
結論:迷惑電話が増えたら、最初にやるのは「出ない・折り返さない・番号を検索する」の3つです。そのうえで、iPhone なら「不明な発信者を消音」、Android なら電話アプリの迷惑電話フィルタをオンにする。ここまでで着信の大半は止まります。電話番号の変更は最後の手段にとっておいてください。
この記事は、楽天モバイルを使っていて「最近、知らない番号からの着信が急に増えた」と感じている方に向けて書いています。あなたのスマホには、この1週間で知らない番号から何回かかってきましたか? 3回を超えているなら、放置せずに今日中に設定を見直した方がいいです。読み終わる頃には、①今すぐやる応急処置、②端末側の恒久設定、③それでも止まらないときの相談先、の3段階が整理できるはずです。設定だけなら所要時間は5分から10分、準備するものは手元のスマホと、着信履歴に残っている番号だけです。個別に質問できる窓口を記事の最後に載せています。
なぜ急に増えるのか。迷惑電話の3つの型
迷惑電話が「急に」増えるのには、だいたい理由があります。まめ研究員が相談内容を型として整理すると、大きく3つに分かれます。
1つ目は国際番号からの「ワン切り」型です。「+1」「+44」のように頭に「+」が付いた番号から、1コールだけ鳴って切れる。折り返させて国際通話料を発生させるのが狙いで、警察庁や総務省が繰り返し注意喚起しているタイプです。番号はコンピュータで機械的に生成して自動発信しているので、あなたの番号がどこかに漏れたわけではなく、たまたま発信の範囲に入っただけ、というケースが多いんですね。
2つ目は営業・勧誘型です。050 や 0120、0800 から、光回線、不動産投資、電力プランなどの案内が来る。こちらは名簿ベースなので、懸賞応募、資料請求、名刺交換、ネットショップの会員登録など、番号をどこかに書いた履歴が起点になっていることがよくあります。増えた時期の少し前に、何かに番号を登録しなかったかを思い出してみてください。
3つ目はなりすまし型です。宅配業者、通信会社、税務署、警察を名乗り、自動音声で「料金が未納です」「回線を停止します」と告げて、番号入力や折り返しを促す。SMS とセットで来ることも多く、3つの中で一番実害につながりやすい型です。
どの型かで対処が少し変わるので、まず着信履歴の番号を眺めて、どれに当てはまるかを見てください。

番号の頭で型を見分けるのが早いです。「+」で始まる → 国際ワン切りなので折り返し厳禁。「050」「0120」「0800」→ 営業か自動音声。「080」「090」で心当たりがない → 一度検索してから判断。ちなみに、番号を検索するときは番号をそのまま Google に入れるだけで、報告サイトが上位に出てきます。
今日やる応急処置。5分で終わる7ステップ
- 出ない。知らない番号は留守番電話やメッセージに任せる。用事があれば相手は何かしら残します。
- 折り返さない。特に「+」で始まる番号は、折り返した瞬間に国際通話料が発生します。国際通話かけ放題オプションに入っていない限り、国ごとの従量課金です。
- 番号を検索する。Google に番号をそのまま入れるか、迷惑電話番号の報告サイトで確認。複数の報告が重なっていれば、着信拒否の判断材料になります。
- 端末で着信拒否に登録する。iPhone・Android それぞれの手順は次のセクションにまとめました。
- 「不明な発信者を消音」(iPhone) または「迷惑電話をフィルタ」(Android) をオンにする。これで連絡先にない番号の大半が鳴らなくなります。
- SMS も一緒に来ているなら、本文のリンクは開かない。my 楽天モバイルで「迷惑SMS拒否設定」がオンになっているかも、この機会に確認しておきます。
- 着信の日時・番号・内容 (自動音声か、人か、何を言われたか) をメモに残す。後で相談するときの材料になります。
端末別の恒久設定。iPhone / Android / Rakuten Link
- 【iPhone】「設定」→「アプリ」→「電話」→「不明な発信者を消音」をオン (iOS 17 以前は「設定」→「電話」の直下にあります)。連絡先・最近の発信履歴・Siri の提案にない番号は鳴らずに留守番電話へ回ります。個別に拒否したい番号は「電話」アプリの履歴で番号右の「i」→「この発信者を着信拒否」。
- 【Android・Google の電話アプリ (Pixel など)】「電話」アプリ右上のメニュー →「設定」→「発信者番号とスパムの番号」→「発信者番号とスパムの番号を表示」と「迷惑電話をフィルタ」をオン。個別拒否は履歴の番号を長押し →「ブロック / 迷惑電話として報告」。
- 【Android・メーカー独自の電話アプリ (Galaxy など)】「電話」→ メニュー →「設定」→「番号指定ブロック」で個別登録。「発信者番号と迷惑電話の保護」のような項目があればオンに。名称は機種と OS のバージョンで少しずつ違います。
- 【非通知の拒否】iPhone は「不明な発信者を消音」で非通知も含めて止まります。Android は電話アプリの「設定」→「ブロックした番号」の中に、非通知の着信をブロックするスイッチがあるので、そこをオン。
- 【Rakuten Link・Android】Android 版は着信が Rakuten Link アプリに入るため、標準電話アプリのフィルタが効かないことがあります。Rakuten Link の通話履歴で番号を開き、メニューから「ブロック」に登録。項目の位置はアプリ更新で変わることがあるので、見当たらなければ公式ヘルプで「Rakuten Link ブロック」を検索してください。
- 【Rakuten Link・iPhone】iOS 版は 2021年6月の仕様変更以降、着信は iPhone 標準の「電話」アプリで受ける形になっています。したがって上記の iPhone 設定がそのまま効きます。Rakuten Link 側で別途やることは基本的にありません。

