「困ったら相談してね」
と伝えているのに、
相談が来ない。
あとから確認すると、
かなり前から止まっていた。
本人なりに調べ、
いくつか試していた。
それでも、
声をかけるところまでは来なかった。
このとき見るのは、
相談する気があるかどうかではありません。
本人に、相談してよい位置が見えているか
ここです。
「いつでも相談して」
は、相談を許可する言葉です。
ただ、若手側にはまだ判断が残ります。
- もう少し自分で調べるべきか
- 一度試してから行くべきか
- 何を聞きたいか整理してから行くべきか
- 期限に影響が出るまでは待つべきか
「いつでも」と言われるほど、
どの段階で動くかは本人に委ねられます。
そのままだと、
若手は「もう少しやってから」と待ち続けます。
そこで、
相談を促すときは、
相談してよい位置を一つだけ示します。
「問題かどうか分からない段階でも、一度見せてください」
または、
「10分試して進まなければ、整理できていなくても声をかけてください」
これだけで、
相談の入口が具体的になります。
最初から、
- 何を試したか
- どこで止まったか
- 何を確認したいか
まできれいに整理して持ってくることを求める必要はありません。
整理できないから止まっていることもあります。
まずは途中の状態を出せるようにする。
そのあとで、
相談の形を少しずつ整えていきます。
見る変化は、
相談内容の上手さだけではありません。
前より少し早く声をかけられたか。
完全に止まる前に途中経過を出せたか。
相談後に作業へ戻れたか。
相談の質を上げる前に、
相談してよい位置を見えるようにします。
【関連リンク】
■ Learning Design Studio Tips ガイド
Tips全体の読み方や、Learning Design Studio内での位置づけは、
Tipsガイドにまとめています。

