
結論:楽天モバは「メイン回線をまるごと入れ替える」より、まず2回線目として足すほうが失敗しにくいんです。使わない月は1,078円、たっぷり使った月でも3,278円で止まる段階制なので、サブ回線のコスト上限が読めるのが理由です。
今のスマホ1台に、通信も、仕事の連絡も、地図も、決済も、全部を任せたままになっていませんか。この記事は「メイン回線は今のまま残したい。でも通信費は下げたいし、いざという時の予備も欲しい」という人に向けて、楽天モバイルを2回線目として足すときの考え方と手順をまとめたものです。読み終わったときに整理できるのは4つ。サブ回線に段階制料金が向く理由、使い方の型5つ、端末側のデュアルSIMの組み方、そして先に知っておくべき弱点です。料金や仕様は2026年7月時点の公式サイト表記をもとにしています。なお、個別に質問できる窓口を記事の最後に載せています。
サブ回線に向いている理由は、料金の「上限」にあります
楽天最強プランは、公式サイトの料金表によると3GBまで月1,078円、20GBまで月2,178円、20GBを超えると月3,278円で打ち止めという段階制です(いずれも税込)。サブ回線の使用量は月によって大きくぶれます。出張が続いた月は10GB使い、家にいた月は0.5GBで終わる——この振れ幅を定額制で受けると、使わない月の料金がまるまる無駄になります。段階制なら、使わない月は自動的に一番安い段に落ちる。ここが2回線目と噛み合うところなんです。
前提を置いて試算してみます。メイン回線を月7,000円の大容量プランで契約している人が、実際には月15GB前後しか使っていないとします。メインを中容量(仮に月4,500円)に落として、足りない月だけ楽天モバのサブ回線で受け止める形にすると、あまり使わない月は4,500円+1,078円=5,578円。データを大きく使った月でも4,500円+3,278円=7,778円で収まります。前者の月が大半なら、年間では約66,936円。元の7,000円×12=84,000円と比べて、年間1万7千円ほど差が出る計算です。もちろんメイン側を下げられるかどうかが前提条件なので、そこは自分の直近3か月の使用量を確認してからになります。

「回線を増やす=固定費が増える」と感じますよね。まめ研究員も、そこは正しい警戒だと思います。ただ、サブを足せるからこそメイン側を1段下げられる、という順序で考えると合計は下がることもあるんです。増やす話ではなく、置き直す話として見てくださいね。
よくある使い方は、だいたいこの5つに分かれます
2回線目の相談で挙がる目的を並べると、ほぼ次の型に収まります。自分がどれに当てはまるかで、選ぶべきSIMの種類(音声つきか、データ専用か)も変わってきます。
- 通信障害・災害時の予備:ドコモ・au・ソフトバンクのいずれかがメインなら、系統の違う回線を1本持っておくと、片方が止まった日に連絡と決済が生き残ります。目的がこれだけなら、使わない月は1,078円が保険料という考え方になります。
- 仕事用の番号を分ける:私用の番号を取引先に渡さずに済みます。通話はRakuten Linkアプリ経由なら国内通話料が0円、標準の電話アプリからだと22円/30秒(税込)です。
- データ用のサブ・ルーター代わり:楽天モバイルはテザリングが追加料金なし・申込不要で使えます。ノートPCやタブレットに逃がす前提なら、20GB超でも3,278円で止まるのが効いてきます。
- 海外に持ち出す用:公式サイトの案内では、対象の国と地域で月2GBまで追加料金なしのデータ通信ができ、超過後は最大128kbpsに制限されます。対象国は変更されるので、出発前に公式の一覧で確認してください。
- 家族の見守り・子ども用の1本:最強家族プログラムを適用すると、公式案内では1回線あたり月110円引きになります。通話をあまりしない使い方なら、月1,000円未満で持てる計算です。
- 楽天経済圏の入口として:2026年7月時点の公式SPU一覧では、楽天モバイル契約で楽天市場のポイント倍率が+4倍になります。楽天市場での買い物が多い世帯なら、サブ回線1本でもここが効きます。
端末側の準備:デュアルSIMの組み方
2回線目でつまずくのは、料金より端末側です。手元の1台に2回線を入れるのか、それとも古い端末を復活させて2台持ちにするのか。ここを決めないまま申し込むと、SIMが届いてから固まります。
- iPhone:iPhone XS / XR 以降が nanoSIM + eSIM のデュアル構成に対応、iPhone 13 以降は eSIM 2つの同時待受にも対応しています。手元の機種の世代を先に確認してください。
- Android:メーカーごとの差が大きい領域です。「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」あたりの項目で、2枚目を受け入れられるかを見るのが早いです。
- eSIM を選ぶと配送待ちがない:物理SIMの到着を待たずに、申込から開通まで最短で当日に終わります。ただし本人確認の状況によっては時間がかかるので、平日の日中に手続きするのが無難です。
- 回線ごとに役割を割り当てる:iOS も Android も「モバイルデータ通信はこの回線、発信はこの回線」という既定を設定できます。ここを決めておかないと、意図しない側で発信して通話料がかかります。
- APN は基本自動:手動設定が必要になった場合、楽天モバイルのAPN名は rakuten.jp です。うまく繋がらないときの確認先として覚えておくと役に立ちます。