Android で Rakuten Link を使っている方は、ここがつまずきやすいところです。標準の電話アプリでブロックしたのに鳴り続ける、という相談はよく聞きます。着信が Rakuten Link アプリ側に入っているためで、Rakuten Link の設定にも同じ番号を登録すると止まります。iPhone は着信が標準アプリに入るので、iOS の設定だけで済みます。
ここに注意⚠️
- 「+」から始まる番号には、どんな理由でも折り返さない。宅配業者や銀行が海外番号からかけてくることは通常ありません。折り返すと国際通話扱いになり、Rakuten Link から発信しても日本発の国際通話は無料の対象外です。
- 「不明な発信者を消音」は強力な分、病院・学校・配送業者など連絡先に入れていない番号も留守番電話に回ります。大事な連絡を待っている時期は一時的にオフにするか、留守番電話をこまめに確認してください。
- 自動音声で「料金未納」「回線を停止します」と言われても、その場で番号を押したり折り返したりしない。楽天モバイルからの連絡かどうかは、my 楽天モバイルにログインして請求状況を自分の目で確認するのが確実です。
- 番号検索サイトの情報は玉石混交です。1件の悪評だけで判断せず、同じ番号に複数の報告が重なっているかを見てください。逆に、報告がないからといって安全とも限りません。
- しつこい・脅し文句がある・お金の話が出た、という場合は、メモしておいた日時と番号を添えて、消費者ホットライン「188」か警察相談専用電話「#9110」へ。電話番号の変更は手数料や各種サービスの再登録という手間があるので、最後の手段にとっておいてください。

まとめると、折り返さない・端末で止める・記録を残す、の3点です。設定そのものは5分で済みますし、多くの場合はそれで静かになります。それでも脅し文句が続くなら、188 か #9110 に相談するところまでが対処です。ここまでで役に立ったと感じたら、拍手👏を1回もらえると励みになります。
💡 3つの申込ルート、どれが一番お得か
迷惑電話の話からは少し離れますが、この記事を読んでいる方の中には「今は他社で、楽天モバイルへの乗り換えを検討中」という方もいるはずです。申込前によく聞かれるのが、どのルートで申し込むのが得なのか、という点です。楽天モバイルの申込ルートには「従業員紹介」「三木谷キャンペーン」「通常の紹介キャンペーン」の3つがあり、還元の内容と適用条件がそれぞれ違います。しかも、2回線目や一度解約した後の再契約だと、適用されるルートが変わり、答えがひっくり返ることがあります。どれを選ぶべきかは条件の組み合わせ次第なので、下記の解説記事に比較表としてまとめています。申込前に一度目を通してから手続きすると、後から「こっちの方が良かった」となりにくいです。

申込前の個別の疑問は、プロフィール記載のLINEでも受け付けています。
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次回は「Rakuten Link で通話中に音が途切れるときの切り分け」を予定しています。迷惑電話の対策とあわせて、通話まわりの困りごとを順番に片づけていきましょう。この記事が参考になったら、拍手👏で教えてもらえると次の記事の優先度に反映できます。
