
その愚痴、記事にしない?──疲弊して終わらない在宅ワークの話

kururi
はじめに
在宅ワークを探している人や、副業を始めたばかりの人のSNSやnoteを見ていると、
「疲れた」「うまくいかない」「全部落ちた」といったつぶやきをよく見かけます。
正直な気持ちを書いているのだと思うし、否定するつもりはまったくないけれど、少しもったいないな、と感じることもあります。
実は、私自身はあまり「在宅ワーク探しで疲弊した」という経験がありません。
それは「やりたい仕事」よりも「やれる仕事」を選んできたから。
そして、そのときの経験や視点を、自分なりに記事にしてきました。
疲れているなら、その体験こそがコンテンツになるかもしれません。
愚痴や悩みを書きなぐって終わるのではなく、それを『記事』として整えてみたら、
きっと誰かの役に立つ。
そんな視点を、今回はあなたに届けてみたいと思います。
なぜ、在宅ワークで疲弊してしまうのか
在宅ワークで疲弊してしまう人の多くは、「やってみたい仕事」や「理想の働き方」にばかり意識が向いてしまっています。
それ自体は悪いことではないけれど、理想と現実のギャップが大きいほど、
思い通りにいかない日々が続き、気持ちが消耗していく。
例えば、SNSで「この人みたいに在宅で稼ぎたい」と思って応募した仕事に落ちたとき。
「私はダメだ」「スキルがないからだ」と、自分を責めてしまう。
そのまま自己否定のループに入り、何度も案件に応募しては落ち込み、
疲れ果ててしまう。
さらに、「選ばれる」前提のままで動いていると、
いつまでも他人の評価に振り回されてしまいます。
雇われ脳のままでは、在宅ワークといえども「自分で選ぶ」ことができず、
消耗するだけの働き方になってしまうのです。