
結論から言うと、楽天モバイルの衛星通信「スペースモバイル計画」は、今すぐ全国どこでも使えるサービスではありません。ただ、圏外だらけだったエリアが少しずつ塗り替えられていく方向に進んでいるのは間違いないんです。
あなたのスマホ、トンネルや山道、海の上でふと圏外になった経験はありませんか。まめ研究員も東北の実家に帰省するたびに、電波の入りをつい気にしてしまう性分でして。今回は、楽天モバイルが2020年から進めてきた衛星通信「スペースモバイル計画」について、2026年7月時点で分かっている現状と、まめ研究員なりの展望を整理していきます。専用のアンテナや特別な端末が要らない仕組みだからこそ気になる人も多いテーマだと思うので、できるだけ具体的な数字を交えて書きますね。なお、個別に質問できる窓口を記事の最後に載せていますので、気になる点があれば後ほどご覧ください。
楽天モバの衛星通信「スペースモバイル計画」とは
楽天モバイルは2020年、アメリカのAST SpaceMobile社と提携し、衛星と一般的なスマートフォンを直接つなぐ「ダイレクト・トゥ・セル」方式の実現に向けて動き出しました。従来の衛星電話のように専用の分厚い端末や外付けアンテナを使うのではなく、今まめ研究員が使っているiPhone 14 Proのような普通の機種で、そのまま衛星と通信できる仕組みを目指しているのがポイントです。2022年9月には試験衛星「ブルーウォーカー3」が打ち上げられ、低軌道上に展開する通信用アレイとしては当時最大級のサイズだと発表されました。ここでの実証が、その後の商用衛星の開発につながっています。

正直に言うと、衛星通信と聞くと専用の契約と機材が必要な高額サービスというイメージが強かったんですけど、スペースモバイル計画は普段のスマホがそのまま使える設計だと知って、印象が変わりました。
現状どこまで進んでいるのか(2026年7月時点)
- 2020年:楽天モバイルがAST SpaceMobile社と提携を発表
- 2022年9月:試験衛星「ブルーウォーカー3」を打ち上げ、実証実験を開始
- 2024年9月:商用衛星「ブルーバード」の初弾5機をファルコン9ロケットで打ち上げ
- 2024年12月:競合のau(KDDI)がスターリンクとの提携で衛星メッセージサービスを日本国内で開始
- 2025年:ブルーバード衛星の追加打ち上げが進み、対応エリア拡大に向けた発表が続く
- 2026年7月時点:楽天モバイルとしての一般提供開始時期は公式に明言されておらず、実証実験・段階的な導入の段階
楽天モバならではの狙いと、auとの違い
衛星通信をめぐっては、楽天モバイルだけでなくauも動いています。au(KDDI)は2024年12月から、スペースXのスターリンクと連携した衛星メッセージサービスを日本国内で開始しました。専用機器なしで衛星とつながるという方向性は共通していますが、力の入れどころには違いがあります。
- au×スターリンクは、まず通話やデータ通信ではなくメッセージの送受信から先行提供している
- 楽天モバイルは圏外エリアの解消そのものを最終的なゴールに位置づけている
- 専用機器が要らず、普段使っているスマホがそのまま使える点は両社共通
- 通話やデータ通信まで対応が広がるかどうかは、各社とも今後段階的に発表される見込み

今の段階だと、今日から山奥でも普通に通話できるというところまでは来ていなくて、災害時のメッセージ送受信のような限定的な用途から少しずつ広がっていくイメージなんですね。
これからの展望:圏外ゼロにどこまで近づくか
ここから先はまめ研究員なりの見立てです。AST SpaceMobile社は2024年9月の5機打ち上げ以降も衛星の追加投入を続けていて、2025年にかけて対応エリアを広げる発表が相次ぎました。楽天モバイルとしての商用サービス化がいつになるかは、2026年7月の時点でもまだ具体的な日付が示されていません。とはいえ、災害時の安否確認や登山・釣りといったアウトドア用途から段階的に対応が広がっていく可能性は十分にあると見ています。あくまで一般的な衛星通信サービスの広がり方から予想する話にはなりますが、次のような順番で対応が進むのではないかとまめ研究員は見ています。
- フェーズ1:災害時などを想定したテキストメッセージの送受信
- フェーズ2:低速でも良いので簡易的なデータ通信への対応
- フェーズ3:通話を含めた本格的なデータ通信への対応

これはまだ判断が分かれるところで、まめ研究員も60:40くらいで「思ったより早く進む」かな、という感覚です。ただ、全員が今すぐ恩恵を受けられるわけではない点は、頭の片隅に置いておいた方がいいと思います。
ここに注意⚠️
- サービス開始時期は未確定で、今すぐ全国どこでも使えるわけではない
- 現状の取り組みは基本プランに追加される標準サービスではなく、実証段階の位置づけ
- 衛星通信の恩恵を受けるための対応周波数や端末側の条件は、今後あらためて発表される可能性がある
- 山間部や海上での利用を今の時点から過度に期待しすぎない方がよい

衛星通信はまだ発展途上ですが、圏外の不安が少しずつ減っていく方向に進んでいるのは心強いですよね。まめ研究員としても、今後の続報を追いかけていきます。ここまでで役に立ったと感じたら、拍手👏を1回もらえると励みになります。
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次回は、au×スターリンクとの実際の使い勝手の違いについても、まめ研究員なりに掘り下げてみようと思っています。この記事が参考になったら、拍手👏で教えてもらえると次の記事の優先度に反映できます。
