にということで女性で22歳くらいまで、男性で25歳くらいまで残っている人はいますということです。
そうすると、一般論でいえば、女性は高校1年生まで、男性も高校3年生くらいが限界でそこから身長が伸びることはないという結論になってしまいます。
22歳とか25歳とかいうケースがどれだけの割合であるのかがはっきりしませんし、この情報だけでは、あまり判定しようがありません。
少なくとも女性16歳以下、男性18歳以下であれば伸びるチャンスがあるということでもし身長を大きく伸ばしたいということであれば全力で取り組むべきです。
大人が伸びないと言うのはわかります
大人になってから身長が伸びないというのはわかることです。
PRとして身長を伸ばすサプリメントを宣伝したりしているのですが、重要な問題として、大人になってサプリメント等を買うことができる状態になってから自分の分のサプリメントを購入してももう身長を伸ばせる時期は過ぎてしまっているのです。
ここがもどかしいところで、ダイエットとは大きく異なるものになります。ダイエットであれば、大人になってから本気になってパーソナルトレーニングのジムに通ったりエステに通ったりと頑張ることはできるのですが、身長だけはどうにもならないですからね。
身長に関しては男性でも18歳くらいまでということで、大人になる前に親が気づいて子どもに準備してあげることが必要になるということ。自分自身の選択でどうにもできないのが難しいのです。
子ども自身でも自分で伸ばそうと思ってネイチャーメイドのサプリメントくらいであれば購入することはできるかもしれませんが、いくらアルバイトをしていたとしても、月額数千円のサプリメントを自分で継続購入することはあまり考えられないですよね。
本当に骨端線が閉じたら終わりなの?
本当に骨端線が閉じる時期になったらもう身長が伸びないのでしょうか?
ここが不思議に思っているところで、みなさんの身長データを見て感じたのですが、本当に女性は16歳、男性は18歳くらいで止まっていたりしますか?
高校を卒業すると正確なデータを測る機会が無くなるので、全体数値が具体的にわかっているわけではないのですが多くの人の場合、その年齢を過ぎても実は伸びていたりしませんか?
稀に20代でも骨端線が残っているという人の話はあっても、そんなに全員に当てはまる話ではないと思っています。
それにしても18歳以降の健康診断で身長が伸びる人が多いように思うのです。
大学生で大学に入ってから伸びる人もたくさん見てきましたし、働き出してもまだ身長が変化する人もいました。実際私自身も2cmくらいは伸びています。
そう、さすがに大きく10cmとか伸びるような例は実際に見たことはないのですが、数cmレベルの例は結構見ているんですよね。
実際には骨端線が閉じる時期と身長の伸びが止まる時期は誤差があるのではないか?ということを考えています。でも、実際にそういう意見が出てくることはなく不思議なところなのです。
誤差の問題はある
身長が伸びていないのに、身長が伸びたように計測されることの例としては誤差の問題はあるのではとは言われています。
誤差の問題としてまず、計測する器械がそれほど正確ではない、流れ作業の健康診断では一瞬で測って次の人に移ってしまうため結構適当な数値になってしまうことはあるでしょう。数mmのズレが直接健康に影響するわけではありませんのであまり重要視されていない感もあります。
そして大きな話として「朝と夜の身長が異なる」というところです。
朝起きたときが一番身長が高く、夜に連れて身長は縮んでいきます。つまり計測する時間帯によって数値が変わるのは当たり前なのです。軟骨が寝ている間に広がるということからこの現象がおこります。ただしこの説ですが、実際には起きて数時間もすれば身長は通常の状態になります。朝一で健康診断を受けているのであれば違いがでるかもしれませんが、そうでなければそこまでの差は出ないはずです。
姿勢によって身長が変わる
もう一つの身長変動要因は姿勢です。
姿勢矯正によって身長が変わるという話はよく聞きます。
大人が身長を伸ばす要素としてはこれがベストです。O脚矯正、猫背矯正等の矯正によって身長が伸びるのです。
本当に骨が成長しているわけではありませんが、かなり多くの人が姿勢が知らず知らずのうちに悪くなっていて本来の身長よりも低い身長となってしまっています。
歩き方や普段の椅子の座り方等長い期間の癖によって少しずつ変わってしまっているのです。
特にスマホやPCに長時間向かう現代人の姿勢という点で考えると良いはずがなく、背骨も少しずつ曲がってきてしまっているはずです。
これは自分でストレッチで直したり、整体を受けたりすることで矯正することはできます。これで数cmの身長アップに繋がることは現実的にも十分あり得る話になるでしょう。
これらの要素を考えても伸びる人が多すぎる
身長が伸びている、また伸びているように見える要因として誤差や姿勢の問題というようなことを言いました。
ただそれでもこれらの要素を考えても、伸びている人数が多すぎるように思えるのです。
実際に私自身も若干ですが伸びました。そして調べると大学生に入ってから数cm伸びたという人はたくさんいます。社会人になってしばらくして久しぶりに測ったら結構伸びていたという話も出てきます。
このようなことを考えると、骨端線が閉じる=即身長が止まるとは考えにくく、大きく伸びることはなくなるかもしれないが、少しずつであれば成長する可能性があるとも考えられるのではないでしょうか。
あまり大人になってから伸ばそうとするとか、身長を伸ばすサプリメントを頑張って飲み続けるとかをするのはおすすめできることではないですが、骨端線が閉じる時期を過ぎてしまった、もう大学生になったから諦めでこれ以上伸びることはない、ではなくまだできることをやっていれば伸びるということはあるかもしれません。
まとめ
ここでは骨端線が閉じてもまだ身長が伸びるのではないか?ということについての意見を書いてみました。
医学的に証明された話ではありませんが、まだまだ身長の伸びに関してはわからないこともたくさんありますし、いろいろな例も出てきています。
今まだ伸びる可能性があるという人については簡単に諦めるのではなくいろいろなことを試してみるというのがいいかもしれません。
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