今回のアップは「八陣の秘法」という名前の兵法(軍学)の技法です。
もちろん、どこにも発表されていない極秘の術であり、占いの世界を目指した者、その中でも、特に九星気学や奇門遁甲などを学ぶんできた術士にとっては垂涎の術です。
奇門遁甲が軍学の術とされてきましたが、自分の位置(太極)が固定されていて、相手の方位も2時間単位で固定という条件では、戦争では全く使えませんね。当然ながら2時間というスパンでは、自分も相手も移動するに決まっています。
この「八陣の秘法」には、太極という概念が存在しません。然るべき方位への移動という部分だけで論じる術です。したがって、金函玉鏡などいわゆる方位術を用いて遠隔地に行き、その場所から、本術で吉方位を算出した場所に移動することもできるのです。
この術は、30年ほど前に高島正龍先生が、自費出版本である「八陣の秘法」で、命理占のみ発表したもので、兵法(方位術)としての運用方法は全く秘されておりました。
今回、ご縁のあった皆様に、すべて公開いたします。