寿司屋のネタの準備、いわゆる仕込みを見るのが好きだ。特に時間がかかるものはすでに仕込まれていて並んでいることが多いけど、目の前で切ったり、少し浸けたり、もちろん握ったりと、最後の仕上げを見れるのが、カウンターならではの楽しみ。
特に好きなのが海老の仕込み。まだ生きている車海老に竹串を刺して裏に持っていき、茹でたあとにまだ熱々の状態で頭を取り殻を剥き、開いてわたを取って握りネタにしていく。
若い職人が淡々とそして無駄のない動きで準備していくのは、とても見ていて気持ちがいい。
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