研修中、
受講者を見るときに最初に気になるのは、
正解できたかどうかではありません。
説明が終わった直後の反応や、
手を動かし始めるまでの様子を先に見ます。
- 戸惑った様子がある
- 手が止まっている
- 文言の多さに反応している
- 進捗を気にしている
- 同じ質問が複数人から出ている
見るのは、
こうした小さな変化です。
ただし、
その場で意味を決めつけるわけではありません。
眠そうだから理解していない。
質問が減ったから自走できている。
戸惑っているから説明が悪かった。
そこまでは判断しません。
最初の反応は、
次にどこを見るかを決める手がかりとして扱う
ここがポイントです。
たとえば、
講義の速度を変えても反応が変わらないなら、
話す速さではなく進め方を見る必要があります。
一方的な説明から問いかけや練習問題へ切り替えたあと、
手の動きや反応が変わるかを見ます。
質問が減ったときも、
すぐに良い変化とは判断しません。
自分で進められるようになったのか。
質問しにくくなっただけなのか。
判断できなければ、
巡回を増やして様子を見ます。
質問の数そのものより、
- どの場面で出たか
- 同じ質問が重なっているか
- 質問後に動きが変わったか
を見る方が、次に確認すべき場所が分かります。
受講者の最初の反応は、
評価材料ではありません。
このまま進むか。
少し立ち止まるか。
説明の形式を変えるか。
こちらから声をかけるか。
次の動きを選ぶための手がかりです。
【関連リンク】
■ Learning Design Studio Tips ガイド
Tips全体の読み方や、Learning Design Studio内での位置づけは、
Tipsガイドにまとめています。

