恋人はほしい。でも、知らない人に写真を見られるのは怖い。
友達から「一度使ってみたら?」と言われても、個人情報を知られたり、強引に会おうとされたりしないか考えると、登録画面を閉じてしまう。
そんなときは、いったん登録を止めて、自分がどこまでなら進められそうか考えてみましょう。
この記事では、マッチングアプリを使うか迷っている20代女性に向けて、登録前に決めておきたい3つのルールを紹介します。読んだあとも不安が残るなら、今は登録を見送る。それも一つの選択です。登録するか、もう少し待つかを落ち着いて決められるよう、先に準備しておきましょう。
まず、いちばん気になる不安を一つ選ぶ
「アプリが怖い」と感じる理由は、人によって違います。
- 知人や職場の人に見つかりたくない
- 写真や個人情報を悪用されないか心配
- メッセージを断ったら責められそう
- 実際に会ったとき、帰れなくならないか不安
- 料金や退会方法が分からない
不安を一度に解決しようとすると、調べても調べても足りない気がしてきます。今いちばん気になることを、一つだけ選んでみてください。
例えば、身元を知られることが心配なら、写真の背景やプロフィールに書く情報を先に考えます。誘いを断るのが苦手なら、登録前に断り方を一文用意しておきます。
「怖がりすぎかな」と自分を責めるより、怖い場面を具体的にした方が、できる準備も見えやすくなります。
ルール1:公開する情報の範囲を先に決める
プロフィールでは、趣味や休日の過ごし方から人柄を伝えられます。ただし、生活圏や行動パターンまで詳しく知らせる必要はありません。
書きやすい情報
- 好きな食べ物や映画
- 休日の大まかな過ごし方
- どんな関係を望んでいるか
- まずはメッセージから話したい、という希望
最初は控えたい情報
- 本名や詳しい勤務先
- 最寄り駅やよく使う店
- 毎日の帰宅時刻
- 一人で過ごす曜日
- 社員証、郵便物、学校名などが写った写真
文章だけでは場所が分からなくても、写真の背景と組み合わさると生活圏が伝わることがあります。写真とプロフィールは別々に見ず、一緒に確認してください。
詳しい場所を聞かれたときは、うそを作らず、話せる範囲を短く伝えます。
住んでいる場所の詳しい話は、まだ控えています。
仕事は事務系です。会社名はお伝えしていませんが、仕事内容なら差し支えない範囲でお話しできます。
相手が先に自分の情報を教えてくれても、同じだけ返さなければならないわけではありません。
ルール2:返事と会う約束を急がない
丁寧なメッセージが来ると、「早く返さないと嫌われるかも」と焦ることがあります。けれど、返信の速さだけで誠実さが決まるわけではありません。
授業中や仕事中は返さない。寝る前は通知を見ない。返事に迷ったら、その場で決めない。自分の生活に合わせて決めておきましょう。
会おうと誘われ、まだ決められないときは、保留にできます。
お誘いありがとうございます。少し考えてから返事をしたいです。
会うつもりがないなら、日程のせいにせずに断ります。
お誘いありがとうございます。ただ、お会いするつもりはありません。
一度「会う」と返事をした後でも、気持ちが変わったら断れます。連絡先を交換したからといって、会う約束や別の要求まで受け入れたことにはなりません。
何度断っても要求が続く、怒って説明を求める、性的な話や写真を強く求める。そんな相手とは、やり取りを終えることも考えてください。怖さを感じる場合は、最後のあいさつを送ることより、自分の安全を優先します。
ルール3:困ったときの出口を登録前につくる
不安になってから相談先を探すのは、思っている以上に疲れます。登録前に、次の三つを確認しておきましょう。
- 利用するアプリのブロック・通報方法を公式ヘルプで確認する
- 退会と有料契約の解約方法を確認する
- アプリを使うことを話せる友人や家族を一人決める
操作方法はサービスによって違います。実際に通報する必要はなく、公式ヘルプで手順を確認しておきます。
初めて会う場合は、できるだけ昼間の人が多い場所を選び、自分で帰れる交通手段を確保します。信頼できる人には、相手のプロフィール、会う場所、帰宅予定を共有しておきます。
例えば、友人への連絡は次のように具体的にします。
明日の午後1時に、駅前のカフェで会います。午後3時ごろに店を出て、帰宅したら連絡します。午後4時までに連絡がなければ、一度電話をもらえると助かります。
「何かあったら連絡する」だけでなく、確認する時刻まで決めておくと、友人も動きやすくなります。
登録前に書いておきたい5項目
紙やスマートフォンのメモに、次の5項目を書いてみてください。
- 今いちばん心配なこと:____
- プロフィールに書かない情報:____
- 返事に迷ったときの一文:____
- 会うなら守りたい条件:____
- 困ったときに相談する人:____
全部を埋められなくても構いません。空欄が気になるなら、その項目を調べてから登録する。まだ不安が強ければ、登録を見送る。どちらも選べます。
始めるかどうかは、準備してから決めていい
周りに合わせて急ぐ必要はありません。自分が納得できる条件で使えそうか、確認してみてください。登録前に3つのルールを決めておけば、誘いや質問を受けたときも、最初に決めた範囲を確認しやすくなります。
まずは、登録前の5項目を書いてみてください。不安が軽くなったら、公式ヘルプで操作方法を確認する。まだ不安が残るなら、今日は登録せずに終えてもよいでしょう。
もっと具体的に準備したい方へ
有料記事では、登録前後の不安を整理する方法から、困ったときの対応までを順番にまとめています。
- 個人情報を聞かれたときの返し方
- 連絡先交換や誘いを断る例文
- 初対面で確認する安全チェック
- 自分のペースで進める7つの準備
状況別の例文や確認用メモを使いながら、自分のペースで準備したい方はこちらをご覧ください。

