デュラン社、ドビュッシー、アラベスクを購入いたしました。

増田朋美
本日はよく雨がふりましたが、少し涼しくなってきました。ちょっとほっといたしました。やっぱり当たり前のように季節が変わっていくというのも、大事なことなんだろうなとおもいます。いろんなものが登場してきて疲れる世の中ではあるんですが、自分のペースを崩さないで行こうと思う私です。
さて、本日は、よく癒し系音楽として有名になりました、ドビュッシーの2つのアラベスクを購入したというお話。
どこの版にするか散々迷いましたが、結局デュランになりました。やはり、フランスの出版社が、一番かなと思いまして。

かつては、デュラン社というと高いし、ミスが多いとかで、あまりいい評判ではありませんでしたが、今回の楽譜にはミスはありませんでした。
アラベスク第1番と第2番を収録しています。内容は、運指もなく、曲の注意なども必要最小限なので、いろいろ指示を出してほしい方には不向きです。ペダルの指示もないので、そこら辺は分かる人でないと難しいかな。
いろいろ悪名高いデュラン社で、私も国内の楽譜で代用したりしたこともありましたが、少しずつ改善されてきているようです。他にもサン・サーンスなども持っていますが、昔に比べると、ずいぶん読みやすい楽譜になりました。これからは、捨てたものではないような楽譜になりそうです。音符がちいさく読みにくいのは、変わらないのですけどね。
とはいえ、癒し系の音楽として、よく知られているアラベスク。もっと柔らかく美しい音色で弾けるように、なりたいな。