最適化1位のEAで大損!ドル円20年の検証を始める前に私がした大失敗
FX検証データ|金子 剛
数百のEAを自作してきた私ですが、作り始めた頃(当時は各通貨ペア10年分くらいのデータで検証していました)は、最適化結果の一番上に出た設定を、そのまま本番の口座で動かしていました。つまり、稼いだ順に並んだ表の先頭です。
疑う理由がないように見えました。だって、一番稼いだ設定を使えば、今後も稼ぐ確率や金額が一番高そうですよね。
ところが、いつも実際の成績はバックテストとまったく違う形になりました。一番稼いだはずの設定が、本番では全然通用しなかったのです。かなりの額を減らして、ようやく使うのをやめました。
ただ、いまなら一番稼いだ設定を使ってもダメだった理由が分かります。例えば、後にドル円の約20年分のデータでRSIの逆張りを検証したとき、8つの組み合わせのうち5つで、稼いだ順の1位が私の3基準を満たしていませんでした。表の先頭は、「過去にたまたま相場に合っただけ」のことがあるのです。
だから今は、上位の設定が近い値に集まっているかまで見ています。僕が勝てなかった理由は、FXやEAの向き不向きではなくて確かめ方だったのです。
今の私は、手法を使う前に20年分のデータで様々な角度から徹底検証しています。移動平均線・ボリンジャーバンド・RSIの3手法を、計3,700万通りから最適解を検証して比べた結果は、こちらで無料公開しています。
※本記事は過去データの検証結果であり、将来の成果を保証するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