ちなみに、eSIMを申し込む前に確認しておきたいのが、その端末が楽天モバイルの対応バンドを掴めるかどうかです。海外で買った端末や古い型番は、対応表から外れていることがあります。公式の「対応製品」ページで型番を検索する、この一手間だけで開通後のトラブルがかなり減ります。
ここに注意⚠️
- 屋内・地下・鉄筋の奥まった部屋では、電波が届きにくいことがあります。これは楽天モバイルの弱点として素直に認めるべき部分です。逆に言うと、メイン回線を残したままのサブ運用は、この弱点を一番受け流しやすい形でもあります。
- 段階制は「使った分だけ」です。動画を1本まとめて見ただけで3GBを超えて2,178円の段に上がることもあります。上限が3,278円だという点は、家計に入れる前に把握しておいてください。
- Rakuten Link を経由しない標準通話は22円/30秒です。国際通話や、ナビダイヤルなど一部の番号は無料通話の対象外になります。仕事用として使うなら、かけ先の種類を先に想像しておくといいです。
- 2回線目でも本人確認と申込条件があります。家族の分を自分名義でまとめる形は、後々の名義変更や解約でつまずきやすいので、使う人の名義で契約するのが原則です。
- 短期での契約と解約を繰り返す使い方は、その後の申込審査で不利になることがあります。サブ回線は「長く置いておく前提」で持つほうが、結果的に得になりやすい設計です。

まとめると、サブ回線として持つなら「電波の弱さを許容できる場所と用途か」「上限3,278円を家計に入れられるか」の2点だけ確認すれば、判断はだいぶ楽になります。全員に勧められるかというと、自宅が地下1階で家でも使いたい方はちょっと厳しいかもしれません。ここまでで役に立ったと感じたら、拍手👏を1回もらえると励みになります。
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楽モバ申込前の質問は、まめ研究員の LINE で AI が 24h 以内に即返信します(無料)。「この端末でデュアルSIMは組めますか」「サブ回線はデータ専用と音声つき、どっちがいいですか」といった具体的な質問のほうが答えやすいです。
回答は実体験 18 ヶ月ベースで、必要に応じてオーナーが個別補足します。

📚 動画でも解説しています
文字だけだとイメージしづらい設定画面まわりは、動画のほうが早いです。デュアルSIMの切り替えや開通後の確認手順は、こちらのチャンネルでも扱っています。
https://www.youtube.com/@RakuMobaResearch
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次回は「サブ回線をデータ専用にするか、音声つきにするか」を、通話の使い方別に分けて整理する予定です。この記事が参考になったら、拍手👏で教えてもらえると次の記事の優先度に反映できます。
