
結論:写真の位置情報は「撮るときに記録しない」か「送るときに外す」の2段構えで対策できます。iPhoneなら共有画面の「オプション」、AndroidならカメラとGoogleフォトの設定がポイントです。
スマホで撮った写真には、撮影日時や機種名のほかに、撮影した場所の緯度・経度が埋め込まれていることがあります。自宅の窓から撮ったペットの写真、子どもの部屋で撮った工作の写真。それをメールやAirDropでそのまま送ると、受け取った側で撮影場所が地図に出せてしまうケースがあるんです。あなたが最近誰かに送った写真、位置情報が付いたままになっていないか気になりませんか?この記事では、iPhoneとAndroidそれぞれで「送る前に位置情報を外す」設定を、所要時間3分ほどでできる手順にまとめました。個別に質問できる窓口を記事の最後に載せています。
写真の位置情報は「Exif」という付箋に書かれている
デジカメやスマホの写真ファイルには、画像そのものとは別にExif(イグジフ)と呼ばれる付帯情報が記録されています。中身は撮影日時、機種名、シャッター速度、そして位置情報サービスがオンならGPSの緯度・経度です。写真アプリの「地図」表示で撮影場所ごとに写真が並ぶのは、このExifのおかげなんですね。
便利な反面、ファイルをそのまま渡すとこの付箋ごと相手に届きます。一般に、X・Instagram・LINEといった主要なSNSやメッセージアプリは、アップロード時に位置情報を取り除く処理をしていると言われています。ただしこれはサービス側の仕様なので、将来変わる可能性がありますし、メール添付・AirDrop・クラウドの共有リンク・USBでのコピーでは元のファイルがそのまま渡ることが多いです。つまり「どこに送るか」で結果が変わる、というのが厄介なところです。

位置情報が悪いわけではないんです。旅行の写真を地図で振り返れるのは楽しいですからね。問題は「自分の手元に残す写真」と「人に渡す写真」を同じ扱いにしてしまうこと。ここを分けて考えるのがコツです。
iPhoneで送る前に位置情報を外す手順
- 1枚ずつ送るとき(iOS 13以降):写真アプリで写真を開き、左下の共有ボタンをタップ。共有シート上部の「オプション」を開き、「位置情報」のスイッチをオフにしてから送信先を選ぶ
- 複数枚を送る場合も同じで、写真を選択した状態で共有ボタン→「オプション」→「位置情報」オフでまとめて外せる
- 写真自体から消しておきたいとき(iOS 15以降):写真を開いて上にスワイプするか「i」ボタンをタップし、地図の下にある「調整」→「位置情報なし」を選ぶ
- そもそも記録しないとき:「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」→「カメラ」を開き、「なし」を選ぶ
- 「正確な位置情報」のスイッチだけオフにする方法もあるが、これはおおまかな位置が残るため、人に渡す写真の対策としては不十分
- 設定後、テスト用に1枚撮影し、「i」ボタンで地図が表示されないことを確認して完了
Androidで送る前に位置情報を外す手順
- 撮影時に記録しない(Googleカメラの場合):カメラアプリの設定を開き、「位置情報を保存」をオフにする
- Galaxyの標準カメラなら、カメラ設定内の「位置タグ」をオフにする(機種やOSのバージョンで名称が変わることがある)
- Googleフォトのリンク共有:Googleフォトの設定内にある、共有時に位置情報を他の人に見せないための項目をオンにしておく
- 撮影済みの写真:Googleフォトで写真を開き、上にスワイプして詳細を表示。位置情報の項目から削除できる場合がある(ただしGoogleフォト上の表示だけでなく、端末内の元ファイルに残るかは機種によって異なる)
- 確実に外したいときは、スクリーンショットを撮ってそれを送る方法もある。スクショには撮影場所のGPS情報が入らないのが一般的
- 設定後は1枚テスト撮影し、写真の詳細画面で位置が出ないことを確認する

まめ研究員としては、iPhoneなら「共有時にオプションでオフ」を習慣にするのがいちばん手間が少ないと思っています。カメラ側で完全にオフにすると、自分用の思い出写真まで場所が分からなくなってしまうので、そこは好みで選んでくださいね。
ここに注意⚠️
- 写真の「背景」は設定では消せません。窓の外の景色、電柱の住所表示、制服、郵便物の宛名などから場所が推測されることがある
- メッセージアプリで「オリジナル画質」「ファイルとして送信」を選ぶと、元ファイルに近い形で届く場合がある。送り方の選択肢で結果が変わる点に注意
- クラウドの共有アルバムや共有リンクは、相手がさらに転送できる。一度渡した写真は回収が難しいと考えておく
- 動画ファイルにも位置情報が記録されることがある。iPhoneの共有「オプション」は動画にも効くので、動画を送るときも同じ手順で確認する
- OSのアップデートでメニュー名や場所が変わることがある。記事の手順は2026年9月時点の一般的な画面を前提にしている

位置情報を外しても、写っているもの自体が手がかりになるのは見落としがちなポイントです。「設定で外す」+「写り込みを一度見直す」をセットにしておけば、かなり安心して送れるはずです。ここまでで役に立ったと感じたら、拍手👏を1回もらえると励みになります。
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次回は「アプリに渡している位置情報の権限を見直す方法」を取り上げる予定です。写真と合わせて見直すと、スマホまわりのプライバシー設定がひと通り整いますよ。この記事が参考になったら、拍手👏で教えてもらえると次の記事の優先度に反映できます。
