このTipsは、若手育成テーマの一部です。関連するTipsや全体の流れは、以下の記事にまとめています。

若手の手が急に止まることがあります。
「どうした?」と聞いても、
「大丈夫です」
「ちょっと分からなくて……」
と返ってくるだけで、
何が起きているのか見えません。
そこで、
「何が分からない?」
「どこまで理解してる?」
「なんで止まったの?」
と聞きたくなります。
ただ、止まっている若手に複数の問いを一度に返すと、
整理する量が増え、さらに固まりやすくなります。
この場面で起きているのは、
「全部分からない」という状態とは限りません。
いつもと違う部分を、まだ言葉にできていない状態です。
たとえば、本人の中では、
- 入力する順番が違う
- 条件が一つ増えている
- 画面の配置が変わっている
- 確認する場所が増えている
といった差が引っかかっています。
しかし、
その違いを整理できないまま「何が分からない?」と聞かれると、
全体を説明しようとして止まります。
ここで見るのは、原因を説明できるかではありません。
前回や普段との違いを、一つだけ言えるかです。
ただし、「違うところを全部教えて」と聞けば、
また整理する量が増えます。
ここからは、差分を一つだけ出させ、
止まった場所を特定する聞き方を整理します。
